ふたなりフェチもの

超防衛!ふたな・めがですっ☆――(1)魔法力戦闘射精

ちょうぼうえい!ふたな・めがですっ☆――(1)まほうりょくせんとうしゃせい

ひんみり 作
Copyright (C) 2007 Hinmiri. All Rights Reserved.



報告書 「ふたなり少女の威力とその効果」

空―― 13:00(ひとさんまるまる)
陸―― 13:15(ひとさんひとご)
海―― 13:30(ひとさんさんまる)

結論  16:30(ひとろくさんまる)



 
初夏 某日 13:00(ひとさんまるまる)

空――



魔法フタナリ少女は、背中に羽を生やし、空を飛んでいた。
美裸身より、猛々しい逸物は――でろん!と、生えていた。ぶら下げていた。
肉のキャノン砲であった。兵器であった。
生命力が、進化が、肉体強化が、行ってはならぬ所まで行ってしまった、いけない姿であった。
生体巨大バズーカ。細くロリィな肢体に、とんでもなかった。
F15戦闘機の増槽のように、でかい。
メスの男性根は、赤銅色の、肉でできた魚雷みたいだ。
その後方の付根部分には、二つの巨大な肉袋を、ボールまで装備している。ぶらんぶらん淫らに揺らしている――


雲峰の向こうに、敵の巨体が見えた。
300mの巨翼。
禍々(まがまが)しい武器をたっぷりと積んだ飛行機獣。
この未来世界の軍用兵器だ。
頭脳にAIを搭載し、悠々と空を行く。高空の全自動超要塞だ。

ロリ声が叫ぶ。虚空(こくう)を震わせて。いや、引き裂いて!
「うひゃ〜 強そう〜 お手合わせ願いますわぁ!!」

飛行機獣の銃火器の全火口が娘を向いた。
超高速機動ダンス――
肉影を追う――
機銃が、バルカン砲が、火を噴く。火線が少女に細いボディに集中する。
ミサイルが乱射される。
だが、流星のごとく飛翔する、フタナリ娘の超高速機動を、捕捉できない――
まったく間に合わない。
あざ笑うかのように、魔法的運動は、回避行動とは呼べないほどの猛烈さで、弾よりも速い猛スピードは、メス肉の桃色弾丸と化し、瞬時に電光石火のごとく空を駆けた。


「ぜんぜん追いつけませんわねぇ?」
マシーンの全火器が、とてつもない超高速機動についていけない。
弾幕も何も、全てムダ弾となった。
全攻撃兵器は、虚しく空を切った。

「弱くて つまんなぁ〜い 勝負になんないよ〜
じゃ 処分するね!
えっと わたくしからアナタへの最後のお言葉はでちゅねぇ〜〜」

が、娘が言ってる途中にも関わらず、また撃ってきた。
悪あがきのように、巨大機獣が砲撃する。
「もぉ!! 人の話聞かないメカなんてお利口さんじゃない! ルール守んないロボ 超、嫌いですっ!
もほぉおお〜 
なら死ねばぁ〜?」
娘の全身が光り輝く。フタナ無限体。一種の無敵モードである。
無限のパワーを秘めた肢体から、魔法力の解放は、
どうぅうん!!!! ガリイィッ!!!!
娘の体が一瞬で、巨獣の上部に取り付いた。
翼の付根から機首の辺りだ。
空中給油用の給油口と、電子機器接続用のケーブルジャック、女性器のような形状の裂部に、穴がいくつも並んでいる。イルカの噴気孔のような、背に接続口をのぞかせている。

「ほぉれ!電撃ぃ侵攻ぉ!!!!」

光を反射する壮大な逸物で――挿し込み口を、軽く擦った。いや、まとめて嬲った。
サンサンと降り注ぐ、太陽光の浴びて、ぬらぬらと、機獣のオイルに濡れて、トロッている、太くてごつい単根を、ポート集積部に、ねじり込んだ。
超巨大な肉のプラグを、マシーンの大型ジャックに、穴に、暴力的に、ぶち込んだ!
どおおぉおおん!!!!
飛行機獣の巨体を、法外な巨根が、挿し貫いている。
隆々としている。輝いている。

