ふたなりフェチもの

仙女――白泉仙郷

せんにょ――はくせんせんきょう

ひんみり 作
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深山に一人の女仙人が住んでいた。
その女仙女が、岩をも蕩ろかす、凄まじい神通力を持つ仙女であることを、忍びの里の、三人の娘忍者たちは、知らされていなかった。

若きクノイチ達は、奥深い山のなかの道無き道を、軽々とした身のこなしで進んでゆく。
秘命を負っていた。

「仙女を暗殺せよ」

カシラからの厳命であった。
胸中深く、任務を隠し、三人の娘忍者達は、山中を進む。


フッと意識を失ったかとおもうと、次に気づいたときには、吊り下げられていた。
高い木の幹から、三人仲良く。
それも全裸に剥かれて。

捕まった。
あっさりと。
その肝心の女仙人に捕えられたのだった。

三人のクノイチ少女達は、裸身を山の涼気に晒していた。
目に見えない力によって、手首をつかみあげられて。
空中へ、ぐいと引っ張り揚げられ、宙に浮いたかとおもうと、次の瞬間には両手両足首を縄で縛られ、吊り下げられていた。
忍者刀、手裏剣……忍の武器も全て剥ぎ取られている。

眼下には仙女がいた。
この世のものとも思えぬ妖艶さを漂わせた、長身の凄い美女である。
捕われの少女達を見ていた。
仙女の目がキラリと光った。
眼光が鋭さを増し、射るような光を放ち、美眼が激光を発した。

幼さが残る貧乳クノイチ少女たちの、薄っぺらい胸部に、変異が生じたのは、そのときだった。
つるつるの胸が、突如として膨れ上がった。

薄い胸肉が、薄っぺらい胸が、平べったい乳が、まろやかな肉の盛り上がりへと、豊かな胸の隆起へと、膨れ上がりはじめたのだ。
変貌してゆく。
勢いよく空気を送り込まれる風船のように、貧乳が巨乳と化してゆく。
三人の少女たちの胸は、たちまちのうちにミルクタンク(母乳貯蔵槽)と化した。
まさにタンクだった。
スレンダーボディに、場違いなものが二つ。

誕生した少女達の巨乳は、ただ母乳を貯蔵するだけの器官では無かった。
二つの肉の半球は、熱き母乳を強力に製造し、そして外へと放つ射乳器官でもあった。
溜まった。
一気に。
生命であった。
生命の極上エキスであった。
体内から外へ外へと出ようとする圧力は、すでに壮絶なものになっている。
少女達はとうに我慢の限界を越えていた。
出すしかなかった。
少女たちは、膨れ上がった二つの造形物の肉先から、白い雫がついと現れ、いやらしいピンク色の肉の先端から、ほとばしる熱い汁を、本能の命ずるままに噴いた。
強靭な射乳と化した、剥き出しの巨大タンクの望むままに大放出した。
母乳は、地球の重力に従って、美しい放物線を描き、落下した。
少女達は母乳を、狂ったように次々噴出した。
大地に乳の雨が降った。
熱い濃厚がほとばしり、滝のように、乳性の雨滴は、大地へと降り注いだ。
輝くような処女達の、生まれて初めての大量射乳であった。
「きもちいい!!」
「あああああ!!」
絶頂の中、思った。
イクということは、こういうことなのか。
はじめて、こんなの、………………死ぬ。


ホルスタイン並の異常発達巨乳から放たれた母乳は、乳牛すらも発狂しそうなほどの量の乳を分泌して、大量の乳が、岩盤の上を豊かに流れ滑ってゆく。
絶景であった。
乳が川のように、白き一本の小川と化して、斜面を一気に駆ける。
少女達から放たれた母乳は、熱き奔流となって、岩のひとつ処へと流れ集まった。
三人の美少女から、滴り落ちたミルクが、放乳したての熱い汁が、大量の熱い乳湯となって、岩の窪みへと溜まり、たちまち仙女専用母乳風呂と化した。

