筋肉フェチもの

筋肉少女体!――変身!マッスルガール

きんにくしょうじょたい!――へんしん!まっするがーる

ひんぐるみりは 作
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平凡な少女のはずだった。 あの奇跡に出会うまでは。


神様! 乙女の危機を助けて! お願い! 丈夫な体をプレゼントしてぇ〜〜〜〜!!!!



そのとき、凄まじい愛に貫かれた。天からの雷のような神の力に打たれた。
スーパーガールへの変身。
マッスルな神々の愛が、マッスルガール、マッチョビューティーへと、わたしを変えた。
ギリシアっぽい神たちの、筋肉マッチョな姿に似せて、体を変えられちゃったのだ!

神界からのエナジーの奔流は、筋肥大をうながす。それが牝であろうと関係無い。奇跡の力が放出先の人体で炸裂した。
筋肉の自在な肥大と膨張は、ボディビルダーたちの夢。自由自在の筋肥大は、願うだけで、思うだけで、黄金のような比率と筋量を、うねるように増してゆく。

全身の細かな筋肉にいたるまで、神的膨力の奇跡が炸裂し、肉体が反応した。ものすごいサイズにまで肥大化してゆく。ヘビーなボディへ、ひとつひとつの筋肉が重く太く凄く育ってゆく。
牝型筋肉重量体が熱と共に出現した。
凄まじい筋肉美だった。
筋肉の超人化だった。

気づくとわたし、引くほど凄い筋肉美少女に、なっちゃっていた!


胸と尻に、おっぱいとおケツに、女の脂肪分が、柔らかな牝の証がふんわりソフトに残されていた。
あとの脂肪は全て削ぎ落とされたいた。ファット成分は絞り尽くされていた。体脂肪率一桁の女体。太くてでかいモリモリの筋肉群に皮膚が薄くラッピングされたみたいに貼り付いている。
筋量爆発の筋肉模型が歩き、動き、しゃべっているようなものだった。それが美少女の形をしている。ほとんど性倒錯だわ。凄まじい筋肉美少女への変身は戦慄? それとも淫夢?



ショ○カーみたいな団員にたくさん取り囲まれてる。もろに悪者っぽいコスチュームの男らに。

こいつらが突然襲撃してきたのが原因で、とっさに自分の守り神にお願いしたら、こうなっちゃったんだから、責任とってよね!
腹が立ってきた。許さないんだからね! わたしをこんなにして! 煽って、カラダを目覚めさせて……

だいたい、ここ、学校の中だよ! 休み時間に襲ってきて、衆目注視の中で、アメコミヒロインよりも、もっとマッチョなくらいのすごい筋肉女体に変身してみせちゃった。ものすごい筋肉の体を、見世物みたいに、みんなに好奇の目でじろじろ見られてる!! 恥ずかしいいい〜〜〜〜!!!! もう、乙女としてのまともな人生、終わっちゃったよう! もお〜〜 このわたしの不幸を、あなたたちに、ぶつけちゃうんだから!

邪神妖神撃退専門 退神聖団??
おおげさな名前つけちゃって!


もう自棄だった。
襲いかかる敵を、ああん、もう! 千切っては投げ、千切っては投げ、だ。
パワー勝負だ。全部、筋量で捻じ伏せた。

あれ、ピストル? 拳銃? 飛び道具出してきた! ちょっと反則じゃないのっ!?
パンッ!!
ハジキから出た弾をわたしの鋼鉄の筋肉が撥ね返した。
うんん?? あんた、わたしを撃ち殺そうとしたのね! 許せない! それって殺人罪ですよっ!! ふつうの女の子だったら、死んでるじゃない!! たまたまわたしがスーパーマッチョガールだったから、死ななかっただけで、かすり傷ひとつ無かっただけで、ダメです、そんな蛮行! 今すぐゴメンなさいしないと、骨を生きながら砕いて肉ダンゴに変えちゃいますよ!!
パンパンパンッ!!
そんなに“つくね”になりたいんですか。わかったわ。振るったげる。
恐怖の筋肉美少女が、怒りの女筋肉が、ピストル男の手をピストルごと掴んで握り潰した。
フツーの女に出せる力ではないが、ま、見た目通りのパワーである。

人間を“つくね”にしちゃダメだよ!!

