※この物語はフィクションです。まったくの妄想です。現実のいかなる人物、団体とも関係ありません。(笑)
健康的な肉体を誇る美少女であった。肉が光り輝いている。太陽の光をたっぷり浴びて育った果実のようだ。そんな少女の胸奥深くに潜む夢――、それは禁断と破戒の淫望と妄欲――。
ムツ○ロウに犯されされたかった。貫かれたかった。ほじり抜かれ、よがり殺されたかった。淫らに盛りあがった果肉の、官能の牝ラインを、したたる曲線美を、肉の紡錘形を、豊かすぎるバストを、ぱっつんぱっつんの乳を搾られたかった。
何よりも神をも感じさせる指の、極上の搾りを体験したい。味わいたい。知りたい。犯され尽くしたい。人、牛、羊、犬、猫さえからも乳を搾りとる驚異のテクニックに溺れたかった。
どんな快美が待っているのか。どんな快楽があるのか。少女の肉体に生じたもの。好奇心と淫欲の爆発だった。動物行動学、生態学を知り尽くした究極の男に、わたしはケモノ扱いされるだろう。牝としての性本能を全開にさせられるだろう。そして、そして、有り得ないレベルでイクのだ――。イッて燃え尽きてしまうのだ――。灰となるのだ。全身が淫らな予感に震えた。
北の大地に、夢を叶えるラボがあった。
H海道、ラボ郊外の草原で邂逅した――。若返りしムツと。
ラボで総回春剤をたっぷり投与されて、若返ったムツの雄姿は。
逞しかったのだ。
すばらしい肉体だ。神の祝福だ。ここまで凄かったのか。全盛期は。
そして、ここまで太かったのか。
股間よりぶち上がる猛威は、太き肉柱。八百万(やおよろず)の神も祝す、繁栄と豊饒の盛夏だ。でかい。驚異の美巨根だ。もりもりとした肉の隆起は最高のセックスアピールを放っていた。こんなものに交合されたらどうなるのか? ぶち込まれたらどうなるのか?
太く発達しつつも、美しく均整のとれた筋肉は、まるで剣と魔法とファンタジーの世界の伝説の勇者だ。肉が豪快に骨格に貼りつき、締まり狂っていた。トレーニングにより限界まで追い込み、その後、体を締めあげ、絞り尽くしたような体型だった。一ミリの贅肉も無い。皮膚の下すぐが筋肉だ。切れるようなシャープな肉体だった。そんな筋肉群から男が匂っていた。牡のオーラがほとばしっていた。狂おしいまでに凄い。娘の瞳が潤んでゆく。
青い空の下、草原で二人は全裸だった。フルヌードだった。若きムツに抱きしめられる。ボディが貼りつく。顔と顔が近づき濃厚なるキス。唇が唇をねぶる。ダイナミックに唇が吸う。這い、舐める。涎が飛び散る。肌が燃えてゆく。あまりにもワイルドだ。レアというより生の巨大ナメクジを平然と食すくらいの、究極のスキンシップを行うその舌が、美少女の肉肌を舐めまくった。大量に唾液をぶち撒けながら牝肉を舐めねぶる。性器までもがこっとりと、肉襞肉粒の奥の奥まで、つるりつるりと舐めあげられてゆく。尻にまわった舌はアナルを逃さず、硬い肉槍の舌鋒と化してキュッと固く閉じる肉穴に突入した。
さすがは、きっとほんものの変態だ。ありとあらゆる動物たちを手なずける、至高のテクニックと経験値が、娘に振るわれた。わたしもケモノ扱いされたい。ただの一匹の牝扱いされたい。わたしはヒトだ。人である前に一匹の動物だ。本能もある。肉欲も凄い。建前や社会的制約など全部くそ食らえだ。総解放してくれる。ムツが解放してくれる。
朗らかな笑い声、爽やかな笑みを浮かべて――、なのに引くほど凄い。プレイの内容は特濃なのだ――。
だがムツは一体ではなかった。
ラボから、強攻型ムツが大挙して襲ってきた。バイオテクノロジーが、科学が生んだモンスターだ。禁断の領域を犯して造られたクローン体が、それも改良型が、本物よりも凄い、人造ムツの大群だ。
クローンムツに取り囲まれた。震える。呼応するように、お迎え汁が出る。太く逞しい腕で、抱えあげられる。筋肥大だらけのもりもりとした脚で、素晴らしいスピードで走った。風のようだ。皮膚の下が筋肉で怒張しまくっている。筋繊維が膨れ乱れ狂っている。抜群の男肉たちだ。目に飛び込む視覚情報は余りに淫らであった。
牝の裸肉は男腕に御輿のように担ぎ上げられて、丘の頂上へと運ばれた。
性器や全身から噴き漂う淫風とフェロモンの、性の匂いに引き魅せられて、動物たちが丘へ集まってくる。野生と野獣の祭が始まろうとしていた。
