ふたなりフェチもの

ふたなりカンフー娘!

ふたなりかんふーむすめ!

ひんぐるみりは 作
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オレが結ばれなければならない許婚(いいなづけ)娘は、激しく呪われていた。
呪いから娘を解放すべく早々に契る必要がある。
え〜、契りとは男女が情熱的に深く激しく熱くねっとりと結ばれる肉体的結合のことだ。
愛によって呪われた少女を救うのだ。うんうん。
よって、ようするに、セックルがんがる!! オレ!
なのに…………、ええっ!? あれが呪いなのか!? あれとやるの??
その呪いは、股間からぶち生えて、娘の武器そのものと化していたのだ!!!!
娘の主兵器がなんとオトコのアレだったのだ!!!!

チャイナなカンフー娘が道着を脱いだ。そして言った。というか、宣言した! 狂いに狂ったコトバを。

「わたし、太チン○、ヌンチャク派です!」

ぶんぶん!!

「風を切って すごいの! 見て!」

うひゃあ! 股間から憑き上がった肉の塊は―― いや〜〜、ゾウの鼻みたいだぞう! アハハ 太いね。少女の股間から、アナコンダ、ニシキヘビのような肉棒が生えていると思っていい。それがゾウの鼻のごとく自在に動くのだ。凄まじい人外サイズの超巨根が、淫らにうねりまくっている。とぐろを巻いてるぜ。100パー人間じゃねえ! なんでぐりんぐりん自在に動かせるんだよ! アレがアレな方向に進化しちまっているぜ!! イッちまってる。もう完全に人外だ。

が、下半身が人間止めちまったわりには妙に幸せそうだ。

「ふん! えい! 槍みたいに突いたり、棒のようにも使えて、ぎゅんぎゅん振り回したり。三本目の腕になってモノを取ったり掴んだり。三本目の足として直立歩行したり―― そして時には――、チン○はとっても濃い水鉄砲にもなるんだよっ!! ふふ!! ほおら! チン○ビンタだぁ〜!!」

おいおい それでオレの頬を殴らないでくれ〜〜〜〜!!!!
ほとんどの健全な男子が引いてしまうではないかぁ〜〜〜〜!!!!
なんちゅう往復ビンタだ!?

だが突如として敵の襲来! 黒服着用の大男たち。
黒づくめ達とふたなりカンフー娘との戦いが突然開戦された、チン○格闘! たった一本のチン○で、屈強な男達を、薙ぎ倒した。次々ノックアウトだ。手も使わずに。

「手も足も出ないとはこのことだよお〜 チン○だけだよお!!」

お〜 スゴいぞ! ニコニコと微笑みながら、チン○カンフーのみで、凄まじく戦っている! 全裸の超根フタナリ娘が!

「すごい!! わたし、チン○でパンチしてる!!」

凄まじいスピードで連続して殴り倒す! 見ているだけで小気味好い、圧倒の戦闘力だ。

「すごい刺激に射精しちゃいそうだけど必死で我慢したよ。でもカウパーは散るね。散っちゃうよね。筋肉が付いてるから出来るんだよ。亀頭もすっごく硬化できるからぜんぜん平気なんだお! こんなにもすごい行為、よい子はマネしないでね! チン○はとっても敏感で繊細な器官だよっ! 亀さんの表皮を舐めるように走る空気分子の一粒一粒さえ感じとれそうだよッ! 地球の粒子たちも祝しているみたい。わたしの肉の隆起を! わたしの太チンを! 超〜デカマラな逸物を! すごいよ! 幸せなの!!」

とんでもない単根が、圧倒してゆく! 大男たちをのしてゆく! 拳や脚が飛び交い、乱舞するような、凄まじいバトルは、娘の快勝に終わった。
男達は全員失神して、のびていた。地面にゴロゴロしている。大地にキスしちゃってるみたいだ。
…………
…………
…………
…………
戦闘を終えた娘は――、熱く潤む瞳でオレを見つめてた。

「却(かえ)って張っちゃったみたい…… もう、止められないよ……」

うわ! 主砲は激しいバトルを終えて更にサイズを増している! ほんとうに武器だ。攻撃性を放出し切れなかったのか、まだやりたりないのか、側に転がっていた重そうな石材に、下からチン○を打ち込んだ。石の表面に盛大にヒビが走り、巨石の中に深々と超巨根が埋まる。そして、ぶち込みの下から気合で、

「ハイッ!! キエイッ!!」

裂帛(れっぱく)の気合と共に、数トンの石がバカッと、かち割れた。

「ふう……」

ジロオ〜〜ッ

こっちを見る。かわいい娘が、にんまり不気味に笑う。凄すぎるチン○を生やしたまま――。

大好きな彼(=オレ)を、チン○で絡み取り、うねくる大蛇は、アナコンダかニシキヘビのごとく、オレの体ごと太チンがギュンギュン縛りあげて、二人は密着した。顔と顔とが急接近!

