※この物語はフィクションです。非常に暴力的な内容や表現を含んでいます。すべて空想の産物ですので、現実と混同しないでください。※
女学院の午後――
音楽教室は真っ赤に染まっていた。
血と肉であった。
床も壁も天井もみな赤い。
血潮であった。
人肉であった。
つい数分前まで女生徒らであった無数の人片は、ぐちゃぐちゃになった女生徒らの中身が、破裂した内臓が、血液が、十代の輝くような美肉の臓物が、ぶち撒けられていた。
足元にひとつ、ロザリオが転がっていた。
切り裂かれた制服に下着――布切れが染まっている。
広い音楽室は、赤いケチャップと油、トマト・スパゲティを喰い散らかした後の皿のようだ――
40名の女生徒らが、全員殺害されたのだ。
一人の若き女音楽教師のパワーによって。
コロコロステーキのようなサイコロ角の肉片は全て人肉片であり、残酷なバラバラ死体の肉ペーストは――鮮血と肉塊。
つい数分前までは女生徒だった、十代の女肉だということが――人体部品の、残存する形状で解った。
美少女のミンチ肉は、ジャムみたいな肉汁と、血潮のソースを載せている。切り刻まれた新鮮な筋肉断片が痙攣する。
教室に転がる肉は、すべて女生徒らの成れの果てであり、バラバラに生徒らは、脳が、髪の毛が、骨が、飛び散り、四散し、音楽教室をむごく染めている。
頭部が割られ、剥き出しの腹腔からは腸がまろび出て、凄まじい。
無数の臓器が惨たらしく蠢き、血の海を臓物が泳いでいるようだ――
惨殺死体の山だ。
十代の血潮が、床に壁に天井にスプラッタする、グロの山盛りだ。
生々しい脚が、腿が、でん!とオブジェのように机に載り、手足がオモチャのように散らかり、肉屋を爆破したか、精肉店を猛獣が荒らし狂ったかのような、屠殺の凄惨は、戦争でも『ここまでは』というほどの、地獄よりも地獄的な、生肉を破砕した暴力の修羅場だ。
胴部や手首が無造作に床に転がる。
高い天井に吊り下げられた照明具に、美腕が引っ掛かっている。腸もだ。腸から汁が滴る。
備品も、音楽室の器具も、教科書もノートも血漿に染まって、吹奏楽部の楽器も、血飛沫を浴びていた。
なのに――
肉は生きていた。
これほどまでに破壊され、分解されても、なおも生きていた。――生があった。
転がる頭が口をぱくぱくして、脳漿とリンパ液を垂らしながら、頭が割れた少女らが、何かを洩らしていた。言を。
惨劇である。
殺戮の臭気が押し寄せる中に――
演壇に、その女音楽教師は居た――超地獄教師。
悪魔であり、魔性の師範だ。
この地獄を作った責任者だった。彼女が魔力でこの超的レベルの暴力教室を出現させたのだ。
鉄指を振るい、鉄脚が斬り裂き、見えざる鉤爪で引き裂き、真空の鎌鼬(かまいたち)が、柔らかな女肉を、胴を、尻を、乳房を、切り裂き、透明な鉄槌を造り、潰し狂ったのだ。
「地獄よ ひどい地獄よ―― でも、きもちいい――」
「あら? なんか腹立つわね」
超常教師の超子が入室し、状況を一瞥(いちべつ)すると、一言、それだった。
女子生徒たち40名のクラス担任である。
「べつに殺ってもいいとは言ったけど、これは殺り過ぎよ。なぜ?」
「態度が悪いので全員バラバラに解体しました。当然の罰です。礼儀がなってませんわね。基本がなってませんわ。これは担任教師の――基礎的で基本的な教育不足、指導力不足ですわ」
