パワーエロスシリーズ

エロス少年

えろすしょうねん

ひんみり 作
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「許してえ、許してえ」
ベッドにあえぐ女の声。
「だめ。許されへんよ」
「ひい!」
太くなりよった。
膣ん中で。
「どうして、そないな、どエライこと、できるん? ああ、効く、死んじゃうわ。
なんで太いの? なんで逞しいの?
こんなん、人間やないよ? ああ――!!」



明るく澄んだ声が聞こえたちうわけや。
女のよがり声が、狂ったように響くその部屋には、似合わぬ声やった。
よがり狂う女の頭上に降ったその声は、天使のように甘いちうわけや。
高く明朗に響く若い声。
その声は、幼さを残す少年のものやった。

全裸になりよった少年は、とてつもない逞しさやった。
大胸筋が、逞しく、いやらしく、盛り上がっとる。
太く分厚い腹筋に腹が割れとる。
力強い四肢が、美しい筋肉に覆われて、四方に軽やかに伸びとる。
筋肉でのみ造られたかのような、驚異の肢体。
贅肉やらなんやら1ミリも無いちうわけや。
幾筋もの筋肉を皮膚の下から浮かばせた美しい背中。
強靭な肉体や。
男性美の極致や。
それが微笑んでいるちうわけや。
輝くような笑顔で、少年が微笑んでいるちうわけや。
美しき少年が、地上のものとは到底思えぬ美少年が、女に向かって、微笑みかけとる。


そやけど、少年は、ただ美しいだけではなかったちうわけや。
女は震えとった。
少年の裸体に、凄まじいもん見たからや。
女を驚愕させたもん。
女の眼のなかに、飛び込んできた驚異のそれな。
あれや、少年の裸体の中心部で、雄々しく主張しとる。
それ、少年の下半身そのものやった。
少年の男性器は、人並み外れたでかさ誇っとった。
なんちゅう、でかさや。
信じられへん――
心が泣き叫んだんや。
大人顔負けや。
大人以上や。余裕や。
どうして少年に、こないなものが、ついとるのか?
人間やないっちゅうわけや。
これは人間のものではおまへん。
男性自身の、凄まじい大きさに、一目見ただけで女は失神しそうになりよった。
衝撃に、瞳から涙さえ溢れ出てきたちうわけや。
どエライ。
もこおっ と、ぶら下がっとる。
美少年には、不釣り合いなもん、股間から、ぶらり ぶら下がっとる。
まだ力に漲ってもおらへん状態なのに、両手でも、まるでつかみきれへんほどの、大きさなのや。
非勃起時でも、こないに大きいんや。
これ、いきり勃ったら、どうなるん?
漲ったら、どうなるん?
その期待、応えられようとしとったわ。
ぴくり と、少年の肉塊が痙攣したちゅうわけや。
変異を告げる痙攣やった。


肉の塊が、むくむく 盛り上がりはじめたちゅうわけや。
むくり むくり 大きいなるんや。
いやらしい肉塊が、力を増してゆく。
真の姿を現そうとしてるわけや。
愛を交わすための姿へなろうとしとる。
少年の本体から、不釣り合いなほど巨大な分身に、大量の血流が流れ込んで、分身はぐんぐん 膨らんで、大きゅうなってゆくんや。
みるみる膨張する雄の愛器や。
その変貌、その変身のプロセスの凄さに、女は発狂しそうになるくらい興奮したわけや。
ずぅぇえええぇぇええんぶの変貌を遂げたら、どうなるん?
恐るべき力を、その形と造形とに現して、完成しようとしとる。
真の姿を見せようとしとる。
人外の性器が、怒張しきった姿を、見せつけようとしてる。
驚異は頂点へ達しようとしとった。