「美少女の唇は嫌いですか?」

そうじゃなくって、チン○がオレの体を締めてるっ!!!! 圧死するっちゅ〜うねん!!

「わたしのパイソンが、自分でも止められない! もう一人の自分なんです! 娘なんです! 息子なんです! 暴れん棒なんです!!」

何言ってんだかわかんないぞ!?!?

「愛し合う男女は死ぬときもひとつです! ああ! ひとつになろっ!!」

ひい!

ぬちゅぬちゅっ!!

超根が凄まじいパワーで締め上げ始めた。チン○で圧死するのか?! 道成寺、安珍・清姫の変態バージョンか!? 狂ってやがる?! うおお!死んでしまう!? ふたなりチン○に締めつけられて死ぬなんて!!!! こんなことで人生が終わるとはああ!!!!



ブシュウウッ!!

娘は突如失神した。目を閉じて、ゆっくり下に、へたれこむ。
首に象用の麻酔剤を打たれたのだ。後ろから極太の注射を打ったのは美人女研究者だ。ふたなり娘の管理者である。
というか、娘をこんな変態にした総責任者だ。実に無責任な魔術系薬師(やくし)である。

「ふ〜〜〜 助かりました。」

いちおう礼は言う。

「死ぬかと思った? 鎮静剤、興奮抑制剤なんかも追加打ちね。過剰に性的興奮する娘のチン○が縮むわ。」

乱暴だなあ。
獣医の処置だ。まるで家畜扱いだ。それも馬、牛、熊、ゴリラ並みの大型獣の。

「じゃ、お犯り。たっぷり男の精を注ぎ、呪いから解放してあげなさい! 早く解放しないと、彼女のモノ、ますます大きくなるわよ。ふふ。」

ようやく興奮が収まりノーマルモードに戻った少女のボディ。
お、牝性器。裂部が戻ってきた。凹だね。ちゃんと牝の。入口がうまそうな生カキのようにトロっている。たまらなく、そそる。うまそうだ。

ふ〜 やっとまともなセックスができるぜ〜


なのに、敵さん再襲来! またまた、戦いの予感?! 敵の気配を、闘気や殺気を察知し、娘が目覚めた! 一気に興奮。一気に隆起する。肢体から、せっかく小さくなっていた陰核がメチャメチャでかくなる。

あ、人間じゃねえ! 小指の先くらいだったのが、万年筆サイズに、いや、フランクフルトビール瓶消火器、自重に等しいほどの大蛇サイズへ、次々サイズを増して、キマってく。呪いの単根、激生えだ。太え!長え!すげえ! おいおい…… 地球の物理法則、無視しすぎだぜ! その膨張っぷりは。

「凄くなっちゃう。素敵になれる。バトルタイムに体は根っから熱く! どうにも根っからの戦士なんですね。わたし、根が太いっていうか、長いっていうか、凄いっていうか…… 性器おもいきりオンで!! イッてきまあ〜〜す!!!!」

ドンッ!!!!

「あっ! しんねこ したり、にこぽん したりするのは、その後でね!!」

だからぁ! 何言ってんだかわかんねー!! しんねこ にこぽん ってなんじゃあ〜〜い??
あと、男のオレよりも圧倒的に凄いモンを生やすんじゃねえ!!!! 反則サイズとはいえ較べて敗北感が…………。




<注>
※カウパー カウパー氏液。性交に際してカウパー氏腺から分泌される潤滑材として作用する粘性の液体。俗に第一チン○汁。名はイギリス人解剖学者ウィリアム・クーパー(William Cowper)から。
※パイソン 英語でニシキヘビの意。
※しんねこ 男女が差し向かいで、むつまじく話し合うこと。
※にこぽん 相手の肩をぽんとたたき、満面の笑みをたたえながら応対し、巧みに味方の陣営に引き入れること。



end



07/2/20 UP
07/3/3 ケアレスミスを修正

あとがき

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