パワーエロスシリーズ

超常女教師・外伝――校長編

ちょうじょうおんなきょうし・がいでん――こうちょうへん

ひんぐるみりは 作
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昼休みの女学院の講堂―― 
窓からは、穏やかで柔らかな、うららかな午後の光が、静かに優しく差し込む。
初老の校長と美貌の女教師が、しみじみと言葉を交わしていた。

「このところ体の調子が悪くて、もう歳でね。」

「校長は、中高年男性特有の体型ですわ。内臓脂肪もたっぷり。ビヤ樽太りも堂々すぎて―― 典型的なメタボリック体型ですわね――。」

「ふふ。でも、そんなことはどうでもいいの―― わたしはあなたの秘密、心の奥底に秘めた願いを、燠(おき)のように燻(くすぶ)る願望を、知っていますから―― 学校長は、そう―― 女の子に、なりたいんでしょ?」

「その願い、叶えてあげますわ! 今から肉体改造能力を使いますので。若牝の体になってください。性転換です。たまには犯される側の立場も経験しておいた方が良いですわ。」

「名村君、そんな急に、わしに女になれなどと言われても、心の準備が…… 
おおおおお!!!!!!!! いいぞ!!!!いいぞ!!!!」

超教師の超能力――肉体改造の力だ。自在にヒトの細胞を操るパワーは、強力な放射線のように校長の体を貫いていた。

大量に蓄積された内臓脂肪が一気にトロけ始めた。ダルマみたいな皮下脂肪のラインも流体流動化してゆく。余分な脂肪分が、皮下から、毛穴から、飛び散る。壮年の牡の体が崩れ溶けてゆく。そして何かを目指し、脂肪が、肉が、骨が、再構築される。肉体は生まれ変わる。性転換である。
牝ホルモンが血中に溢れ、隆々と天然の牝の証を、盛り立ててゆく。胸に尻に、激しく熱く凄く、隆してゆく。太腿にも腰にも肩にも背中にも、溶け出した脂肪が皮下へと流れ込み、必要なところに脂肪が吸収再構成されて、回収されて、牝化した骨格の上に丸みの脂がたっぷりと乗った。
光の波が走り、学校長のスーツが下着ごと弾け飛び、全裸となった。肉体はすでに性器まで、生殖孔まで、美女へと変身していた。
肌は黄金のように、全身の毛穴から排出された半溶けの脂肪にまみれて、講堂の床は体から飛び散った脂と水で、大量のワックスをこぼしたかのようになっている。
ぬらぬらと輝くアブラまみれの、ローションを塗りたくったような裸体と美顔は、重そうな双乳と尻肉を淫らにぷるんぷるん揺らし、全身を雲母で包んだみたく肌はキラキラとラメっている。素晴らしい美貌の下には、レースクィーンをより肉感的にしたような、とびっきりのエロボディだ。
無論、性器は、牝孔は、濡れまくっていた。

「これで変身終了です――。では、さっそくですが女の喜びを体験していただきます。わたくしが男根を――お与えします。」

「おお!生やしおった。 男であったときの、わしのものよりも太いしでかいぞ。なんとナマイキな。」

「サービスですわ。きついくらいが愉しいものです。――せっかく女の子の体になったのですから、それに合ったしゃべり方をなされては。」

「それもそうだな。」

「ふふ。急にはご無理のようですね、ではお挿れいたします。」

メリッ!!!! ズボオッ!!!!

「おおおおお!!!!!!!!無理じゃ!無理じゃ!わしの孔ではキツすぎる! おまえのフタチンが凄すぎて、今の穴では無理じゃ、膣腔が裂けてしまう…… ひいいいいい!!!!!!!!効くぞ!効くぞ!効くぞおおおおおおおおお!!!!!!!!逝く!逝く!逝く!逝くうううううううう!!!!!!!」

超教師は挿れながら軽く治癒ったのだ。校長の処女体はもう性感と官能しか感じぬ裂部へと変貌していた。 全身が生殖器だ。熱くぬるむ泥となる。
美巨根が奥の奥まで深々と結合した。ピストンが開始される。攻める尻の動きは激しく強烈で、それでいて淫靡な意志を込めた超一級の腰使いだ。愛液をだだ漏らす受ける尻には、甘いというより、爆発するような快美が広がって、骨を肉を蕩かすのだ。その連続だ。
攻めの女手が、震える女体を優しくきつく愛撫する。肌に指が走る。キスの雨が降る。唇が唇を攻める。肢体を揉み溶かすように―― 甘く凄く、抱いてあげた。

「はひゃあああああ!!!!!!!!はひいいいい!!!!!!!なんと素晴らしい体なんだ!!!!おおおお!!!!これが牝なのか!!!!これが女体の法悦か!!!!すごいぞおおおおっ!!!!!!!! 一生このままでいたい〜〜〜〜 ふひ〜〜〜〜!!!!」