「わたしちゃん、すご〜〜い! 機獣を強姦しているみたいぃ!!」
金属の塊が発狂した。マシーンの表皮を、光のパルスが走りまくる。
ほとんどレイプに近い。可憐な牝が、機獣の牡を、豪快に、ゴージャスに犯しまくっているのだ。

「チン○きもちいい!!!!戦闘セックスきもちいい!!!!姦るのきもちいい〜〜!!!!!!
おチン○きもちいい!!!!最高おおおおおおっ!!!!!!!!!」


ボコドバアッ!!!!
殺戮射精だ。戦闘射精だ。

魔法系神聖ザーメンの大量注入に、硬い電磁装甲がぼこぼこになり、胴部が、数十倍数百倍に膨れあがって、膨体して、爆発四散した。
燃料タンクに破壊のパワーが回り、油に火が点いた。大爆発する。
両翼共、火の玉と化す。
熱風。
爆煙が流れる。
飛行機獣の、甲板も、中身の部品も、散って、バラバラになる。
飛散する大量の粘液たちが、大地へと降り注いで、大瀑布(ばくふ)みたいだ。精液のナイアガラだ。
白い豪雨となって地へと降った。

「すごい!あら?死ぬ!ごめんなさいねぇえええ!!!!でへへっ!!!
ほとんど神みたい―― セックスの暴虐神みたい!!!

すんごいアクメ。効くわ!!」

精力も精量も無限であった。
神に近い。

成層圏は淫殺の空となった。



だが――
あ もっと来る いっぱい来る すごい来る……

情報を感じた。
飛び交う軍用電波を体感で、脳だけで、感じられるのだ。
あまりに戦闘に特化し過ぎていた、軍事性変態ボディが、敵襲来を予感する。

暗号化したって無駄よ…… 解っちゃうんだから―― あー きもちいい……
来る来る うひっ!



飛行機獣のお仲間が大挙して現れた。
百機近い無人迎撃機たちだ。
数え切れないほどの機影が、空を埋めてゆく。
ロボット戦闘機、呼んだのね。さっき殺ったあの巨大メカが死に際に――
基地から、お出迎えだ。

「わたくしちゃんを お迎撃してくれちゃうってワケですわねぇ〜
殺っちゃおうという算段なんですね〜〜
えへへ…………

殺れるもんなら 殺ってみなさいよッ!!!!」

激昂――

熱肉。少女戦闘体は、たぎっている。
ボディは、たゆたう。
心は、マインドは――
銅鑼(どら)のように轟き響く、心臓音。
まるで地鳴りだ。
体内では、数十リットルの精液が、瞬時に生成され、超高速リロード。装填(そうてん)は速い。魔法召喚の一種なのか?

そして連続射精。
機獣どもを屠(ほふ)ってゆく。無数の金属の猛禽類(もうきんるい)を。

恐ろしい娘である。
戦慄である。
恐怖の殺戮体は、死の天使は、超音速で空を舞い飛び、敵性目標たちを、破壊しまくる。
そして、猛速の精液で撃墜する。
連射であった。
猛射であった。

「チン○にマン○に子宮に、Gが気持ちいいよ。急制動や高加速や急旋回する度に、体重数倍になっちゃう! うへぇい!」
遠心力による、急激な体重増加にも、猛スピードでの破壊衝撃にも、体が平然と耐え、それすらも快であった――
「きもちえ〜〜〜〜っ!!!!!!
いぇ〜〜〜いっ!ロックゥ!!!」



敵機を全部、叩き墜とした。
戦闘機体は、潰された蚊か虻(あぶ)のように、地に転がっている。
少女以外、その空域に飛ぶ物はいない。
完全制圧である――


殺るだけ殺っちゃったし――
ほんじゃ 基地でも叩くかぁ…
こーゆーのは元から断たないとね……




数分後――
ロボット飛行兵器たちの、発進基地上空へ、少女は達した――

衝撃波をぶち撒けながら、急上昇、そして急降下爆撃、空軍基地設備に向かって、戦慄と恐怖が現れる。
性器より精液弾連射、四肢より光弾、指先から無数の光、魔手となった両腕から、激光が飛び散る。
おっぱいビーム照射、アナルビーム、全体腔が攻撃火器となって、鬼のように、かっ開いた。
肉体の、ありとあらゆる部位が、全て兵器となった。全身殺戮兵器―― 物理法則を完全に超越した肉火器だ。