筋肉から筋肉が生えとる。
そうとしか見えへんのや。
赤銅色の筋肉の身体から、筋肉が、別の筋肉が造られて、巨大な肉の粘土塊を、無秩序に豪快にどんどん積み上げたみたいな、肉の剛直や。
体の筋肉の一部がもぎ取られ、移植されよったみたいな、捏ね上げられよったみたいな、アイアン・マッスルで、めっちゃマッチョ・マッシブで、めちゃめちゃハードボイルドで、ごっついスパルタンで、ごっついストロングな、鋼鉄感いっぱいの、淫肉の塊や。
凄まじいばかりの男性器やで。
並の男の腕よりも太くて長いちうわけや。
それが、勝ち誇るようにして、下腹部から反りかえっとる。
急角度で勃ち上がったそれ、臍上をゆうに越え、少年の胸、乳首の先にさえ届きそうやった。
巨大な男根の雄姿に、ああ、と、声が洩れたちうわけや。
女の恍惚が声になって唇から洩れたちうわけや。
見るだけで目が壊れそうやった。
そやけど、もっともっと、あれよう見んかい!と、牝の本能が魂の奥底から命じとった。
そやから、女には、もう眼を逸らすことが、でけへんのや。
見たちうわけや。
もう、見て見て見まくったちうわけや。
女は究極性器の雄姿を網膜に焼きつけたちうわけや。


赤茶けた、太く逞しい岩のような肉の塊が、盛り上がりたいだけ盛り上がり、天に向かって雄々しく岐立しとる。
山脈のように、巨大な山塊のように、凄まじい造形美を見せとる。
ごつい肉の山肌を、太い血管がうねり、びくん びくん と、脈動しとる。
伸びた先には、人間離れした、巨大な亀頭部が載っとった。
ぬらぬらした亀頭の表面は、まるで金属のようやった。
辺りの光を手当たり次第に弾いて、照り輝いとる。
あたかも、それ自体が発光しとるかのようやわ。
メタリックな質感バリバリの、肉色の巨大種子やで。赤銅色の鬼果実やわ。デカいわ。アホほど巨きいスネーク・カモンやで。
そやけど、あんさん、あれ、モンスターペニスちゃんの肉っぷり、えらいエロい。亀のあたま、鬼盛りのマシュマロや。
すんごい、美味そうや。
咥えたいちうわけや。
心からそう思ったちうわけや。
そやけど、口に入るんか?
でかすぎる!ちゅうわけや。
口壊れる。顎外れる。コッチコチに硬い鉄根やで。まるで鋼や。歯折れるで。こんなデカ魔羅しゃぶるの勇気いるわ。鬼過ぎやで。
不可能な公算が強いちうわけや。
亀頭部の照り輝く球面は、女の顔を映し出しさえしとった。それに女は驚いたちうわけや。
まるで鏡のように光を反射しとる。
その先端が濡れはじめたちうわけや。
カウパー氏液やった。
先端から、どくん どくん と、おびただしい量のカウパー氏液が吹き零れ出したんや。
透明な汁ちうわけや。
男の愛液や。
これも尋常な量ではおまへん。
あたかも透明な汁を射精しとるようやで。
吹きこぼれる愛汁は、巨大な男性自身を、濡れ光らせたわけや。
滴る大量の男の愛液が、逞しい太腿を、ゆるゆる伝うて、足元へ流れ落ちたわけや。
その分泌量の多さに、女は震え泣いた。

「お姉さん、濡れているんでしょ」
少年が言うた。朗らかな声で。
えっ!?
そのとおりや。
濡れとる。
凄まじい異常興奮に濡れとる。
びしょびしょや。
もう中から外まで、ぐちょぐちょや。
彼女の性器は、はしたないまでに、濡れまくっとった。
愛液に濡れ狂っとった。
この女、本年本月本日この時まで、こないに濡れたことなんて無いちうわけや。
うち、こないにも濡れる女やなんて、今日、初めて知ったわ…………
そや。
「よかったね」
ボウズも讃えた。
でな。
少年は女の前へと立ったちうわけや。
にこりと微笑む少年。
かわいい。ボウズ、小学生みたいに無邪気、あどけない顔しとる。
けど、あっちは悪鬼羅刹、赤鬼や。バッキバッキのチンポ、人殺せる金棒や。
巨大性器が、すう と、宛てがわれたちうわけや。
入口に。女の入口に。
濡れとった。性器やった。
女の下の口の生牡蠣みたいにトロトロの肉襞んとこ、ボウズの肉棒、メチャメチャ弄り廻したあと、来た。
性器に性器が、ずぶり と、めり込んだ。
柔肉を押し広げて、驚異が侵入してきたちうわけや。
圧倒的な存在感やで。
はぎいっ!!!!
狂うわ。
きつすぎるちうわけや。
めり込む巨大性器に、激烈な刺激を受けて、感じたちうわけや。いやでも解ったちうわけや。
そのパワーは圧倒的や。まるでちゃう。
巨大亀頭部が沈み込む。女の体の中心へと、中へ中へと吸い込まれるように、極太の肉の杭が打ち込まれるちうわけや。
鉄のように硬いちうわけや。
巌のようにごつい強力な男性器や。
それが、緩くなりよった。
これも少年の優しさなんか。
ちょいとゴムみたいに軟らこうなると、Gスポットも膣襞も圧して圧して潰して潰して、ホカホカの熱いモン、奥の奥、根本まで入ったちうわけや。
ああ?なんでやの?
不思議やった。
謎やった。
もう、うちの膣内(なか)アレでいっぱいいっぱいや――
彼女の性器ン中ずぅぇえええぇぇええんぶひとつ残らず巨大男根や。男の性器や。素敵な彼氏の愛の異性物でアツアツぎゅうぎゅうの膣内閉塞やで。
太すぎるモンを、長すぎるモンを、受け止めて、変えられとる。肉体を。
押し拡げられとる。性器拡張されとる。
いつの間にか、こないな巨大男根をぶち込まれても、平気な体にされてしまいよった。


