パワーエロスシリーズ

ウエスタン美女 快楽乱舞篇

うえすたんびじょ かいらくらんぶへん

ひんみり 作
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開拓地の荒野に美女がいた。
半裸である。
輝く肢体だ。
波乱を予感させる挑発的な美貌は、乳と尻の盛り上がったグラマー美女だ。
女肌をドライに乾かしてゆく乾燥地帯の熱風。
欲情を煽るような熱砂の星に、砂混じりの風塵に、ブロンド美女は灼風に言を乗せた。
「一浴びしたいわ」
目線の先に、清冽な小川と清楚な泉があった。
水の匂いが薫った。
「水浴入浴ね。いいわ」
リバーサイドの廃屋にバスタブが転がっていた。桶も添えてあった。
どすん…
美女が小屋に入ると、ストリップみたく脱いだ。美肉がボタンを緩めベルトを外すと、肉体が解放され、みるみる媚肉が盛り上がる。
男なら犯したくなるであろうぎゅっと括れた緊迫のウエストから、豊満な乳尻がぶるんぶるん揺れる。
重量砲弾型の肉果実だ。逞しささえあるヌードだ。泉水に美裸身を晒した。
どぷん!
ハードボイルドが水浴びをした。
健康的なスキンが、美肉が川面に映える。
馬のように水浴びする裸体の輝きであった。
滴を弾く。
美肌が壮絶な快感に染まる。
毛穴が盛り上がった。
エロスの汗を流してゆく。
「いい気持ち」
快楽は正直にさせた。
透明な液が肛門から、多情に垂れてゆく。愛の粘りであった。
性器は愛液を白濁した。
媚汁を多産する。
ぬるん!
でかい肉球エクストリームは水中で重力解放された。別の生き物みたく淫らに肉弾する。肉感セクシャルが舞い踊る。
ぷるん!
水面より輝く肢体が大地に上陸した。
無敵の美肢体から無数の雫がキラキラ舞う。
見よ。一発受精しそうな太い腰尻が生命力を詰めている。
柔らかな姿態が、女体美の精華が、フェロモンまみれの謡いが、しなやかな希望が、揺れていた。
美脚美腕を伸ばし、淫汁を載せ、淫脂を添え、太腿がダイナミックに揺れた。
生殖器が変態的に準備運動し、おっぱいとお尻が悩殺の能動機動と化し、桜色の肉弁が化外の囁きのごとく蠢めく。
下の口が愛の唾液を吐いてゆく――妖艶は妖華の肉襞であった。
清泉で――性戦の備えであった――
メスの喜悦だ。
「あうん……」
女液女臭を噴き出す美体であった。
媚肉の結実がエクスタシー隆起し、乳と尻のプロテインが凛々しく膨れ揺れる。
脂肪の載りのよさは色欲の女王であった。
つるり!
美貌が意志した。媚肉が軋む。脂肪が発熱する。
「いくわよ」
エロス美像は宣言した。女カウボーイ衣装に“数瞬で着衣”すると、“200メートルの距離を6秒で移動し”、美女は町へと達した。
奇跡を乱発するコケティッシュな美像は、苦もなく“凄まじい超人疾走を成し遂げ”、音もなく居酒屋の扉の前に立った。
美しき女色魔は、くいとスイングドアを巨乳の先で押し開き、弾力タップリに美態は押し入った。
淫心に妖しく“弾む胸”は、身も心も揺れに揺れる弾性力の盛夏であった――

* *

居酒屋である。
酒臭い店内に、荒くれ者どもが詰めている。
アルコール臭に甘い雌臭が混じり出した。
一匹の雌、闖入者の匂いだ。
巨乳女だ。
視線は集中した。
臭い息が女体に掛かった。
美体は銃器をぶら提げ、酒場は暴力の聖地、祝祭地だ。
毅然とした雌姿は、女保安官のようであった。
法と秩序の執行者か?
いいや、
雌々しい官能がガンベルトを落とした。
拳銃は鈍い音を発て床上の鉄塊と化した。
一匹の雌が丸腰と化す。
西部の開拓地に、女の肉体美が輝いた。
乳と尻が大きい。
牝牛のようだ。
肉の処女地は、胸襟をかっ開く。
巨大な乳が、もろに出る。
重い。
美巨乳が上を向いた。
乳首の勃起した角度であった。
窓から射し込む白光は裸体を舐めている。漆黒の店内に女体美であった。
極上興奮のカウガール美女だ。
淫肉すぎる淫肉だ。
両の美手で自肉を陶然と弄り、自愛は嬲り始めている。
美手が美肉を摘まみ揚げた。
巨大な乳首に盛り上がった乳暈であった。
フレッシュなヌードは、次の瞬間、母乳が噴き出した。
「ご注文はミルクね」
美牝は噴乳した。
ウエスタン・サルーン(酒場)に、ミルク臭が拡がった。