絨毯(じゅうたん)爆撃、地上の目標を破壊する。戦争機能を無力化する。

「今すぐ原始時代に戻りましょ 文明が無くなっちゃうよっ! そしたらね……
超・平和的になっちゃえ!!オラアァッ!!!」

天から、光の槍が降り注ぎ、地をきれいに潰してゆく――

その火点は、空から襲いかかって来る巨大火山噴火だ。
破壊に次ぐ破壊。
地上は、火山弾を食らったように、一面のクレーターだらけになり、ボコボコになってゆく――
超パワーが、大地を均(なら)してゆく、造り変えてゆく――

人工物の痕跡(こんせき)や、文明の証(あかし)は何もかも消滅し、石器時代と同じになる。
超暴力の放出は数分に渡り続いた。
その間――、ただ、超フタナリ少女の、緑色の髪が、破壊の暴風に、鬼神のごとく、舞い続けた――





 
同日 13:15(ひとさんひとご)

陸――



ほぼ同時刻――
数百キロ離れた別地点の陸地にも、仲間の戦闘少女が現れた――

大地に二本足で突っ立つ娘。
空を制圧したフタナリ娘の友――
まだ生えていない。
ノーマルボディだ。
なだらかな恥丘と陰唇は、股間がまともである。
たおやかなラインは、正常なメスのものだ。服も着ている。

燃えるような赤い髪をした娘は、陸用兵器であり、魔法少女―― 神なパワーを秘めた、人型生体魔法兵器である。

だが、可憐な娘は、エロスに輝く淫肉美体は、一個機甲師団所属の、自動化部隊全火砲の、集中砲火を一身に浴びていた。
まるでシャワーのように、銃弾は牝の肢体に無慈悲に殺到した。

だが、通常兵器による暴力の嵐を、神肉が、生体が、撥(は)ね返す。
弾丸は激突のエネルギーによって金属片と瞬時に変じて、飛び散り、娘の周囲に、ゴミみたいな鉄屑となって、パラパラと落ちていた。

砲弾を浴びて、皮膚は、超性のスキンは、ソフトスキンは、ハードスキンへと、恐ろしく進化しまくった。
暴力に呼応するように、しなやかな裸体は、凄まじい人外の硬度を獲得した。

ただ、猛攻に、通常素材で出来ていた衣服・着衣は耐え切れず、全て剥(は)げ落ち、裸になる。
最高度に全裸である。

「あーら、ヌードになっちゃった。乙女が銃弾の暴風雨に脱がされちゃった…… ちゃんと戦闘制服を着て戦いたかったのに…… ほぉ〜 やってくれるわね。じゃ、こっちからも反撃よ!」
赤髪の殺戮体は、肢体をしならせて、くねらせて、突っ込んで来る。
美獣は、破壊神となった。


その時――
生える。
生えてくる。
男根であった。
特別でかい。
特大サイズだ。
人外の証であった。

天然超巨根をぶち生やした殺戮のフタナリ肉天使が―― フル勃起する!!

巨獣戦車に対して、指一本、差し示すと、装甲体に、淫なる造形が、縦に一線の割れ目、鋼鉄の大陰唇が一気に形成された。

「イカせたげるわ!」
凄まじいまでのスマイルは、暗殺者、殺人者に特有の笑みだ――

どかん! ゴリィッ!!!! ずうううううん!!! ベリベリベリッ!!!!!
バリィッ!!!!!

どりゅどりゅ!!!!
装甲板、鋼鉄の表皮を、片手で、みかんの皮を剥(む)くように、防御の盾を引き剥がし、柔らかな生体エンジン部に、膣腔状挿入部を更にひとつ造形すると、思い切り、突き挿れた。
法悦の表情が浮かぶ。
メス型有機体による機淫である。
顔をうっとりさせて、交合が開始された。
豪快なるピストン。殺戮・殺性の超セックスだ。
メスが、オスの象徴のような巨大殺戮兵器を、存分に、凄絶に、犯しまくっている。
自由に姦りまくっている。
純粋に嬲りまくっている。