「気に入らなければ即解体? 悪魔ですこと。それが礼儀? それも礼節なの? そっちの?」
「ええ。ですわ」
美貌の悪魔教師は艶然と笑った。
超子は、綺麗な乳房をふたつ手にした。
「級長のおっぱいだわ。見ればわかる。形でわかるわ――」
「いいかたち――すてき。食いたくなるわね。こっちは融子の乳ね。綺麗――食べたくなる」
「愛しい――」
「わたし、この子たちを愛していたんだわ――」
せつなげな表情で、かつて教え子だった肉たちを見、回想する。想起する。
熱い想いが頂点に達し、きゅうと抱きしめると、放った。ブーケのように片手の乳房を、宙空へ――
放擲の真ん中、中間付近で蠢き、糸みたいな肉繊維が、床から多数飛び上がり、ひとりでに絡まり、ぷくうと肉の管が、管は動脈と成った。豪快に筋肉塊が膨らみ、心臓となった。体液を詰めてゆく。奇怪な美乳に、肺と肋骨が繋がった。
肉塊が床に着地し、バウンドすると、肺が出来た。肋骨が出来た。胸部が完成した。
神経網が這い回り、血管が次々延び、動脈が血潮を詰めて、剥き出しの美肉が、凝り固まってゆく。
胴が出来る。下腹部が、臀部が太くなり、お尻が盛り上がる。四肢が伸びる。血糊が触手みたいに跳躍し、踊るように膨縮し、納まってゆく。
人体模型が独りでに引き締まり、積み上がり、人体破壊の動画を逆回転させるような再生のパワーに、潰してばかりの肉体が、全臓器を定位置に収め、脂肪が覆い、生々しき少女の濡れた人体模型の表面を、皮膚組織が美しく覆い尽くし、潰したての美少女が、女体は淫らに復活した。
「ほぉ〜」
感心した。
青白き美少女が、冷たい肌は――まだ体温が低いらしい。
数分間外気に晒していたためだろう。
艶やかな美肌は、戦慄の美体は、一糸を纏わぬ全裸の美少女が、立ち上がった。
隆と、美しい命が目覚め、ムクと、再起した。
無垢だった。文字通り、生まれたての肌は、無垢だった。
「あなた、代行なさい」
担任教師の命に従い、甦ったばかりの女生徒は、つかつか悪魔教師に歩み寄る。距離を詰める。
「あら? パワーアップしてるみたいね。でも、ぜんぜんパワーが足りない。わたくしを倒すには、まだまだ。
あんた一人でどうにかなる相手じゃないわよ。このわたしは。持てるレベルが違うわ。またバラバラにされたいの?」
「一人じゃないわ――」
氷のように冷たい双眸が言った。
見つめながら、いや、睨みつけ、瞳の奥底には怒りが有った――
「起立!」
瞬間、学び舎が揺れた!
激震した。
号令と共に、一斉に復活した。
床より勢いよく肉の柱がそそり立った。肉が立ち上がった。
メスだった。
少女たちだった。
爆発的に命が甦生された!
甦る!
超子がもう片方の乳房を、赤き床に投げ込んだ時、肉の海が応じた。
隆々と勃興する命のメス肉たちは、骨格剥き出しの人型と成り、姿形を次々変えて膨らんだ。筋肉と神経と静脈の奇怪なオブジェを、ピンクや赤や臓器や黄色の脂肪が汁気が詰めてゆく。無数の血流が怒涛の勢いで踊り込み、腸が埋め、心臓が力強く脈打ち、卵巣が膨れ、卵管を伸ばし、子宮を呑み、膣道を収め、内臓剥き出しの凄まじい女体を、肌色の美肌が覆ってゆく。縫い目を完全に閉じて、39体の美しきヌードは―― 荘厳な静寂の中、屹立していた。
「礼!」
創生のレベルが高過ぎる!
