パワーエロスシリーズ

超少年×神少女

ちょうしょうねん×しんしょうじょ

ひんみり 作
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ベッドの上では、裸の少年少女が、いやらしい動きをみせていた。
もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、と、犯りまくっている。
セックスしまくる二人。
底なしの体力なのか、また出る。また出る。…………

 * * * * * *

数時間後――
ガバッ!
少年はベッドから起きあがった。
軽い休眠から目覚めたのだ。
はあはあ……
息が荒い。
考えを巡らしていた。
さっきまでの性行為を振り返って、ひとつ疑問があった……。

オレは少女の体の膣内(なか)に出した。
後ろから抱えて貫いた。
引き抜いて、口にもくわえさせた。
しゃぶらせた。
そこでも、何度いったかわからない……
ナカ(膣内)だけじゃない。顔射した。
少女の体の上にもぶっかけた。

体じゅうに、かけまくった。

胸の間はもちろん、手にも、腹に、背中、尻、脚、太腿、うなじ、そしてまた顔に……
出した。
いっぱい出した。
信じられないくらい出した。
普通ではあり得ないと思うくらいの量を、ぶっかけた。

……なのに、まだまだ溜まってくる。――オレの精液が。
出しきったはずの精液が、また溢れ出ようとしている。 
オレの体の中で、スペルマが、凄まじいほど、溢れかえっている!
体内から無限に補充されているというのか? そんなバカな?

下半身は、精液を、もう一生分は出したというのに、まだ勃っている!
しかも気分はまだ犯り足りねえ!
どうしちまったんだ、オレの体?! なんで絶倫になってる!?
ザーメンが、尽きることを知らない泉のように湧き出してくるなんて!?!?

彼の考えどおり、この放精量は異常だった。


この妖異のもう一人の主役―― 美しきパートナーが、ベッドからむくりと起きあがった。
体中を異常な量のスペルマにまみれさせた美少女が――
瞳も潤ませ、美顔から精汁をしたたらせ、言った――品のある、天使のように澄んだ声で。
「こんなにも、ザーメンをぶっかけられた女の子は、有史以来、私がはじめてじゃないかしら?」

異常にむかついた。その“たわけた”セリフと態度に。

「乳首と尻の穴から母乳垂れ流しながら、エラソウなこと言うんじゃねえッ!!!!」
殴りつける。ついでに蹴りあげた。力強い足で。
「SMですね はああああん!!」
うれしがっている。
その少女は、信じられないことに―― 乳首の先からだけでなく、尻の穴からもミルクを分泌させていた――

 * * * * * *

「ふふふふ。あなた、もう人間の体じゃいられないわよ……」
「私と交わった者は人間ではなくなってしまうのよ。」
「私は神界で生まれた突然変異の神女――超神類よ。」
「オツムはちょっと足りないけれども、とてつもないパワーを持つわ。」
「他の神とは較べものにならない。段違いのパワーを持って生まれてきたのよ。」
「私に勝てる神は、神界にいなかったぐらいよ……」



それが彼女の自己紹介であり、彼の身に起きた異常現象の説明だった。
信じられないが、信じるしかない変化が彼の身に起こりはじめた。
神女と交わったあとの彼の体が、さらなる変貌を遂げようとしていたのだ。


体がたくましくなってゆく。
途方もないパワーにみなぎった体になってゆく。
わかるんだ。体がたくましいよ。たくましすぎるよ。
チンチンが!! チン○コが!!
……もう自分のものじゃねえ。バケモンだ。うへえ。

少年の分身は、でかくて太くて大きくて力強いものへと変身した。
それが筋肉質のたくましすぎる体から生えている。無慈悲に勃っている。
すごすぎる光景だった。その体は、この世の“まともな”法則に従うものではなかった。
少年は、この世のものではなくなってしまった。
肉体はさらに恐るべき進化を遂げようとしていた。

「ああああ、」
少年は我が身に起きた異常事態に興奮する。
何が何なのか、わからなくなってくる。
異常な興奮から、わけもわからず、ただ衝動を満たそうとした。
攻撃本能が膨れあがった。
いきなり、猛然と殴りつけたくなった。
なんでもいい――
なんでもいいから――
殴らせろ。
これだ。