捧げられる贄のように、壇の上へ。
四肢を押さえられ、四つん這いの体勢をとらされる。一人のムツの顔が胴下に入る。ムツは垂れる巨乳に頭をぶつけて、乳全体を激しく揺する。がっつんがっつん乳腺に振動を与える。電撃のようにムツの両手が乳首を握った。舞うような極上の指さばきに摘まれ、ハイレベルの搾りに、熱き人乳は、ドバドバ出てきた。ほとばしるミルクをムツは顔面に多量に浴びて、唇と舌で直接飲んだ。搾りたての母乳を。新鮮なる乳を。ムツの荒技だ。乳の、はしたないまでの豊饒は、軽やかに狂った。それは母乳の発狂だった。乳腺たちが狂う。暴噴してゆく。人乳が狂い噴く。
これは人間ホルスタインだ。これが巨乳の真価だ。究極状態にある乳房だ。張りつめ、膨れあがった、官能の暴力だ。おっぱいエロスの威力だ。母体の極限値だ。母性満開の凄まじさだ。
人牝特有のエロが、特徴的になっている。双乳に乳首の尖りだ。自己主張するように激しく勃ち尖る。先鋭化する。
牝の本能を全開にさせられてゆく。それも強制的に。自らの意思を超えていた。与えられる刺激は、量も質もまるで人外のレベルだ。とても同じ人間だとは思えなかった。ほとんど宇宙人だ。
尻から汁が吹き狂い、もっともっとと求めている。ギャラリーの動物たちが怯えている。ブルッている。それはそうだろう。相手は一種の超人なのだ。
でかい尻がほじられる。指が無造作に入った。尻穴に、突き入る。
反応を見て更に突入する。深くディープに、ほじりは肉奥へと達した。
無数の舌が肉肌を嵐のように舐め狂い、淫肉ミシュランされた。
丘上で性肉のカーニバルは延々と濃厚に続いた。集団で嬲り、次々にまわすように、怒張が訪問した。
嬲られぬ孔はもはや無かった。触れられぬ肌も無かった。肉体が丸ごと全て愛された。
風と土と水と実りの淫らな肉巫女と化した。
娘は愛液と精液と乳と汗に熱く滴ってゆく。
そして――。
フィニッシュが来た。クライマックスは少女の予想を超えていた。
クローンムツの群れが黄金体と化したのである。激光を放射する。パワーを増してゆく。
ムツの咆哮に呼応して、樹木が、草が、石が、人工物までもが、ムツとなる。奇跡だった。超常現象であった。ありとあらゆるものがムツとなる。自然界がムツと化してゆく。淫夢か現実か。もはやわからない。百万体のムツだ。視界をムツが覆ってゆく。凄まじいムツの大群だ。
大地にムツが溢れる。ムツの大洪水だ。森羅万象がムツと化してゆく。星にムツに満ちる。大地をムツが覆い、ムツとムツが濃密に絡み合い、この星を、巨球をムツが圧っする。ムツの成分が星の中心部にまで浸透してゆく。星がムツとなりムツが星となった。惑星がムツの超集合体と化した。ムツ密だ。超多重、超高密度のムツに、その中心で娘は嬲られ狂った。幾億ものムツに犯され、貫かれ、ねぶられ、舐め尽くされ、揉み尽くされた。ムツに潰された。そして究極ともいえる超高頻度多重大量性交の後、無限数の牡と一匹の牝は融合しひとつとなった。巨大な猛りの奇跡は、光り輝く性肉の巨塊と化した。肉でできた星が宇宙に性火を凄まじく放熱した。暗黒の宇宙に瞬(またた)く命の光――。
気づくとH海道の草原に横たわっていた。瞳は熱く濡れていた。性器も肛門も濡れていた。乳輪は母乳に濡れて乳香を濃く高く放っていた。全身の肌からも汗をベールのように、べっとりかいて潤み狂っている。パンティなど穿いていない。服を着ていない。全裸だった。おもいきりよく全裸だ。娘は己のヌードぶりに気づき激しく羞恥する。肌が朱に染まる。脚をクロスさせて性器を隠す。胸に双腕が走る。剥き出しのおっぱいをギュッと守るように覆う。
誰一人としていない草原に――、人目などないのに、羞恥心がそうさせた。貞操観念が甦ったのだ。
ムツとの凄まじい交合が脳裏に浮かんだ。凄かった。濡れた。いっぱいイッた。夢か現(うつつ)か幻か。何でもよかった。淫欲充足こそが全てであった。震える牝の肉にザーメンの匂いが漂う。ムツの精だと思った。忘れなくさせられたのだ。
風に空にムツを感じた。大気に海、大自然のすべてにムツが宿っているように思えた。自然と涙がこぼれた。
わたしのなかにもムツを感じた。ムツは死にはしない。ムツは命そのものだから――。