「う うううん…… はああああん!!」
腰に手を当てて、突き出すようなポーズをとると、手も使わずに、意志するだけで、射精した。
牝性の精液を、一リットル、噴いた。超音速で――
ドブウウ!!!!ドビュプウウウウ!!!
精液を発射されて、死ぬほどよがり狂った機械の巨獣は、主砲を、戦車砲をめちゃくちゃに乱射する。
次々高速徹甲弾を自動装填し、マッハの衝撃波を砲口から轟かせて、猛烈に連射する。
だが、着弾点は、虚しく岩山や砂礫を崩すのみ――
必死の巨体が、ムダ弾を数十発放つと、砲撃は止んだ。
人工知能がイッたのだ。マシーンがよがり死んだのだ。人とのセックスに斃(たお)れたのだ。

更にトドメの精液を数発撃ち込むと、砲身も破裂し、数十トンの巨体が爆散した。
天地に、超フタナリ娘のパワーを示した。


「まだまだ、これからよ!」
一瞬で超ジャンプし、二台目のケツに食らいつく。
ロボット戦車は、多少の生存本能的機能を有するのか、マシーンのくせに、おののいている。
後部、エンジンルームの辺りに、ずん!と、ぶち込むと、今度は、ゆっくりと注入した。
だが、量が凄い。
内圧に耐えかねて、爆発する。
たちまち、精液まみれの、鋼鉄の蟻塚(ありづか)、機肉の山が出来る。

二台目の自動戦車の主砲は、火を噴くことが、砲弾を放つことが出来なかった。
代わりに戦車砲から、メス性の精液を、暴噴したのだ。
内部が精液に完全に埋まったのである。ザーメンの回るスピードが早かった。
完全に充填(じゅうてん)されてしまっていた。

鋼鉄をものともしない、ふたなり少女の超巨根。質量保存則を越えた魔法力射精ボディの淫躍は――


その姿が消えたかと思うと、三台目のケツに、もう立っていた。ほれ!と、突き挿す。
裸身が、甘く、尻を動かす。

「面倒なので、あとはまとめてお逝きなさい。」
恐ろしいほどのオーラを、大量のパワーを、周囲一面にぶち撒けた。
凶的殺戮光線に、全機甲師団が攻撃不能となった。去勢されたみたいに、戦車に搭載された人格型中枢の、攻撃判定回路がダメになった。戦闘続行能力をむしり取った。

これはもはやバトルでは無い。戦場の一方的な殺戮と暴虐とレイプだ。戦争機械たちがよがっている。金属のボディを統括制御する人工知能たちが、悲鳴を上げている。絶叫している。


「皆殺しよ…… 生かして帰さない! 逝ってもらいますわ…… はあああああ!!!! おおおおおおっ!!!!!!
来る!来るっ! チン○ キモチいいッ!!」
灼熱の超巨根から、爆発的射精。核爆発級の巨大破壊へ、一気に達する。真っ白い精液の超火球は、一瞬のタメの後、一気に数キロ大に巨大化し、地上のありとあらゆる構造物を、破壊してゆく。
「あひゃっ! 大地を、スペルマが、えぐってゆくわ!!! うおおおおお!終末しちゃえ!!!!!!」

隕石衝突による恐竜絶滅を連想させる、壮絶な破壊の光景だった。
四台目以降は一気に、擦(す)り潰された。盆地になった。巨大クレーターの一部となった。


結局、フルオートのロボット戦車機甲師団は、核兵器レベルの魔法力超射精の大破壊の鉄槌(てっつい)をモロに浴びて、わずか数分で殲滅(せんめつ)――
たった一人のフタナリ少女のパワーの前に全滅した。





 
同日 13:30(ひとさんさんまる)

海――




海中を自動航行中の、半生体型原子力ロボット潜水艦に不吉な影た取り付いていた。
それは憑(つ)きながら、突いていた。
フタナリ少女である。艦後部を交尾するみたく、犯しまくっている。
空陸でパワーを迸(ほとば)らせたフタ少女らの友だ。