バトルを見守っていたギャラリーの中の、かわいい男の子が叫んだ。
勇気あるわね〜。

ピストル男はすでに恐怖で失神脱糞失禁していた。
あ〜あ。ま、いいや。臭い敵さんは放っておいて。あとの連中は総退却しはじめたし。よかった。じゃ、男の子との友愛と友好を深めなきゃ。



怒りで我を忘れちゃった。諌(いさ)めてくれて、ありがとう。お礼に女の子のいちばん大切なものをあげます。
ええ!? いいよ。
筋肉だってきもちいいよ。脂身だけが女の子じゃないよ。
そういう問題じゃないよ。
筋肉はウソをつかないよ。裏切らないよ。
ボディビルダーがよく言う言葉だけど、この場合は、さっぱりイミわかんないよ!!
わたしのこと、嫌いなの?
いや……、そうじゃないけど……
それじゃ大好きってことなんですね! やったあ〜 どのみち筋肉でいっぱいの太腕で絡め取っちゃったからもう逃げられないよ。さっ、甘く蕩けて、ひとつになろっ!
ひい!

抱き締めて、高々とジャンプして走った。風のように。体はどきどきして真っ赤。赤鬼みたいになってる。
行き先は、体育倉庫! 学校内エロ行為の、定番だねっ!
心の底から睦(むつ)み合いたいから。熱い想いを止められないから。
到〜着〜 重い扉も片手でどん!どんっ!と、うれしいから豪快に軽々と開け閉め!
マットの上で、服を引き千切るようにして、剥いてあげた。うふ
素敵。意外と筋肉質な体。 今のわたしに較べれたらノーマルな一般人体型だけど。下半身は……、
あら! おっきい! 膨張中! 興奮して成長してゆく。わたしに付いて無いものが、すごおおおくなってく! まぐわう為に、男になってくの。戦士になってくの。
ああ、張りきってる、亀さんきれい。あんまりにもおいしそうだったから、すぐに口で含んじゃった。
もお ちゅぱるよお〜 ぬちゅ!
牝性筋肉が牡筋肉を唇でご奉仕中〜 ぬちゃぬちゃぬぽぬぽぐちゅぐちゅ
、ご盛んに、しゃぶってる。ご淫行だもんね。もうあらゆることをこの筋肉で、自由にやっちゃうんだから!
わたしも、張りきるっ!!
ぽんっ!
ぬぽっ
 滴る唾液が糸引いたよ。男根と口とを結んでる。愛だわ。

潤む瞳。震える筋肉。濡れる唇で言った。
狙いをつけて。下の唇だよ。剛肉体の中の、柔らかな処は、ここだよ…… 優しくしてね
美しき筋肉娘が、熱く、困るような顔で、表情は淫蕩に震えて、興奮して、もう泣いている。上も下も。性器が性器に、マシュマロみたいな性器に、
するする
はん!!
男気がわたしを抱き締める。勇気を奮って入ってきたものを優しく包んだ膣腔。熱く濡れてる。愛液が溢れてる。細心の注意を払って結合した。大好きな男の子をノシイカみたいにしちゃ悲しいもの。

お願い! 筋肉をマッサージして!
あれ? 大興奮しながら、溺れるように筋肉という筋肉に、赤子のようにむしゃぶりつく。狂ったみたいに舐めしゃぶる。それに両手で濃ゆ〜い愛撫の嵐だよ! なんだあ 女の筋肉大好きなんだ〜 大の筋肉フェチだったんだ〜 もっとさっさとカミングアウトしてくれたらよかったのにい〜 人前で己の性癖を熱血宣言するのは、恥ずかしすぎたからかな?

興奮する男の手がわたしを愛撫してゆく。筋肉をいっぱい愛してくれた。 背中の筋肉群を、愛しげに、撫でまわし、揉んで、摘み、指でなぞる。 太腿も二の腕もぷるんぷるんしてるでしょ。すてきでしょ。筋繊維の一本一本があなたのものなんだよ…… 食べて!舐めて!そして鎮めて!! 筋肉女体に燃え上がる愛欲の炎をなんとかしてっ!!
はあああ。。。
熱く貫き、貫かれ、密着しながら、彼の奉仕が進む、というか……、
撫でるのか、舐めるのか、摘むのか、擦るのか、掴むのか、挿すのか、噛むのか、挟むのか、自分でも何がしたいのかわからなくなるくらい、大興奮の渦だったみたい。
でもね、もっと興奮させてあげる! 筋肉少女の威力、性器にみせてあげる!!

