触手フェチもの

メイドさん肛略☆

めいどさんこうりゃく☆

ひんみり 作
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肉感メイドだ。
小柄な低い身長に、メリハリの効いたぷにぷにボディ。
コンパクトな肢体に、後ろにグッ!と、豊かに突き出した尻。前方に砲弾のように飛び出した、果実みたいな巨乳。
ウエストは淫らに細くくびれ、なまめかしい腰となって、媚肉の海が、うねっている――
太ももと呼ぶにふさわしい二本の足。ずんと女体を支えている。上体を。
たくましいくらいのメスの量感。
ロリィな肉体が胸と脚線美を強調したメイド服を着ている。
言うなれば 「軽やかな肉感」 だった。
そんな肉が――美声を洩らした。
目を伏せて、幼さを残す声は――エロく濡れつつ、涼やかに言った。

「ご主人様。肛略の時間ですね。これで何度目でしょうか……。ほんとうに変態ですね。禁呪で両手を触手に変えて、触手指で、自在に牝の孔を掘るなんて……。肛虐に耽(ふけ)るだなんで、ほんと最低の変態ですわ。ご主人様は。」

メイドは、お尻を向けつつ、言葉で思いきり侮辱(ぶじょく)した。

……言ってしまった。これで、お怒りのご主人様がいっぱい責めてくるに違いない。わたしの体を、たくさんいじめてくれるに違いない。

震えた。淫らな期待と予感に。尻が妖しく蠢(うごめ)く。
性器は、もう垂れてくる。牝臭が匂ってくる。肉体が重く張ってくる。
腰の粘いうずきに、熱く悶えるメイドの心と体――

だが侮蔑にも――主(あるじ)の冷たい表情は毫(ごう)も変わらない。


……すでに過去に何度もほじっているからかしら? 数十センチの長さにまで伸ばした触手指数本――ひも状のソレで、わたしの肛門を、淡々と肛辱しつつ、いやらしく性器も弄(いら)った。事務的なくせに大胆繊細な責めに、わたしは何度も死んだ。いっぱいイッた。凄まじくイカされた――

なのに――、触手化したご主人様は、正常チン○から、まだ一滴の精も放たぬまま――

……肝心の男根を知らない。ご主人様の男の味を知らない。
勃起したところを見せてくれない。いいえ!脱いでさえくれないのだ。下半身はいつも着衣のまま。それは大きいはずなのだ。きっと立派なはずなのだ。

……知りたい。もっとひとつになりたい。ご主人様の全てを知り尽くしたい。アレに貫かれたい。嬲られたい。ご主人様の性器を味わせて――わたしの性器とご主人様の性器を契(ちぎ)らせて――

「では―― おまえに初めての技を使ってやろう。いいものをプレゼントしてやる――」

主の声がトロけた。流動体と化して全部入ってきた。とろとろのケツに。熱い肛門に。

「うおおっ!! ふわ! 直腸の中に全身入って、全部侵入して、ウ○コになってもいいんですか?!ご主人様!?

大丈夫だった。触系の主人は、謎のパワーをぶちまけ、浄化しながら入って来た。汚濁などゼロになる。激変した。天上のアナルへと変態した。完全にド変態だ。いや、変態なんてレベルじゃない!
直腸にとどまらない。自在に壁をするりと通りぬけて、細胞や器官や臓器の、膜や仕切りの有無に関係に無く、腕や、足にすら、ご主人様が熱く満ちてゆく。

「ひい〜〜〜〜!!!!」

粘菌のごとく、夢魔のごとく、触生の巨塊と化したご主人様が、わたしのなかで触端を好きなように伸ばして、だだあふれた。中から濡れている。潤い狂っている。うひい!わたしが中から変えられる。キレイにされる。キモチよくされる。

「ご主人様! レボリューションしすぎです!! 超変態化しすぎです!!」

が、主は娘の想いや哀願など無視し、胎内から命じてくる。

「通常の任務に就きなさい。いつものように仕事をこなしなさい。」

うう この状態でのご命令は、ひぃ……
ひきつる。きつい。

お掃除。お洗濯。お片付け。ひっ ひぃ あひい! 垂れちゃう。却(かえ)って汚しちゃいそうだ。部屋を。備品を。調度品を。女の汁で。ケツからの分泌液で。


メイドの待機ルームに移動。
奇異の目。仲間から、先輩たちから、後輩からも。
わたしのなかにご主人様が居るのよ。すごいわ。容赦無しに責めているわ! たまんないわ……
垂れる。性液が。尻から。アナルから。性器からもああ!ナンか媚液が出た。
肛門から入ったはずの主の細胞群は、淫夢のごとき魔的存在は、集結する。子宮に集中し始めた。熱い塊はまるで胎児のように、人の形を造り―― ぐんぐん膨体しながら、何か槍のような部位を突出させはじめる――
あ!当たってる!ダメ。もう、ぐちょぐちょよ。耐えきれない。我慢できない。
性器が非常事態だ。

燃えさかる肉体を鎮(しず)めるために、緊急オナニータイム!
ひぃい!!!
指がどうしようもなく、慰めを、官能の炎を抑えようと、汁まみれの裂孔に沈み込む。破戒のオナニーを、魂の自慰を、美指は実行した!