少年がチンポ使いよる。うまいわ。ええでえ。
膣ン中で巨大男根が踊っとる。
キレイなお姉さん、ええように蹂躙されとる。
大人の女が、ボウズに、ええようにされとる。
剛直がドリルしよる。グネグネ しよる。キツい、キツいで。ぐちゃぐちゃ やで。
ニシキヘビみたいな太い肉の極太が、拷問みたく畝繰るわけや。
ぐりん!ぐりん! と、グラインドするわけや。
人間のチンポコには絶対に出来ん動きやった。
凄いわ。
女の自慢の数の子天井もジュウジュウ潰して、感じるイボイボ弄い弄って進撃した巨槌や。生々しくストロークすると、エッチい秘裂から、エロくて熱い性汁ぎょうさん噴いてきよった。ヨガるわ。
結合した性器から吹きこぼれる生汁は、二人が生み出した魅惑のカクテルやった。
とめどなく滲みだした愛液と、カウパー氏液とが混合して、ブリブリいっぱい噴いて来よった、天然ローションの洪水やった。
それが、女性器と巨根のちんまい隙間から、あんじょう外へ噴きこぼれるちゅうわけや。
打ち込まれた太い肉杭がローリングするんやさかい、女のオマンコ、痛いほどに歪んだ襞々のミジンコみたいな穴から、熱い生汁、ぶしゅうう!!!! いやらしい音発てて、ぐちゃぐちゃの水鉄砲、ようけ噴いたわけや。
男女の四つの手が、迸りたての熱い天然カクテルへと搦みつき、ほんで、それ掬い取って、二人の全身の肌へ肌へ、塗ったわけや。
天然ローションを身体中に塗りたくったわけや。
腹に、胸に、背中に、擦り込むようにして、ギンギラギンに、身体中に塗りまくったわけや。
みるみるうちに、二人の肢体が、腕も脚も、尻も乳も、ぬるぬるになるっちゅう算段や。
二人の裸身が、愛液とカウパー氏液に、ぬるぬるになってゆくんや。
女の興奮は極に達しようとしとった。


前哨戦だけで、ここまでいくか?ちゅうトコまで、イキよった。
これで本戦になりよったら、体が弾けてしまうのではおまへんか?
ザーメンを発射された衝撃で、女の体、弾けてしまうんやおまへん?
そないな畏れさえ抱かせる、凄まじい超人の性器やったわ。
それでも、良かったちゅうわけや。
廃人になってもええから、ものごっつい快楽を味わいたかった、ちうわけや。
神のエロスを、神の少年の激愛を、その直撃を受けとめたかった、ちうわけや。


巨大性器がオーラを放ったちうわけや。
卵巣の直横で。
きつすぎるわけや。効果絶大やった。
溶けたちゅうわけや。
体が中から、肉が燃え、溶けるちうわけや。
ドロドロ に溶けてく。

「どうして…………こないなことが…………できるの…………」
どうにか途切れ途切れに、口にすることのできた言葉は、問いやった。
大人の女が、ボウズのような、あどけなさを残す少年に、まるでええように、よがり狂わされとる。
どっちが大人なのか、わかりまへん。
赤子のように、幼子のように、抱きかかえられて、少年の超人的な性器に貫かれるたびに、泣き叫ぶ姐御サン。