彼の視界に入っていたもの、それを、殴りつけた。
目に入った、その白いものを。

それは少女の腹――
そうだと気がついたときにはその腹を、もっともっとと、本能の命じるまま殴りつけていた。
容赦なく、ピストンのように。
いや、ピストンよりも速く、信じられない速さで腕が動いた。
轟音をたてて、少年の正拳が少女の腹に次々に炸裂する。
止められない。
体がいうことをきかない。
うわあ、止めてくれ!
ああ、少女は、どうなるのか。
異常な攻撃衝動の放出先の、サンドバッグにされて、少女の体が、耐えきれる訳がなかった。
少女の華奢なボディが、持つはずがなかった。
一撃で腹が突き破られ、あと数発食らえば潰れてしまうに違いなかった。
これだけの強烈なパンチを受けて女の体が耐えられるはずがない。
ふつうであるならば――。

 * * * *

そのとき彼女は、たしかに死にかけていた。別の意味で。
彼女は人間では無かったのだから――
少女は意外な別の境地にいた。
体はまったく平気だった。
よほど丈夫にできているのか。
耐えている。平然と耐えている。
少女の腹筋と内臓は、魔人と化した少年の、強烈な正拳突きを、連続して受けて、耐え抜いていた。
それどころか、かえって気持ちがいいらしい。
すさまじい勢いで容赦なく殴りつけられて、少女はよがっている。
被虐の喜びに耽っている。
ドMであった。
それも超の字の付く――
「あああん あああん きもちいい」
漏れ出る声は、それは完全に歓喜のあえぎ声であった。

 * * *

少年は、やっと我に返り、腕を止めた。
急に静かになった。
静寂が戻る。
「ああ、きもちよかった。」
少女は恐るべき強拳の嵐が去ったあと、満足そうな顔をしてそう言った。
ケロリとしている。
さらに言った。喜びさめやらぬ顔で、輝くような媚声が、信じられないことを。
「ねえ、もっと、すごいの。もっとすごいのして。」
期待に応えてやろう。少年の本能が、勝手にそう命じた。
「こいつ、引きちぎってやるぜ。」
少年は宣言した。
少女の細い両腕を、少年の変身したごつい腕がつかんだ。
あおむけにさせて、覆いかぶさる。
華奢な両腕を、男の腕が、右と左へ、引いた。
ミリッ、ミリッ、ミリッ、
渾身の力をふり絞って引っ張る。
腕の筋肉は膨れあがり、太い血管が浮き上がる。
なのに、
「ああん」
と、来た。
両腕が、上半身が、ミシミシと音をたてて、軋(きし)んでいるというのに、
ああ、ああ、ああ、と、少女はよがっている。
こいつ、いったいどういう体していやがるんだ?
両腕におそろしいくらいの、すさまじい負荷をかけられて、喜んでいやがる。

あきれた。
両腕を解放した。
「ああん もっと生体にやさしいこと、して下さい……」
被虐に奮える少女は、かすれるような声で言った。
なんだと!?
あまりにバカなセリフにムカムカした。
「なにが生体にやさしいだ!!!」
ギュウッ!
少年は片手に握り拳をつくった。
そしてベッドで大の字になって寝ていた少女の股間に、その正拳をぶちこんだ。
「あひいっ!!!!」
ズブシュウウウウッ!!!!
拳はおもしろいようにめり込む。粘液をどばどば噴き上げ、少女の肉体の奥へと。
キュウウウッ!!!!
突いた腕の先に、何かが、くるりと、まとわりつく。
?!
少年は、太い腕を引き上げた。
すると、少女の体全体が、少年の腕について、持ち上がった。体ごと、宙へ。
腕の先に女の体がついて、ぶら下がっている。
それが握り拳に食いつき少女の全体重を支えていると少年に分かったとき、にわかには信じられなかった。
フィストに絡みつくもの、それは、少女の性器だった。括約筋だった。
そして、それは、信じられない動きをみせた。いけない動きであった。
しゃぶっている。男の拳を。
性器がしゃぶっている。
この期(ご)に及んで、あきれかえるほどの貪欲(どんよく)さだった。