珊瑚礁(さんごしょう)のような色の青い髪の娘。
シンクロ選手のような、むっちりしたボディの、股間から生えたもの――

超特大の――イルカの体ほどもある――超爆なチン○だ。
先端は流線形をしているものの、そんな水中抵抗の高そうな物を生やしたまま、猛然と泳いで、いとも簡単に、原潜の尻を、むんずと、捕まえる。
ずん!と、おのれの分身を、鉄皮に突き刺す。
肉棒を、ぬるり!と甘く動かせば、鋼鉄のクジラはよがり抜いた。

酸素ボンベも何も無しで素潜りである。
数十分に渡り泳ぎ続け、超フタナリ娘が、シー・マシーンを、戦争機械を発狂させて――超性的快美に、快楽死させてゆく。
法悦の炎と凄絶な安楽に――
真に溺れた。
「ほおれ、轟沈せえや。」
原子力潜水艦隊を次々沈めてゆく。
チン○で、撃沈してゆく。
巨大な肉の銛(もり)で、鉄の鯨たちを、団子のように串刺し、血祭りに上げてゆく。


深海の暗闘―― しなる裸身、噴く者、噴射音、ぶち込む、ぶち込まれる―― 漂う白い糊、ザーメンの帯、飛び散る精虫、泳ぐスペルマは大量、濃いスープのような豊饒の海に、轟音と夢魔が拡がり――

数十分に渡る放蕩と愉悦――
星のようにマリンスノーと精子が降ってくる海底で、原潜たちは、身を横たえて、悶えまくっている。
半有機半無機体のマシーンたちは、泣くほど、よがりまくっている。
死ぬほど、犯られてしまったのだ。
陵辱されてしまったのだ。

「機械んくせに―― 贅沢(ぜいたく)なやっちゃなあ。高等知的生物、ヒトと同じくらいの――、いんや、もっともっと、どエライ超性的快感、味わいまくるやって――」

超性の女淫魔は、オス型兵器たちを嘲笑した。

両手で耐圧殻をペリペリ破き、圧壊した発射管から魚雷をもぎ取り、戦利品とばかりに捕獲して、バイブオナニーみたく使用した。
ふん!とパワーを込めると、炸薬が腹腔内で発火した。だがその轟きも快美となった。
超常の体内に、座薬みたいに、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を、肛門に挿れて楽しんだ。
しばし、その特大の感触に、まどろむ。
すぼめ、ぬめつく肉襞の、溶けるような具合に、あう!と反った。
巨大な肉根がピクつく。
金属の座薬を、とろりと排泄し、分離する。そして――
優美にターンする。


獰猛(どうもう)に、海中を泳ぐ者は彼女だけ。
敵性目標は全部沈めた。
水中でのオペレーション、ミッションは、全て終えた。

人魚のように、ゆうゆう泳いで、海上へと姿を現す。
海面が美体を吐く。
戦慄の勇姿であった。
足を数センチのみ濡らして、海面に立っている。
魔法のフタナリ少女は、なんでもありなのだ――。


いきなり、体感した。
大艦隊の存在と接近を、ボディが知覚した。
水平線の遥か先、米粒みたいな無人軍艦の艦影を、網膜が捉えた。超的な視力で、大型海上船舶ロボット艦隊を見た。

「ほかにうちに犯り殺されたい機獣さんらは、アチラさんやの?」

ニコッと微笑む。
海の青と、太陽の光を弾きながら、海の潮(しお)と、磯の匂いをまといながら、裸体は、超特大巨根は、まだ猛っていた。
今しがたまで、放出しまくっていた男根には到底見えない。
いや、「まあだ限界ちゃうで。」と、白濁液を噴き漏らしながら豪直している。青筋も凄まじく、盛り上がっている。静脈が、敏々に脈打っている。

モンスターだ。チン○を生やした女巨神兵だ。
隆々と猛り誇っている。
快楽のパルスが太棹を中を走りまくってる。
亀頭部へと集中してゆく暖かな流れ。それらは、汁となって結実した。人外パワーの結集であった。

肉体のモードが切り替わる。たおやかな女性的なボディラインが、フィットネス系筋肉質裸体に変態する。

性的快感の熱いパルスが、魂にまで及ぶと、官能は更に激化、増幅し、フィードバックされた感覚は、更に巨大に、爆発的に隆化、増大し、乳首も性器もナイフのように鋭敏化する。兵器としての攻撃力を、殺傷性を、ギンギンに帯びてゆく。