凛々しき母乳噴射は、美女の上半身が白濁し、臭気した。
乳汁に塗れる裸身は、獣の挑発だ。
通称“熊男”のアンドリュースは、ペニスを引き出した。
絶倫自慢の彼の性器は、刺激に昂奮し、強く膨れて勃起している。
熊男が美女のケツに手を掛ける。
プリケツを引き摺りおろした。
熱い尻が剥き出た。
迫力の水蜜桃だ。こっちも雌臭が甘く匂っている。
男根は更に怒張した。
母乳女が尻を官能的に突き出している。眼前至近で、恋い焦れるように尻を揺らし、揺れる巨尻は泣き濡れていた。愛液がボトボト垂れた。太腿を伝うケツ涙だ。アナルから透明な熱泥液が溢れる。
「わたし、すごいの、来て……!」
確かに凄い。
乳と尻からメス汁を噴き出す淫乳女は、全身いやらしい汗まみれだ。美貌は濡れる、濡れまくっている。
熱汁雌孔が傲然した。
匂い発つ昂奮に、生牡ソードの漲りは、牝オイスターの淫蕩過熱に、男根を女裂に、剛力を柔肉に、ぬぶぶぶぶツッ!!!とインする雄矛――
雄気を――昂然の痴態に――牝汁過多の愛蜜へ――
生殖器にぶち込む。進撃に膣口襞汁が絡み憑く。潤滑良好の猥褻音は恥知らずだ。
抉って主張した。女孔は窄まる。濡れ絞まる。極上の締結感だ。
「わおっ!」
熱くてデカくて太い男性器官だ。男性自身が往復往来する。ぶっとく魔羅っている。性欲旺盛だ。
熱戦開始であった。
「いいわ!」
息を呑む店主スペンサーの目の前で、セックスであった。
愛汁塗れの雌尻が憂いた
愛液膨れの牝尻がくねった
膣汁塗れの快美が締めた
「出して……」
次の瞬間、
精液が噴いた。
膣汁充満の膣腔膣奥に精液をぶち撒けた。
膣奥に巨根男の精子が大量激突する。
恍惚とする。
昼間の白光に、ザーメンの生々しい臭気が、満ちてゆく。
刺激臭を纏った美身が神々しく起立した。
美貌の柳眉が鬼悦する。
女体に快楽が走る。
「はう」
尻がどよめいた。
「あん」
凄艶する。
尻肉を揺すって魅せる。エクスタシーが揺籃する。
捏ね繰る。窄まる。濡れる。
下の口の連続口撃は、またアンドリュースの精液を吸った。女性器のディープな口付け接吻であった。
「まだまだよ、あたくし、貪欲なんだから」
啜る膣が子宮粘膜が、彼を許さなかった。アンドリュースの男を戴いた。
「ゆるさない」
妖女の本懐であった。
「逃がさないわ」
女腿を妖しく男胴に絡ませ、締まってゆく。
「熊はお死に」
熊殺しの牝だ。
淫牝の背中を舐めしゃぶる前に、淫肉女体を喰う前に、生殖器に捕食された。
「美味しいわ」
優雅にオスを喰う美孔であった。熱汁湧出の美腔であった。
汗まみれのセックスは全精力の献上噴射を望んだ。
噴精であった。
壮絶なアドレナリン射精を遂げた。
「ごちそうさま」
アンドリュースは快楽失神し倒れた。



髭男のドナルドは、アナル性交に挑んだ。つながる音がした。熱く濡れた密着の猥音――
ぐちゅぎちゅぐちゅ!むちゅみちゅめちゅ!
くちゅむちゅなちゅ!ばちゅびちゅぶちゅ!