少々困惑した表情を浮かべ少年は、少女の体を、ふたたびベッドに降ろした。
拳はなおも性器の中に収まっている。
彼女の腹の中に深々と沈みこんでいる。
ニヤリと少年の顔に笑みが浮かんだ。
少年の腕が、動いた。ある意図をもって。
ムリムリムリッ!
かきまわしている。
たくましい腕が腹の中をかきまわす。
男の拳に性器の中をかきまわされている。
「あひいいいいっ!!!!」
叫ぶしかなかった。
片方の手も休んではいない。
残ったもう片方の手で、愛撫しまくる。
美しい少女の、奇跡の裸体を、たっぷりと嬲った。
その絶妙の刺激に、よがり狂う少女。全身が性感帯だ。
「ああ。ああ。ああ。ああ。」
たまらなく、いい。
よがり涙をたっぷりと流しながら、少女は快楽に悶え抜いた。
頃合を見計らい、拳を乱暴に引く抜く。
「あああああ〜〜〜〜〜ッ!!」
握り拳は聖少女の粘液まみれだ。
フィストを引き抜かれた衝撃で、さすがの神少女も気絶した。



 * * * * * *



乱暴に引き抜かれた拳の衝撃で少女が悶絶してから、小一時間が過ぎた。
さっきから少年の下からは、
「ひぐ ひぐ」
とか、
「ふぱ ふぱ」
とか、
「はわ はわ」
とか、
わけのわからない声だけが漏れる……。
「あまりのきもちよさに、人の言葉がわからなくなっちまったな。この女。」
さっきから何を話しかけても、意味不明の言葉しか返ってこない。
向こう側にイってしまっている。
桃源郷だ。

生きながら死んでいる。
夢幻の境地をさまよっている。
きもちよすぎて、イキっぱなしの状態にあった。
人間として、もっとも幸せな状態にあるとも言えた。
もっとも彼女は人間ではなかったが――。

少年は、静かに息づく女体へと、顔を近づけた。
舌で体をぬらり!と舐めてやった。
ビクンッ ビクンッ
痙攣する。
少女の豊かな裸体に波が走った。
気絶しているくせに、与えられた刺激に対して体は反応を示すようだ。正直な体だ。
理性と人格はとうに吹っとび、機能停止であるにもかかわらず、体は快楽に耽(ふけ)ろうとする。
頭はすっかり馬鹿になっているのに、まったくすごい。
さすがは神の一族の末裔(まつえい)だ。
うん?

少年に胸中に、いたずら心が芽生えたのは、その時だった。


 * * * * * *


少女は、長い間、さまよい漂っていた。
夢幻の境地の向こう―― 快楽の果てにある世界を――

神の一族だというのに、自分が造り出した“しもべ”に、すっかりいかされまくってしまうとは、ちょっと恥であった。
意識が、戻ってくる。
地上界へと。

目覚める。
目に光が射しこむ。
うっすらと何か大きなものが視界をよぎった。
うん?
お尻に違和感が……

「きゃあ」
目覚めたばかりの少女の目に飛び込んできたもの。
それは太い土管。
極太の大きな土管が、こともあろうに、自分のお尻の穴に突き刺さっているのだ。
「あん いやあ!」
ここは人並みに恥じらう。
「なんてことをするの。ふつうの人間だったら、お尻の穴が裂けて、死んでるじゃない!」
「てめえはふつうじゃねえだろう。」
少年は、そう応じた。
それはそうだ。尻の穴が、こんなにもゴムのように伸びて、限界ギリギリに、いやそれ以上に拡張されても、平然としていられるぐらいなのだ。
まったく気づかずに、すこやかに眠っていられたぐらいの余裕ぶり。
こんなに太くて巨大な異物を挿入されても、お尻に少々違和感をおぼえた程度で、まったくの平気。
見た目は人間だが、中身はぜんぜん違う、別次元の存在。
神のパワーを持つ美少女。
私は神の娘なのだから――。

メリメリメリッ!! ズボオッ!!!!
そう想いながら、少女は尻から土管を引き抜いた。




end



08/6/9 UP

あとがき

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