「駄目です。これは仮初めの体。あなたは男で校長。学院の長としての職務があるのですから、元のボディへと戻らねばなりません。」

「やだやだ!! この体で後の一生を過ごすぞ〜〜〜〜 これは学校長命令だ〜〜〜〜ひい!!聞け聞け!わしの命令を聞かぬかぁああああぁ〜〜!!!!はわわ!」

「あらあら、子供のような駄々をこねて、利かん坊みたいに―― しょうがないですわね。では、強制処置に参りますわ! 荒療治です。ふふ……」

超教師がリミッターを外した。性器より人外なるパワーを注入し始めた。おびただしいパワーが流れ込む。それらを校長の細胞群が吸収してしまった時から、瞬時に膨体が始まった。

女体化校長のエロボディは一気に数百トン、いや数千トンの超巨体に膨れあがってゆく。
いきなり超シロナガスクジラ級のサイズだ。山のような、怪物的な肉の塊が熱く隆してゆく。とことん増体してゆく。

「あぎゃああ!!!!潰れるうううう!!!!!!!!!性器から沸騰するううううう!!!!!!!!生殖器死ぬうふううう!!!!!アクメすンごおおおお!!!! モチのように膨れるうう!!!!命終わるう! ひいいい!!!!理性ふぉ!!人格ふを!保持できんんん!!!!!!!!!死ぬ〜〜〜〜!!!!!!!!」

大量の空気を送り込まれた大型バルーンのごとく肉体は爆発的に増大し、超巨大肉塊が講堂を内側から破壊した。屋根が吹き飛び、壁が崩落する。講堂は噴煙に消えて沈み瓦礫となった。




昼休みを校庭で過ごしていた女生徒らが、講堂の異変に気づいた。

「あ! こうちょーせんせー 巨大肉塊化してるよ! ゴ○ラみたい」

「昼間っから教員同士で超常セックス…… お盛んなことね。我が女学院ならではの現象だわ……」

「あーあ あんなにも凄まじく巨塊化して…… 元の人格に戻れるのかな?」

「あっ! 収縮した。爆縮って感じ! 小さくなってる。講堂だったとこの瓦礫の山の中心に、初老の男が転がってるわ!」

「校長先生ね。元の体に戻ったんだ。あの女教師になんかされたんでしょ? ん? 女体化? それにフタナリ? 射精はキメられちゃったのかな?……」

「講堂も全壊してるし―― どうしよって感じ。戻せんのかな?」

「光が包んだよ! 虹みたいな色。とってもきれい。あ、消えちゃった!」

「あら、講堂も元の姿に戻ってる! すご〜い! 先生は魔法使いなのかな? それとも悪魔か妖魔か淫魔か何かなの?」

「そんなこと、気にしなくていいんじゃない?」

「先生、こっちへと近づいて来るよ。妙にすっきりした顔しちゃってる。やり遂げたって感じの、満足が笑顔に溢れてるみたい。ゴキゲンね。あっ!先生、調子いいんですかー?」

「調子いいわよ。」

「調子いいんだあ。あははは!」

「今、学校長と話し合っていたところよ。より深く理解し合えたわ。お互いにね。校長先生は最近体調が優れなかったそうだけど、今はもうすっごく調子も良くなったみたい。ふふ。あなたたちも調子良くなる?」

「今日はいいですう〜〜」

「殊勝な心掛けね。でも先生、うれしいわ。うふふふ。」




…………しかし超教師は突然、校庭にいた女生徒ら数名の体を、問答無用のメートル級超爆乳に変えて、乳を軽く手で揉み、ブラウス布下からポチッと――というか、どん!と浮き出た乳首先端を歯で甘く噛み、噴乳させると、バランスボールのような双乳から、美しい唇で母乳をちゅうちゅう直吸いして、口に甘く栄養補給するのだった。旅人がオアシスで喉を潤すように――
さっき講堂で学校長相手に、豪快にパワーを使ったので、少し小腹が減っていたのだ。
生徒達の乳首を乳輪ごと超教師は舌でペロペロ舐めあげる。教え子らは超絶な搾乳の快美の猛威に耐えきれず、次々失神した。己が肉体の乳飲料自販機化現象の前に、おっぱい乳牛化強制改造の暴力的奇跡の荒波に、ただ喘ぐのみだった。

「あひゃああ!!!!ちくびから こーひーみるくでちゃいそうだよお!!!!!!!!」

「なに言ってんの。さすがに出ないわよ。おばかさん。」


……そうとも言いきれないのが、性ファンタジーの世界の恐ろしさであった。事実、講堂に転がる初老の男の乳首からは、ミルクコーヒー色の汁が…… いや錯覚であるに違いない―― 気の迷いであろう。残存していた母乳に泥か何かが混じったに相違あるまい。

穏やかで暖かな午後の光だけは、何も変わらずに、女学院を優しく包むのであった。




end



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あとがき

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