だが快楽は鎮まるどころか、燃えさかった。
性感が膨れた! 膣が子宮から犯されている。何かに犯されている。まさかそれは? 信じられない。でもこのかたちは――? あれしかない。チン○だ。子宮からチン○だ。それもとびきりでかい! 胎児のものでは有り得ない。成人男性のサイズだ。主の?? 何? ひっ?!大きい。初めて知った。子宮から飛び出して、膣性感の体感。巨大な男根が、その威力を見せつけている。膣に。どろどろの膣腔に。
でかいチン○が子宮口から出て、擦ってる。子宮口を抉(えぐ)っている。ひいッ!
出る!出る! 膣道を通って太いものが飛び出した! 膣口から突き出した! 亀頭がコブみたいに! まるでわたしのチン○みたいだ!! あ?!体感が来る! 理解できてしまう! わたしのチン○にもなっている!!体感を共有してる!! 勃起している。硬くなる!隆々と勃起する!! 来る!来る!熱い脈動来る!ねばい汁が来る! 裂部から射精してしまう。変態すぎる。しかも見られてる。仲間に全部、この痴態を、すべて!

牝マ○コがザーメン射精するだなんて!変態異常すぎる!!
ご主人様の精がわたしのマ○コから出ちゃう!!!!ダメ!許して!ひぎゃっあ!!!

ドバァッ!!ドロブュバァッッ!!!
「ひいいいいいいぃ!!!! あひいいいいいいぃぃ!!!!」

メイドと体感を共有させ、彼女のふたなりチン○のように、メイドの膣道から飛び出し、スカートの下、パンティを破って、爆発的に噴いた。白い汁を射精した。

「この子!スカートの下からザーメン噴いてる! 潮じゃない! 愛液でもないわ! 男のナマ汁よ。ってことは?」

「そうよ わたしたちは――仲間。一心同体。」


仲間たちは、出産する。全員の膣口がカッ開き、ごつい肉が出てきた、食肉のリブみたいなものが。
子宮口よりひり出たものは、たくましき男の、裸肉の部品――
「えっ!?」
みんなの体から、ご主人様の部品が、出てきた! どんどん出てきた!!!!
「なんで?なんで?!」

腕が出てきた。足が出てきた。臓器すら出てきた。
人体の部品――流動体は合体し、融合し、集合し、冷たくも美しい一体のご主人様の姿に――鮮やかに変じた。
牝汁まみれで、初めて見る全裸は、うわ、巨根だ。美根でもある。むちゃくちゃたくましい。すごい筋肉質ボディ!! あぅ! カラダに壮麗な美貌が載っている! 神遠な瞳がわたしたちを圧している!! ひぅ!


「ふう 通常体にお戻りになられたのね。」
分身分体して、淫虐していたのだ。全員の腹の内で。淫肉の中で。
これは神にも近い超常のプレイだ。

「凄い!! 何者なの? わたしのご主人様は?」

メイドチーフの先輩が、明るく微笑んで言う。
「わたしたちのご主人様は、われわれを愛するときはキッチリ平等よ。えこひいき無しよ。」

だからみんなご主人様のこと愛している。だから大好きなのだ。
(無論この好意の理由には、肉体の芯から、快楽漬けにされたせいもあったが)

「おまえ、孕(はら)みたいか――」

「はい! 孕みたいです! ご主人様のお子を妊々したいです!!」
「よかろう――」
「あひぃんっ!!」

腹が一瞬でボテッた! なんとウインクひとつで、わたしは、処女懐妊した!
しかも、魔妖の子は、子宮粘膜に食らい付き、思う存分一気に体積を増体させていった。それも数瞬で。
「おまえの胎に精子を、卵巣にたっぷり生掛けしたから、すぐに受精する。わが精子に命じれば――その気になれば――ほうら。」
わずか数分で臨月になる。丸々と孕み腹。ぽっこりとした妊婦の腹へ。
孕む!孕む!ご主人様! わたしを家畜のように扱わないで……。でも、うれひィィィィィ〜〜〜〜!!!!」
子宮口からイソギンチャクみたいな触端が数本、出まくった。
常人なら即死するレベルの快楽物質を分泌して、自在に母体を改造しつつ、陰核を、肛門を、乳首を弄いつつ、とんでもない淫魔のお子が、腹から産まれ出ようとしていた――




end



08/10/27 UP

あとがき

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