女仙は白い裸身をゆっくりと、乳の湯へと横たえた。
母乳風呂に浸かる仙女。
温かい。
さすが放乳したてのことはある。
立ち昇る湯気は、深い山の峰峰のあいだを流れてゆく。
母乳の湯気が立ち昇ってゆく。

正真正銘の母乳風呂であった。
奇跡の天然母乳露天風呂
月下に風流であった。


乳浴する女仙は、いたずらっぽい笑みを浮かべながら、唇が何かを念じはじめた。
次の瞬間には、超越的な神通力を持った仙女の目が、再び光を帯びて、それが少女達の体に更なる変異を促した
生えた。
少女達の股間から、棒肉状のものが。一気呵成に。
それは 棒状 としか言えない。
本来、少女の股間には場違いなものであった。
股の間から生えたもの。
本来男性が生やすべき肉の武器、男根であった。
メリメリ盛りあがってゆく肉の剛起。
巨乳改造の次は巨根と来た。
自らの身体の、あまりに急激すぎる変化に、途惑う、といった穏やかな表現では済まされない程の衝撃が炸裂し、クノイチ少女等は天に向かって絶叫した。

もう、許してええええっっ!!!!

肉の幹が熱くムクムク充してゆく。巨大亀頭が剥けて前進してゆく。硬くなる。鎌首をもたげる。
クノイチ等は発狂寸前だった。
強制的に巨大男根を装備させられた少女たち。
男以上の凄すぎるものを生やさせられて、震えていた。
太すぎる。長すぎる。
剥けきった亀頭部が胸の先にまで届き、こすれたほどだ。
青筋を怒張させ、濡れ狂った艶やかな媚感が、異常肥大巨乳異常肥大男根の先端が当たって、びくんびくん感じていた。
敏感過ぎる!!これは!!
もう許して欲しかった。

ひいいい!!!!
ああ!!いっちゃう!!!!わたしいっちゃう!!!!
ひぎいっ!!!!とっ、溶ける!!わたし溶けちゃうよおおっ!!!!
ああ!!いくいく!!
き、きもちいひいいい〜〜〜〜〜っっ!!!!!
すごいのおおおっ!!さいこおよおおお!!!!!!
ふわあ!!!!
ひん!!、、あひあひあひ!!!!
いくよおおおおおっッ!!!!!!
わたしもいくうううッ!!!!!!

感じるしか能の無くなった少女達は次々と精を放った。
メタリックな鈴口から精が出る。クノイチ達の放ったスペルマで、乳風呂の隣の岩の窪みが、すぐにいっぱいになった。
ザーメン風呂の一丁あがりであった。
新鮮なスペルマ溜まりは谷に濃厚に匂う。
仙女は、つぎは天然ザーメン風呂に挑戦よ と、決めていたのだ。


うふふ、もっと解放してあげよう と、仙女は思った。
目がキラリと光ると、少女達の手足を縛っていた縄がほどけた。
地上へと降ろされたクノイチ達。
束縛から放たれ自由になった少女達は、衝動のままに己が熱き物を両手でしごき上げた。
別の者は両手で爆乳をグニュグニュ揉みしごく。
もう一名は巨大な逸物をブンブン振りまわすと、巨岩に激突、巨石にヒビが入った。
ドリルのように貫き、そのまま恍惚の表情で猛射!
アクメの極で、岩塊をも粉砕する射精は。

爆乳に巨根という異常な身体へと変えらた少女達は、発狂寸前の状態で、巨根からスペルマを猛射し続けるしかない。
訳も解らず、ただ射精する。
興奮のまま、本能のままに、送り込まれる快感のまま、放ちまくる。

女仙は、そんなクノイチ達の狂態を、冷ややかな目つきで眺めている――
宴はまだ始まったばかり。
今宵はまだまだ愉しめそうだ
 と、胸中に思いながら――




end



10/2/13 UP

あとがき

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