一滴の血も残らず再生される。
新品のノートのように白くきれいになって還ってきた。
秩序が戻り、戻ってきた。
血臭も消え、奇跡の暴発であり、奇跡の嵐であり、完全であった。
完璧な甦生術が、彼女らを蘇らせたのだ。
「こういう特技なのよ。いろいろあるでしょ? 超常の教師にも種類があるのよ」
自慢の再生復元能力であった。
異能異妖の超教員らが集まるこの女学院の教師の中でも、超子の再生復元能力は突出している。
「どうお返ししたい? やっぱりこうよね。わたくしなら、こうするわ」
ぐん!
むん!
全裸の美少女たちは、軍人のように身を反らし、腰を突き出す。下半身から―― そっちも起立した!
滑らかで清らかな曲線美の十代女体の美丘から、性器粘膜の秘裂を破って、グロテスクなまでの男性美がぐんぐん突き生えて来た。大きくなってゆく。勃起だ。静脈が瘤を造り、血管の枝幹をブクブク膨張させ、肉槍が鎌首をもたげ、長く長く伸びゆく。太過ぎる。極太の先で、亀頭は勃起しきり、膨らみきって、グランスはそこだけ金属で出来ているみたいに、鋼鉄のごとく、ロマンティックに光を弾く。
その光沢は、メスの艶とオスの強さの両方を併せ持っていた。完全に勃起した。
美少女らが、雄々しき剛肉の礼を一人の美人教師に、見せつける。
「なんで全員チン○生えてんのよ? なにフタナってるのよ? なんてでっかい! どうしてでかいペニス持ってんのよ! しかも、強い。強いわ! こいつら強くなってる!」
「どうしてでかいチン○生やしてるかですって? それはあなたを犯すためよ!」
「このペニスはアンタを姦るためにあるのよ!」
「よくもバラバラにしてくれましたわね! お返ししなきゃ気が済みませんわ!!」
「許せない!!」
「死ぬほど犯してやるわ! いますぐ死ぬのよ! 絶対に死ぬわ!!」
「いいや、死なせない! タダで死なすもんですか! 何億回と死なせてやる!!」
「いっぱい殺してやる!!」
ギラギラと異様な目つきに輝く異妖の娘らが、ドロッとした怒気が満ち満ち、復讐の時が近いことを告げていた――
「ところで超悪魔教師さん、お名まえは? ――どうでもいいか。これからわたしの可愛い生徒たちに犯され、タップリ輪姦(まわ)されるんだしね」
「自習」
そう告げると、凄まじい淫音が迸った。陵辱は殺到し、陵辱はスタートした。十代の性欲が、肉食獣の陵辱音が、響き轟いた。
エロスを奏でる。
地獄のような交響曲を、交響詩が歌い上げられる、それは狂宴であった――
音楽教室にふさわしい狂ったボイスが轟き響く。
歌う。音楽教師が歌う。絶唱する。
モノフォニーを、エロスに濡れ狂った声楽ソロを、激唱する。
20分後―― 超子が音楽教室に戻ると、彼女たちの交歓で、音楽教室はとんでもなく、精液臭くなっていた。
美少女らが放った精液で、白い人型の、精液人形と化した地獄教師は、精液の体となり、人袋は揺れ、疾駆する。
精液溜まりと化し、口も肛門も性器も、精液でしかなかった。答えを精液として吸収し、精液を答えとして回答する。
指導者の呼吸器は、精液と精臭を呼吸し、精液と精臭を放出する。教え導く者の下半身は、体腔という体腔から、愛液と精液と媚液を吹き漏らしている。
穴という穴から、ザーメンの粘塊をドバドバと噴出した。性器と肛門から、白濁の熱い注入液を大量に排泄した。
どぼどぼ……
「若いわね。さすがに。大量に出したわね。感心するわ」
美人教師の美肌に、メス性精液を塗りたくる。糊みたいな粘液が、匂いを発して伸びる。女子生徒たちが夢中でそれを塗りつける。愛液、唾液、性液とも絡み合う。