そんな、殺戮の美神が―― 大艦隊への陵辱攻撃を決断する。


旗艦の、全自動無人巨大空母目がけて、神速の激光と化して、海面を走った。
ジャンプし、飛び付いた。指が鉄板に食い込む。鉄壁が粘土みたいだ。光り輝く裸身が、巨大空母の尻をつかみ、後部甲板を犯した。
超パルス、電撃が這い回る。船体を、無数の火花が、雷光が閃く。フラッシュが走りまくる。
ずん!ずんっ!!
ずううううううんっ!!!!
ずりゅううう!!!!!

突く突く。突きまくる、超爆根は鬼となって――

「あんたも、水底(みなそこ)に、お逝きや!」

巨艦がケツから斜めに持ち上がった! バリバリと変形し、巨体が自重でねじ曲がると、壮絶な音を発てて屈伸し、へし折れた。与えられたパワーによって、船体が、悪魔的に膨れあがり――
轟音と大爆発。数万トンの巨大構造物が、紙のようにビリビリと破れ、炸裂する。
入道雲みたいな爆煙が、急激に、もくもく湧き上がるキノコ雲に変じて立ち昇り――
白い水柱を幾本も暴噴させると、数瞬で巨大空母の姿は消え、海中へと没した。

そして娘は、艦隊の中心で、光の玉となった。死の閃光球が舞うたびに、艦は次々轟沈する。
海底で、先によがり眠る仲間たちと、同じところへ送った。


艦隊は潰滅した――
海の藻屑(もくず)、いや、エロスの藻屑となったのである――





 
同日 16:30(ひとろくさんまる)

超的な 空戦 陸戦 海戦 の数時間後――



空で、陸で、海で―― 精液を迸(ほとば)らせた御柱(みはしら)たちが集結した。
超々巨根を装備した美しき娘たち。
空飛ぶスーパーガールだ。
乾燥地帯の盆地を取り囲む山脈に、微笑みのフタナリ天使たちは、次々パンチし、山肌から巨岩を切り崩すと、ダムをひとつ造り、三人娘は、空中で集団射精する。
たちまちのうちに、乾ききった窪地をザーメンの巨大湖へと変えてゆく。
数百万トンの精液が、海みたいに、たゆたう。
波打つ。
凄まじい匂いがする。
淫景であった。
神福であった。
超絶なるフタナ娘たちの勝利の宴であった――

荒野に突然誕生した、精液の海に、新たな生態系すら生じそうであった。
それも可能である。
数千兆個の、彼女らのメス性精子たちが、満ち満ちている。泳ぎまくっている。スペルマの海に――
いかなる生命体が育つのか?
ただ、彼女たちのボディは、様々な体液にまみれて、凄まじいまでに、ぬるぬるである。



神のごとき射精を終え、肌を異様に、ぬるぬるテカテカさせた娘らは、攻撃オーラを通常レベルにまで鎮めて――
平地へと舞い降りると、制服の男たちの前に並んだ。
超的な美少女らは、凄絶な裸体のまま、あいさつをした!

「自己紹介、遅れましたが、わたしたち、魔法少女で 生体兵器で、日○国の、自○隊員でありますぅ〜」
「んなカンジで、日○国、バッチリ守るよって、むっちゃ防衛しますわぁ!
「極東の魔法系女性自○官をよろしくお願いいたしましゅでしゅ!」

居並ぶ将軍らは呆気(あっけ)に取られていた。
大陸の、同盟国の軍事試験場。超大国自慢の最新無人兵器たちとのお手合わせは、殺りすぎていた。本領発揮し過ぎた。若さと、幼さゆえ、政治的な遠慮も何も知らずに、破壊のパワーを、実力をフルに発揮した娘らの、圧勝と圧巻であった。
魔法力と、行ってしまったバイオ系未来技術と、兵器と萌えとの、凄絶な変態合体物――。
その極北が、彼女らであった。


新しい作戦指令書を受け取りながら、最高の笑みを絶やさず、戦闘続行宣言を明るく“元気”にする、超人娘らの、愛くるしい決まり文句は――
「今度も、ぬるぬるぅ?」



(つづく)


next 02

feti index

top