「なかなかいいね」
と、少年が優しい声で言うたわけや。
涙と愛液とが滝のように、女の上と下の穴から噴き出しとった。
珠のような汗、メスの肌から、吹き騰がるだけ騰がって、燃え騰がっとる。
まるで泉が湧き出すかの如く、全身の毛穴から吹きまくった。
美しい唇が涎をこぼす。
だらせん。
そやけど、まるでオノレの身体を制御でけへん。
欲望が暴走しとる。
人外の快楽を求めて、肉体が、本能が、まるで歯止め効かんまんま、暴走しとる。
女の体は最高のぬるぬるウーマン、グッチョグッチョに濡れに濡れて、まるでベールにかかったように輝き、美しき裸身は、ぬるみ狂い、どろどろになりよった。

全身濡れまくっとる。
体中の穴っちゅう穴からイイ汁吹いたからや。
ずぅぇえええぇぇええんぶの毛穴が開放され、よがり汗を狂うほど噴出したせいやね。
全体孔が開ききって、とめどなく愛のお漏らしや。
全身、奇跡のエロ現象やった。
彼女、濡れる一個の肉やったわ。
麗しの肉やで。
潤いが暴走してしもうた美しき肉塊やで。
体液をしたたらせ、まどろんどる。
彼女は今、潤いの地獄に堕ちとったんや。
ほんでな、性汁臭いお姐さんにな、ボウズ、言うたわ。

「じゃ、プレゼントするよ。人外の喜びを。いっぱい味わってね」
少年が本気を出したちうわけや。
少年の人外性器が、本気を出したのや。
「あひいっ!!!!」
神の愛が来るっちゅうわけや。
それを今、彼女は味わっとった。身体で。肉体ずぅぇえええぇぇええんぶひとつ残らずで、受けとめなさい、ザーメンの嵐やで。熱い。
熱く熟れた牝の肉体が、真理を理解したちうわけや。
エロスちゅうわけや。
これこそエロスちゅうわけや。
神のエロスやで。
激愛や。神の激愛やで。
人間には、きつすぎる!
この少年、魔か?神か?
そないなことやら、なんやら、もう、どうでもようなったちうわけや。
少年の正体やら、なんやら、何でも、ええで。
そないなこと、もうどうでもええのや。
気持ちよければ、もうどうやってもええ。
「きもちええっっ!!」
「きもちぃいひぃぃィィ〜〜〜〜!!!!」
意識が白く白く溶けるっちゅーねん。
肉体がどろどろに溶けて吹っ飛ぶわ。
「うおおおおおっ!!!!!」
溶けたちうわけや。
「ひええええいっッ!!!!!」
快楽が全細胞で爆発したちうわけや。
彼女の肉体と精神は、最高度の絶頂を超えた絶頂の中で、弾け飛び、爆発し、悶絶したちうわけや。


「よかったね」
遠くから、少年のそないな声、聞こえたような気ィしたんやけど、女の意識は底無しの奈落に、愛欲地獄へと堕ちてゆく途中やったから、意味ぜんぜん理解すること出来へんかったわけや。

濡れ狂った女体が歓喜に発狂しぃの、快楽の絶頂渦中に倒れぇの、桃色媚肉はビンビンの淫蕩淫欲に悶絶失神しぃの、ヘヴィなヘヴンのマイフェアレディ、ぐっちゃぐちゃのアクメ・アクトレス、いくわ・くるわのヨガリ・ガール、めちゃめちゃ悟りひらいて女菩薩に成仏しよった後に、やっとこさ部屋にはマトモな静寂が訪れたちうわけや。


少年は自らのドエッチい御成果に御満足し、背中から白い羽根をグイグイ生やすと、窓に手をかけ、足をかけ、ゴツイ体が、ふわり舞い上がったちうわけや。
空へと飛んだんや。
天空へ、自らの住処のある天上の世界へ、帰っていったちゅうわけや。
地上を離れ、空を昇ってゆく、白き羽根の美少年。赤銅色の剛体。筋肉隆々のムッキムキ。プリップリの豪ケツ。象の鼻みたいなモン股間でブラーンブラーン盛大に鬼揺れしとるわ。でかいねえ。チンポ汁の名残り吹き、エンジェル汁の空中散布ってアホみたいやわ。んでも、天使汁の雫、虹懸かりそうなほど空に散って、綺麗やで。
少年は天使やった。
ほんまに最強のエロスを誇る恐るべき超絶倫の天使やで。




end


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