ぬるぬるの粘汁で、教師の美顔も、しなやかな肢体も、濡れに濡れていた。媚に汚れていた。
「ふん!」
「ぬうん!」
「えい!」
「とりゃ!!」
口に泡を浮かせた美人教師は、美乳から噴乳した。
噴火口から流れ出る溶岩のように、美丘の先から、熱い母乳が独りでに出る。
乳を嬲られたからだ。
四本の美手によって、美しき双乳は、後ろから、前から、まろやかに、揉み潰される。
母乳塗れの乳輪と乳首に、刺激が集中する。
刺激に女教師は悶え、喘ぎ狂う。
精液と母乳まみれの美体を犯している。嬲っている。ギラギラと怒り輝く怒張には、法外な肉欲が、生命力の塊が、熱い隆起が、青筋は怒張し、硬き鋼が、熱量が突っ込み、精液を、愛液を、母乳を撒き散らし、抉り、往復する――
歌っている。復讐の歌を。生徒らの美体は更に起隆し、軽く筋肉質になっていた。
更に犯し易いように、更に成ってゆく――
性欲の海だった。生きとし生けるものの、輝ける生命の海だった。
母乳も来る。白き蜜も襲来する。
肉槍は――超肉食系の白き汁液を、精液の粘い豪雨を発射した。
床に壁に白い糊が、十代の白汁が、床に壁に天井に、どろどろの粘液とエロの山盛りだった。
ああ……ひどい……
死ぬ
殺される……
「ひどい? ですって」
「なにが残酷なもんですか!」
「憐れさを感じるか? ですって?」
「憐れ? 憐憫? ふざけんじゃないわよ!!! コイツわたしらに何してくれたとおもう?」
「ウチら完全にミンチだったわよね? 思い出すとメチャクチャ腹立ってきた!!!! 怒りでもうチン○勃ってしょうがないですわっ!!!!」
女子生徒たちは激怒している。母乳を噴きながら怒張している。全身を怒張させる。
「殺しておいて、ナメんじゃないわよ!」
「っていうか、ナメろ!!」
泣き叫ぶ美唇に熱根を突っ込んだ。
女教師に舐めさせる。地獄のようなイマラチオが、美髪を揺らし、美顔の底に、喉奥目がけ、白く濃い弾丸を発射した。大量に撃ち込んだ。
「気管に射精したわね。肺に精液が付くわよ」
「コイツ人間じゃないからいい」
「肺が精液でいっぱいになっても、コイツの両肺が破裂しても、死なないわ!」
「まあ、ドSですこと」
「先生、名まえは?」
「お名前はセイエキ?」
「そうよ!アンタの名まえはセイエキよ!!」
ぐちょおおおお!!!!
教師の直腸に白き熱は爆発した! 肛門でメス性精液が決壊した――
乱暴に引き抜かれた瞬間、精汁を噴き垂らした。アナルから放物線を描いて。数リットルは詰まったメス性精液の圧力に、教師の肛門括約筋が堪え切れなかったのだ。
魔界の音楽教師は物へと還元された。意識を失い、魔性の美教師は精液袋と化し、性的興奮に泣き震える穴と化し、痙攣する精臭の発生源と化し、全身媚肉の潤いは、淫らさの極みを超え、神的な淫肉化が完成した。
全身が精液に汚された凄惨な女教師の美体を見て、
「ザーメンまみれの先生を見て、また犯したくなった……」
男子のようなセリフを女子が言った。
「ぜんぜんヤリ足りないぉ〜」
「さっきと同じじゃツマラナイから、生やさせちゃお!」
五人の少女の十の腕が女教師を押え込み、拘束する。
女生徒らは、興奮に灼けつくような教師の女性器に、指を突っ込み、淫液まみれの陰核を引っ張り、摘み上げると、捻り生えた。男根が。女性教師の股間からは、立派な逸物が、魔と化した女生徒らの、数本の美手が弄りまくるうち、するする巨大化してゆく――!!
「ほれ! とっとと、生やしなさいよ!!」
どくん!!ぶくう!!!!