ドナルドはケツを動かした。
女を責める。
髭が責めたてる。
「んっ……? こいつ、でかい、太い!」
ドナルドの肉凶器は十二分にデカい。牝アヌス張り裂けの威力であった。
男唇が母乳塗れの美巨乳を咥えようとした。
だが、ぐい!と下方に引かれた。
女の肛門筋肉群が彼を引っ張ったのだ。凄まじい括約筋のパワーであった。
「ほおら、あたくしも、負けないんだから」
凄い尻であった。物凄いアナルだ。ペニスが沈む。吸い込まれる。蕩ける。柔らかく鞭みたいな肉の沼だ。蠱惑が舐めしゃぶる。とろとろの至高の蠕動に、フレッシュな汚液を大量噴射した。
白濁が直腸に溢れる。
「きもちいいわ」
肛門に全身を献上した。
「たまんないわ」
奉納力は乱れた。人皮がポトリと落ちた。50秒連続射精噴射に、精を搾りに搾り取られ、薄く窄まったドナルドの体だった。
「ほら、お死に」
驚愕の事態だった。



筋肉男のクリスは前に挑んだ。
ペニス自慢のボールドウィンは後ろだった。
筋肉武者と巨根勇者だ。性戦女殺しの選手交代であった。
「あら、筋肉隆々ね」
クリスの筋肉男根が女孔を抉った。強靭な筋肉舌が雌穴を舐めしゃぶった。
「ムキムキマッチョマンって大好きよ。だって喰い甲斐があるから」
ボールドウィンの巨大根が雌口を軋ませた。自慢のカリ太は抉った。彼は雌尻を齧った。ケツが汁を噴いた。
「大きくて、いいわ」
男共の両唇は巨乳淫乳に達した。揺れ悶える淫乳に、乳汁愛飲の宿願に到達した。
だが、ピン!と勃起した乳輪塔を、いきり勃つ牝乳首の愛飲は不可であった。なぜなら両名は2分で快楽失神したからだ。
「ほらほら」
男脳は理性を喪失した。精液の出し過ぎであった。精気を下半身から暴噴させ、3分でほぼ死亡した。
「ダメな男たち、だらしないわね。あたくし、ちっともイケないじゃないの」
美しきクレームは降った。



鬼腕のスミスと催眼のエドワードも同様の運命をたどった。美巨乳を愛撫し鬼揉みし、巨大乳首を咥え飲乳に成功し、尻も脚も揉み弄い、女態全身の脂身を揉み潰すはずだった、だが、泣き叫んだのは男達であった。沸騰する快美感覚は秘鳴した、極限の女態感触が在った、柔感であり剛感であった、奇跡は光臨した、超越の女肉に奮闘し男共は潤沢に射精した。

店内に居た男共は全員快楽失神した、体重を激減させ、メンバーは大量射精失神を遂げた失態だった。
「素敵よ。好かったわよ、あなたたち、美味しくて。またザーメンを呑んであげるわ」
悶絶に微笑みかけた。



6名をセックスで絞ると、7分間で総計48発を搾った、ザーメン搾りの運動性能は官能女体の感動だった。美肢体は男子を搾精ノックアウトした。
妖女は精液妊娠した腹を優雅にさすりながら、美貌は聖母マリアのごとく微笑んだ。
聖魔の神聖微笑であった。
大量射精交尾で性欲食欲をも満たすと、ザーメンでいっぱいの腹は―― ああ、縮してゆく。
「ああ――」
淫礼は精気吸収であった。
彼女の肉体の一部に成りつつあるのだ。
「男の本望でしょ」
「美しい体の一部に成れて幸せね」

エロスの観音は唇を尖らせ、ねっとりと愛の言葉をスパークした。
美妖女は、店主スペンサーの指先を、物欲しそうに、淫らに、情熱的に舐めしゃぶると、

「“ここでの”わたくしの名はジェニファーよ。よろしくね。あなたとは今度まぐわいましょう。その時は、吸い尽くしてあげるわ」

「じゃ、またね」
女淫魔は性なる予告を不敵に告げると、次の瞬間、彩雲を口唇より放った。魔女の魔力が、魔呪魔言が振動した。
「HAAAAAAAAUUU!!!!ぅぴおOOOOOOHHH!!!」
妖異の呪文が轟き鳴った。小雷が煌き、女臭は一瞬の刹那に、消滅した。女体美は瞬間移動した。媚の典雅は800キロメートル先の遠方に出現していた。エロスの脅威は虚空を聖飛翔した。

淫魔の去りし後、酒場にはオス共の躯(むくろ)が転がり斃れ残滓するエロスの戦場であった。精臭と性交臭と粘液の交戦が匂う扇情の激戦臭であった。魔臭魔胎であった。
スペンサーの眼前で、床に呻く男達とその異臭が、異次元の陵辱を留めていた。




to be continued


15/8/16 UP


あとがき

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