触手フェチもの

触手OL――淫牝超肛体 社命特乳絶頂出張編

しょくしゅおーえる――いんめすちょうこうたい しゃめいとくにゅうぜっちょうしゅっちょうへん

ひんぐるみりは 作
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「だめぇ!見ないで!」 かあああ 「恥ずかしい!!!!」

これがわたしの羞恥力だった。

報告が始まった。人外の――異界からのレポート。同僚たちの目の前で。触手トリプルである。

新入美人女子社員の、むちぷりんな尻(ケツ)を目指して、スカートの下の、ダイナミックなOLの尻に、太い触手が三本も入っていった。女のアナルに無慈悲に、情け容赦の無い破戒の動きが、淫靡(いんび)に大量に振舞われていた。

三本の触手には、それぞれに個性があった。攻め方が違った。
最奥部にまで積極果敢に突入し、探査探検を欲し、うら若き牝穴の奥の奥を、乙女の秘肉を探り知ろうとする好奇心いっぱいのもの。
腸腔途中に気紛れに留まり、おもしろいように直腸を嬲(なぶ)り、熱くきつく、ぬるむもの。
そして、もっとも太くて大きい主力の、殿(しんがり)の進軍進撃は、腹にも重々しく、腹腔をぬるった量感が熱く強くずっしりと満たすのだ。腸腔がぴっちりしている。直腸が極太に貼り付いている。凄まじい太さであり、とんでもない長さだ。

触手たちの問答無用の攻撃に悶える肢体の、高感度アピールが始まった。牝肉の淫乱デモだった。OLの体が、桃尻が、肉や肌が、肛悦に染まってゆく。吠えている。変態セックスの喜びに。禁を貫かれた怪美に。


さわやかな牝の肉体が汗まみれに、淫蕩に浸る牝の快楽は巨大な性感の塊と化していた。いや、それが盛大に爆発していた。

快楽は女から、社会的常識や建前や人前での演技等をすべて剥ぎ取り、代わりに性本能が淫らに満たしていく。欲望が巨大化してゆく。正直になってゆく。

「うおおおおお!!!!!!!!」

絶叫がほとばしった。肛門から熱粘液が噴出してゆく。肛内最奥部で暴産されていた熱粘塊が潤み狂うのだ。熱い流動は、わずかな肉の出口の隙間からびちびちと凄まじく排泄されてゆく。彼等が入りし隙間から、人と淫魔との性愛生産物が大量に排出された。

「ひいいいいい!!!!!!!!」

真紅のスーツを着用した美人女上司がクールに言う。

「超肛体の完成ね。いい感じに仕上がってきたみたいね。」
「社命での御淫行はどう? それも社内で昼間っから、会議室で、異生物とのアナル・セックス――。役得ね。あなたなら、できると思ったわ。いい体してたし―― 彼等に好まれるタイプよ。ほんと綺麗で美しい、いい尻してるわ。とってもすてきよ。」

肛内で、とぐろを巻いている。太い量感がうねくっている。熱汁にまみれて、蛇とも生ける極太ゴムホースともつかぬ異界の巨大肉が、謎の物性が、長すぎる肉が肉を自在に豊かに貪っている。

侵入から数秒後には、住みやすいように、腸内環境を整えられていた。大腸という人体の下水場が、超浄化された。汚濁ゼロの、深山清流並みの清浄空間へと腸が激変した。クリーンルームのごとき、殺菌殺毒の、凄さだ。
残存していた便は全て結晶化し超微細な粒子となり、全身の毛穴から排出された。完全消化が可能な肉体へと進化した。

喘ぎと、泣くような叫びと、余りに濡れた呼吸の中で、唇から幾筋も垂れた涎の熱い太い流れが、美顔を汚していた。整った顔に唾液がぶち撒けられていた。ぶしゅっ! 口奥から出てきた。触手の貫通であった。貫かれたのだ。そして顔を嬲っている。尻より入りしものの、白っぽい先端部が、美女の顔をぬるぬるぬちゃぬちゃ凄まじく汚してゆく。

超攻性のエキスが腹の中にぶち撒けられる。触手の分泌する強化液だ。人界の社贄を身体改造する異界の汁だ。どろどろに溶け合う。人と触が、腹の中で融着するのだ。融け合って、人で無くなってゆく。変えられてしまう。強制的に変えられる。内臓が、臓器が、五臓六腑が細胞レベルから変えられてゆく。燃えるように。魔の改造は肉体を溶鉱炉のように溶かし、女は人魔の合金と化しつつあった。淫魔変身に伴なう、熱泥のような分泌液が口と肛門から激しく飛び散ってゆく。