密壷は凄い。人あらざる異様な動きで、男性根を貪った。射精を誘った。ものすごい力で。やっぱりここも怪力だった。 波が洗うように。うねくった。喜びで自然と凄くなってしまう。凄まじくなってしまう。意図的に、自覚して、媚動させた。搾精の筋肉膣の、搾り取りの破廉恥な括約の動きは、桃源を与えた。
膣入口の肉は、恥骨まわりの筋肉に押し上げられて瘤のように隆起する。凄い。なんてエロスなんだろう。彼、きもちいいだろうナ。ん?

筋肉娘の攻めに、少年は意外と我慢強い。いっぱい耐えている。でも、すんんんごいよがり狂いながら、お顔も体もすっかり半死半生。軽く仮死モード?? えへ でももう終わりだよ。耐えきれないよ。ほおら!
男根へのしごきは、人に許されないほどの、躍動の凄さと神秘の極限を発揮した。人外なしごきに、男の限界が来た。
溢れるように、射精した。スペルマの泉みたいに湧くように出る。ひとつになる。溶け合う。燃える肉体。熱い激しい愛。
うれしい! 背骨をサバ折らないように、優しく抱き締める。でもちょっと強く! ああ!!
呼吸困難寸前だけど、きもちいいみたい! ちょっぴりマゾ?! さらに きゅっ!!
死の寸前のオス鮭のようにどぴゅどぴゅ射精してゆく。やっぱ死の恐怖や不安が直横にあるといっぱい出るわよね〜 ザーメン! 筋肉の海のなかにいっぱい出したらね、マッスル・パラディッソだよっ!
少年は、もう快感に耐えきれずに気絶した。

筋肉女体が失神した少年を解放する。優しくマットの上へ降ろし、寝かせた。
聖母のような微笑みを浮かべて、慈しみが見守る。



やっと、ひとつになれましたね。
神々が祝福に訪れた。
ん? わたしの守護神って、マッチョな男神女神ばかりだ。筋肉神ばっかだ。 わたしがこんな体になったのも納得だ。筋肉神界とでも呼ぶべきところなのかしら?

丈夫な体をプレゼントしてくれてありがとう!

喜んでいただけましたね。ではもう少し喜びの素、マッスルパワーを追加プレゼントしてさしあげましょう。

ひい!! もおいいよおおおお!!!!
また筋量があがっちゃう!!!!
せっかく彼がわたしの筋量に慣れてくれたのに、目覚めたら、またものすんごくバルキーに筋肥大して怪物みたいにパワーアップしてたら、そんなの、またまた、引かれちゃうよおおおお!!!!


どん!どん!
めきめきめきっ!むりゅむりゅむりゅっ!!むきむきむきっ!!!!

ひ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!





眠れるリトル・ジェントルは仮死モード。
傍らで、わたしのシルエットはより凄まじく変身していった。
彼、起きたら、瞬時に失神するかも? 凄すぎて。今度のわたしは、もう人間じゃないのよ。
見ただけで、溢れるそのオーラで、赤子さえも筋肥大しかねない、筋肉エナジーの超過密暴力なんだ。
体重数トン。もう象みたい。モンスターだよね。

でも究極の筋肉体を、戦慄の勇姿を、自らの意志で、敢えて鎮めた。
人間にも可能な筋量サイズにまで量をダウンした。
恐怖のマッスルから熱が散ってゆく。


なぜ筋量を元に戻したかって?

だって彼を、発狂させたら、かわいそうだもの、ね。


じゃ、もう一回戦、しよっ!
彼に添い寝して、ニシキヘビみたいな太い腕を廻して、F1マシーン級のボディがキュッと抱きしめれば、一瞬で目覚めが訪れて、四肢が宙を掻いてる! かわいいよぉ! ぶっとい太腿にむん!むん!カニ挟みされたらさらに逃れられない! たくましいお尻はもっと逃がさないよお! 板チョコみたいなブ厚い腹筋がうねって、おっぱいが大胸筋ごと盛り上がってくる! 
筋肉おっぱい飲ませてあげるね! 滋養と健康に死ぬほど効くんだよ! 強くしたげる! 呼吸が止まりそうなほど愛してあげる!! あは! いっぱい溺れよおおおおねっ!!



end



06/11/3 UP

あとがき

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