無慈悲な魔女らの弄いの成果か、女教師の双成は、男性平均サイズ以上の、豪々たる巨肉の尖塔と化した。
数本の美手が扱きぬく。
「そおれ!発射なさい!!」
指の刺激はマックスに達した。美人教師の初々しい“精通”は高らかに噴き上がった。
「ひゃあぁあぁあ!!ひぎゃあぁぁあぁぁぁぁ!!!!」
「ゴメンなさいは? それ!怒張よぉ!!もお!怒りン棒ですわ!!」
余裕が出てきた。明るい笑顔が溢れる。柔和な雰囲気が作られる。
クラスメイトたちとのハーモニーは最高度に調和する。
数名で唇を奪う。舌を挿れる。同時に侵入した。舌で陵辱する。唇と舌が悩ましく舞った。
淫らな協調が舐め尽くす。腋を。アヌスを。尻を。太腿を。鼠蹊部を。濃厚に吸い尽くす。流れるように亀頭にキスする。
融子が跨ぐ。大きな若尻をフタナリ教師の腰へ落とす。性器が性器を擦り、メスの粘液を、愛液を垂らしながら、女教師のペニスを、男性器を呑み込んだ! 結合した。地獄の官能に叩き落とした!! 膣壁がドッと襲い、吸いつき舐める!!
やめて……これ以上は……
ダメ 死ぬ アクメで死ぬ
「アクマがアクメを恐れるなんて、とんだお笑い草ねぇ〜」
嘲笑した。泣き叫ぶ教諭の女性器に突き挿れる。
女生徒らのボディは、奇怪な軟体性を見せ、愛欲の組体操は、女教師の男の部位と女の部位が、同時に愛された。
凄まじい絶頂感が駆け抜け、侵入されて失神し、抉り抜かれて覚醒した。膣奥から爆発する性感の嵐が、女教員の媚貌を焼き尽くし、子宮が絶叫しエクスタシーが破壊し尽くした。人知を超えた快感が教師としてのプライドも、悪魔としてのプライドも、破壊した――
「ぷぎゃあああああぁぁ!!!!!!」
女性器が愛され、天上の歓びに達した瞬間、精液を噴いた! 女悪魔教師のフタナリは。白き精子を。
ドピュッ!!!ドピュウッウウウッ!!!!!!
「せんせい判りやすい〜〜 イッちゃったって丸わかりですよぉ〜!」
美少女らが破顔した。そして彼女達も――絶倫が射精した。
「ウチらの新鮮ドS汁!ご到着です!!!!」
「おニューなセーエキ大好きなんだろが!!この殺りまんティーチャーが!!遠慮せんと胃が破れるまで呑みな!!」
次々爆ぜた。
ドS仕立ての寸劇は、際限なく続くようであった――
数十分前まで、赤に染まっていた音楽室は、今は白に染まっていた。
床も壁も天井もみな白い。
生徒たちの肉の括約ぶりを督戦していた超子が、呟いた。
「最初は赤で、次が白。哲学的ね」
下の階の男性教諭が階段を上がってくる音がした。かすかな靴音が、解ったのだ。
超子は音楽室を出て、ドアを閉め、その前に立った。
「音楽室の方が何やら騒がしいようですが? 先生と生徒の間でトラブルでもあったのですが?」
「何も問題ありませんわ。ミュージカルの小芝居を、生徒たちと楽しい音楽劇を、演じただけですわ」
「はあ、そうですか」
「音楽の先生も熱演し過ぎて、匂ってしまったようです。生徒らが羽目を外しすぎるようでしたら、わたくしが注意しますわ」
「しかし、この臭いは……なんとも悩ましい。また、なんとも言えぬ艶かしい歌声で……」
「熱演の結果です。先生と生徒、溶け合うほどの見事なハーモニー。素晴らしいですわね。感動しますわ」
超子はうっとりと言った。
音楽室の防音を破り、音楽教師の美しい歌声は、轟き響いた――
end
10/8/5 UP 10/8/6 更新