触手フェチ系パワーエロスもの

噴欲超妊

ふんよくちょうにん

ひんぐるみりは 作
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一、後門

すべての女が見られて恥ずかしいところ、それは尻だ。本来ならば絶対に隠す。男どもの興味本位な視姦になど絶対に耐えられないところだ。絶対に貪られたくないところだ。この娘は違った。尻のすべてを見られることを欲していた。本能でも理性レベルでもだ。とりわけ見てほしい部位が肛門だった。肛門を見てほしかった。美は肛門にも宿ることを教えてあげたかった。顔のみならず、アナルすらも美しい娘であることを、知ってほしかった。見て。重量感たっぷりの美巨尻の中心で、桃色に艶輝く肉襞は濡れに濡れている。熱くうるみきっている。興奮しきっている。 そこから光性を帯びた汁が垂れる。神液だ。肉体が神に犯されきった証拠であった。体芯まで改造された証だ。

ほう、こんな汁まで垂れるようになるとは。だいぶ人間でなくなりましたね。

見られている。尻を天人に見られている。うれしい。天界からの声に、羞恥に真っ赤になりながら穴は人間らしくすぼまり動いた。その媚動は人間であった証であった。

白大理石の大洗台の上で、いやらしく身をくねらせている全裸の美少女は、天界からの神愛で半神化が進行中の娘である。一分一秒とヒトで無くなりつつある。その証拠に容貌は人外な美貌を備えつつあった。そこに「締めなさい」と言う美しい女声が降った。神言であった。それはただちに実行された。肛門において――。




すぼまってゆく感覚。凄い。鉄棒をも引き千切るのでないかという圧倒的な収縮ぶりを可憐な牝の尻穴が発揮していた。括約筋に備わった筋力は人の限界を超えていた。超人の尻であった。尻肉の、肛門括約筋の超人化であった。が――、「ゆるめ」という次なる天の意志に呼応して、ただならぬパワーの尻穴が、今度はゆるんでゆく。信じられないところまでゆるんでゆく。まだゆるむの!という、未だかつて来たところがない地点までゆるむ。凄まじいレベルの弛緩であった。死をも想起させる涅槃(ねはん)のゆるみであった。

ハイレベルの拡張プレイにも耐えうることを、この弛みは示していた。わたしの体ってなんてエロいの!! 脳に巡った淫なる未来予想図に肉肌がカッと熱くなり、耳まで真っ赤に染まった。



突如、原始的本能が尻に生じた。排泄という本能だ。気づいた。妙にたっぷり溜まっていたのだ。それも凄まじい量だ。腸内に大量にうねくっている。アナルが昂ぶっている。直腸に生じたスッキリしたいという強い欲望と官能を、満たさねばならぬ。崇高なる義務であった。なぜなら私は地球上生命だからだ――。

神的排泄行為が始まった。ぷりゅん!ぷりゅん!脂肪塊のような、得体の知れない排泄物であった。白く灰色状の、袋状の塊が、油と汁に、艶やかにぬるんだ、トウフのような高貴な食性が、とろみきっている。
ぶりゅぶりゅぶりゅッ!!!!
すべてを出し尽くした。溜まりに溜まったものを。
噴出物はぷりぷりと蠢いていた。なんと排泄物は生きていたのだ。ぬるぬるのつるみは、触性の妖的異生物たちであった。食物の完全消化を可能にする究極の共生体であった。

半神と化した証である。邪神の性を吸って、肛門から妖物を吐いたのだ。尻が。すっきりした。妙に。

括約筋で切るように、残り汁をも飛び散らせ、完全にすっきりした後、欲望は性器へと移った。




ニ、性器

性器をすぼめている。すぼめてはゆるませ、ゆるめてはすぼませ、それを繰り返している。牝の官能をよりよく味わっていた。膣リビドーを堪能していた。右手が、指が下半身へと激しく走る。蕩けきった熱い裂部に二本の指が触れた。子宮へとつらなる性器の、汁する肉襞をかき分け、膣口に勢いよくめり込む。ためらうことなく第二関節まで突き入れた。指は破廉恥な動きを見せた。いやらしい動きであった。常人では考えられぬ破戒の動きであった。隆起をいやらしく嬲っては激しく刺激を与える。心ゆくまで牝のオナニーであった。圧倒的な溢れるような自慰であった。淫する妄欲の塊と化していた。
媚声が駆け上がる。絶頂へと、うわずるように、すすり泣くように、ためらいながら、甘い喘ぎが盛りあがってゆく。
ううっ! うんっ!! あはあっ!!!!はあはあはあはあはあはあ あああああああああああ
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、
激しく昂ぶる娘の性器から、今度は次元を超えたものが出現した。
どばあっ!!!!
ボコオオオッ!!!!
妖物が、異界の者が頭を出す。妖性異界の汁をぶち撒けつつ、踊るように身をくねらせて、ひり出てきた。トロピカルな色をした妖物だ。高粘性の熱液がかかって、うるみ狂った性器も尻孔もどこかトロピカルだ。熱帯の果汁に尻が濡れ光ってゆく。粘度の高い汁がドバドバ出る。嬲りこすって、分娩した。肉紐だけを残して分離した。快娩であった。快楽に震える娘の深心に生じた愉悦。こんな妊娠なら何万回でもしたかった。子宮口の拡張は本来苦痛が伴なうものだ。違った。快美であった。凄まじい快楽であった。それも異次元の。