オフィスで、淫液をぶち撒けるOL娘。そこだけ天上界となった。

口から出た触手の先端が、美乳をスーツの下から嬲り満たす。ブラジャーごと暴力的に揉みしだく。乳腺は感じている。
胸が犯されている。触手が指みたいに、人以上の巧みさで刺激する。絶品だ。

「ひっ!」

乳腺の中にも快美が走った! 中からも、嬲られたのだ。

「あぁああん!――どうしてぇ??」

胎内で、内臓器官を攻略中の触手の端子が分岐し、先へと伸ばされ、双乳内部に、乳腺に達したのだ。
内と外からおっぱい嬲りの天国。――これはヘヴンだ。
「あひゃぁああああ!!」
新入社員の初々しい特乳が、ド派手に噴乳した。



実は――部下が触手だった。異界からの三名の部下であった。報告・レポートはアナルから。情報を、肛門・直腸から消化器官の全て、あるいは内臓や臓器で、知覚できた。ディルドー型情報端子。腹の中に潜り込み、報告するのだ。体感で。異界からの情報を。放出された液の半分は情報液であった。うら若き上司に、分析されることを望んでいた。液化情報には、暗号化されたコードも有り、平文もある。


だから彼等は、女上司の腹の中で、報告が終了すると、退出した。

ぴちぴちのお尻から触手が勢いよく排泄された。ああ! 女の顔は甘く輝く。法悦しているのだ。尻からの快美に。もう――耐えきれない歓びなのだ。腸液と絡まり噴出される異肉の量感に。熱に。媚動に。死んでしまいそうになる。イッてしまいそうになる。あの世が見えてしまう。堪えきれない。たまらない。

もう一本は口から完全に出ていった。粘液まみれの退出である。舌がだらしなく伸びる。ゴムみたいな大根ほどのものが、砲弾みたいに飛び出してゆく。嬲りまくっていたものは、宙空に手品みたいに消えた。

もう一本は胎内で待機だ。腹の中で情報を蓄積する淫肉携帯。異界との通信を可能にする人外アイテム。触手はそんな機能をも兼ねていた。機能の維持に、大量の快楽物質を常時分泌するため、宿主の精神を蝕む副作用が少しばかり――きつい。精神は廃人と化す恐れがあった。

また、尻穴だけが待機場所ではないと、若い新上司の新鮮な生殖器へと、器用に前穴へと移動した。白っぽい巨塊は、ラグビーボールほどもある触肉だ。うねうね、ぐねぐね、蠕動させながら、濡れまくっていた性器に、ずぼ!と、めり込む。膣を拡張肥大させ、隙間が数ミリの子宮口を器用に通り抜け、子宮へと入っていった。収まるのである。実の子のように。胎児のように。借り腹する。異界の子を。お腹の寄生体が宿主に命じていた。宿主の人格すら変貌してしまいそうな、異界部下の凄み。


「あら? 快楽が強すぎて、生きながら死んでるわ! もう ダメ上司じゃない! たった三名の、この程度の部下を統率できないで、どうするの! …………
ま、別に構わないけど。これはこれで、使い勝手はあるし。あなたみたいな出来の悪い部下を持った、わたしのような上司はたいへんね。」

「これが終わったら、異世界に出張で、トバしたげる。」
「…………。」
「いいえ、気が変わったわ。今すぐ行ってきなさい!」

粘液まみれの後輩に、その子宮内の部下共々、出張を命じた。魔法上司の命令であった。緊急辞令であった。

壁に、六角形の破口が、異界への入口が開いた。触手で超元気印な超OLは、異世界へと出張すべく、ぶち込まれたのである。


んも〜〜! 人使い荒いよお〜〜〜〜

そういう問題では無かった。

佐○信が、よく言う「社畜」ってこういう意味?

そういう問題でも無かった。

宿主=新上司の疑問に、「それは違うよ。」と、お腹の中の部下が口を利いたのである。
異界へのトンネルを通過中に、意識の融合が始まっていた――




to be continued



07/3/23 UP
07/3/25 一部修正

あとがき

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