子宮が異界へと通じる扉、通路と化しているのである。妖淫魔性のものどもたちの、この世への出口として合致し、使用されたのだ。彼等が子宮口を押し破り、膣壁をこすり、陰核を嬲りこすり通るたびに、少女は半端でない神的レベルにまでイッた。魂は天空の世界へと飛翔した。世界が変わるほど昂ぶった。バルトリン氏腺液が暴出し、愛液が洪水のように溢れては逆流し、分娩のたびに瞬間的に数度死んだ。異次元の出産行為がもたらす快美に死にまくった。異物の爆出爆誕であった。狂宴の灼熱であった。悦楽の門戸と化してゆく。妖門となる。

前穴から巨塊長塊の異肉を噴出させるというリビドーを味わい尽くした。



だいぶすっきりしてしまった。今度はぶちこまれたかった。出すものを出した後は。




三、妖物交合

故に娘は異界の者たちと交わったのである。先ほどたっぷり出産した妖物魔物たちだ。いっぱいいる。数えきれないほどだ。妖物たちは膨体している。出産時のサイズより何倍にも。この世界の空気に触れ、人界の物理法則と反応して巨大化した。それがちょうどよかった。巨体に合わせた大きくて素晴らしい男性器だらけだ。屈強な妖獣たちの異界の性器は、素晴らしかった。人外なサイズしかなかった。選ぶも何もなかった。全て凄かった。

低レベルな知能しか持たぬ妖獣たちに思念で呼びかける。軽く肉体を発情してみせた。とたんに集結する。巨大性器を一気に勃起させながら、それ等は集った。少女という母体を輪の中心にして。
巨大な隆起が並んだ。尻を腰を掴まれる。淫門を、後門を、貫かれた。上の口を塞がれた。余りに太すぎるものに。潰すように愛された。暴虐のように嬲られた。凄まじい興奮とテンションは高い沸点の表れだ。

そして彼等が生まれた穴に、ひり出されしものが自らぶち込んだのである。突き入れた。膣壁を高らかに突きあげられる。とてつもない剛直レベルが侵入した。肩も胸も腕も脚も掴まれた。過沸騰してゆく。母体が淫蕩に加熱する。
子宮と異界との結合を切った。妖門としての役目を休止させて、性器本来のリビドーと官能に意識を集中する。妖獣たちの巨大な掌が肌を覆い尽くし、愛撫の嵐と、ハリケーンのような揉み潰しの性感に、半神の娘は舞い漂い、飛翔する。若き裸肉はリビドーに潤い狂い、射精の連続によってボディはねっとり白く染まってゆく。妖獣らが暴出する多量の性汁にまみれつつ、人と神の間にいる娘は熱く昂ぶりエロスの塊と化していった。
……………………。
……………………。




四、女神

愉しんでいるようね。

ああ!! 女神の降臨であった。淫界の主神であった。妖獣どもに埋もれて見えなかったが、存在を近くにハッキリと鮮烈に感じた。

出したり入れたり、強化体≪スペシャルボディ≫を十二分に活用してんじゃないの。やるわね。

人の娘が何をするか。何を望むのか。このくらいの淫行はすべて予測了解済みといった風情である。

はい……………………。犯されつつ、まぐわいと乱交に没頭しながら返答する。汁まみれで、獣指と男根に体腔をほじくりねぶられつつ。

妖獣の肉と熱汁の嵐の中、異界の巨根を唇と舌でしゃぶり吸い、巨乳で別の巨根を埋めて挟み擦り、アナルと性器を貫かれ、それを括約筋で逆に責め締めほぐしつつ、両手に男根を握り抜き擦り、両足で更に二本の男根を踏み揉み、抜きの神秘的快楽を妖獣らに与えつつ、思った。

神の望みと目的は何なのか。疑問であり、一抹の不安であった。
何を見通しているのか? 私をどこに導くつもりなのか? まったく見えなかった。神秘と不可思議であった。
深遠であった。




to be continued



06/9/18 UP
06/11/16 一部修正
07/3/23 パワーエロスから移設

あとがき

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