ふたなりバイオレンスもの
激殺!ふたなりスーパーガール――(1)暴虐のツンデレ!
げきさつ!ふたなりすーぱーがーる――(1)ぼうぎゃくのつんでれ!
ひんみり 作
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夜の摩天楼。輝くイルミネーションの海が、光の洪水となって、眼下に広がる。
超高層高級マンションの最上階。その全フロアを専有し、マフィアがアジトをかまえる。
最凶の犯罪組織のひとつ。その要塞のごとき中枢。
最高級ホテル並みの豪華設備と内装である。財力のでかさと闇社会での権力の強大さを誇っていた。
「今日のお掃除は、っと……
へえ ここ?」
空に舞った声は、金髪碧眼の美少女―― スーパーガールの愛らしい声であった。
セクシーな美体が、腕組みをして、ふわりと浮かぶように、超高層マンション上空を飛んでいる。
赤いマントが夜風にひらめく。
数百万トンを持ち上げるハイパワーな怪力と、不死身の体。多彩な超能力を誇る超人娘は、正義のスーパーヒロインだ。
美しい貌(かお)の造りは、ゴージャスでありながら野性的だ。無敵のスマイルが輝いている。ボディはもの凄くグラマラスで魅力的だ。
今日はVライン状の青いヒモ水着を着用だ。
ほとんど全裸に近い。
グラビアアイドルのような、スイカのような美巨乳が、豊かに盛り上がっている。
水着は、肉感的なおっぱいの頂点で、生意気なほどに突き勃つ乳首を、なんとか覆い隠していたが、セクシーなお尻に吸い込まれるヒモは、股間が隠せていない。
なんというか、肉が盛り出ていた。ハミ出していた。オスのシンボリックな、官能的な塊がモロに――
「そう わたしのアダ名は、“スーパーチン○ガール”だよ☆! みんなそう呼ぶのっ☆」
スーパーチン○ガール。
その名の通り、股間にはペニスが生えていた。下半身は、隆々たる勃起だ。
すでに大きく、馬並みだ。いや、馬以上なデカブツだ。
その根元からはソフトボール大の玉が、飛び出ている。
隠すつもりが、これでは意味が無い。
でかすぎる。立派な美巨乳に、豊かにタプタプ揺れる胸の先にまで、届くほどだ。
ずずぅん!と破戒的に反っている。
その迫力の剛肉ぶりを、狂った肉体ぶりを、清貧禁欲の教えを説く聖職者が見たら、卒倒するだろう。いいや、ショック死しかねない。
極太い棹も、メタリックに輝く亀頭部も、ほとんど丸見えだ。
肉棒は興奮し、すでに軽く欲情しているのか、先端からはカウパーを噴き漏らしている。
分泌量はすでに並みの男の射精量に匹敵している。
それが風に舞った。
糸を引く。
納豆菌が作る粘り成分みたいな、有機的な粘りである。
悩ましい匂いをまとい、優雅にホバリングする超少女――
警察の要請を受けてここに来た。
近年の治安悪化は、手を出せない超暴力組織のせいだった。
ネオ・マフィアと呼ばれる、凶悪犯罪組織の黒幕。
悪事の総元締めである。
市民も治安当局も、闇社会との戦いは、悲惨な状態になっていた。
殺人、謀殺、謀略、強盗、詐欺、……ありとあらゆる犯罪に手を染める、その悪行ぶりは言葉にすることすら困難な、残酷さ、狡猾さ、むごい極悪さ、いや、それすらも越えた、「超悪」である。
通常の、ノーマルな法と権力では、もはや歯が立たない。
実力不足を認め、彼女に頼ることを了承したのだ。
当局の、苦渋の最終判断である。
巨悪の総本部を潰滅せよ――
そのための実力行使は――、白紙委任。
常識の埒外(らちがい)にある、最強ふたなりスーパーヒロインに、ありとあらゆる破壊と暴力を認める、公的機関からの一任だった。
「あらあら悪党さんたち、たのしんでるみたいね、乱痴気騒ぎ中?
こわ〜いわたしが来ていることに、ちっとも気づいてくれてないみたいね。鋼(はがね)の超人チン○コ女がココにいるってことに!」
数百メートルも先から、最上階の様子を、空中に浮きながら、超的な視力で中の様子をうかがっていたが、ふわりとビルの屋上へと舞い降りる。
彼女は無言で、まず、電気系統のコンソール箱に近づき、こじ開け、中をいじる。
火花が散る。何かが焼き切られるような音と匂い。
謎の処置をわずかコンマ数秒で終え、階下へ続く鉄扉に向かう。
硬く冷たい金属扉に、チン○と巨乳を押しつけると、扉はゴムか粘土でできているみたいに簡単に破けた。人型の穴が開く。人外のパワーには抗(あらが)えない。この程度の薄い鉄板では、超人娘の前に、ただのボール紙だ。
ずんずん突き進む。階段を降下する。廊下を駆け抜ける。超スピードの走りで。早い! 神速の疾走だ。猛速過ぎて姿が半透明に見える。
監視カメラが何台もあったが、早過ぎて捉えきれなかった。その超高速移動を。
赤外線センサーを視認し、荷重センサー等も、超的な感覚で知覚して、舞い踊るように飛びかわして先へ先へ進む。
マフィア本部の巨大な玄関は、威圧感たっぷりの、まるで秘密基地か城の扉か、金庫みたいなごつくて、どっしりとした、いかめしい黒い扉だ。
行く手を遮(さえぎ)り阻(はば)む電子知能付きの鋼鉄の番人。物理的にもがっちり鍵が架けてある。
人では外から開けるのは無理だ。
だが彼女は超人である。
鍵穴に指を突っ込み、ぐりぐりすると、ドアはキー内部から破壊された。さらに指先から軽く電流を放つと、人工知能回路が焼け死んだ。シューシューと煙が上がる。扉は、茹(ゆ)でられた貝のように口を、音も無く開いた。
なんなく侵入し、すうと閉める。くるりと後ろを向き、巨大な玄関の、鉄門を、拳で一撃する。
ブグンッ!!
ぶ厚い鋼鉄で出来た出入口は、にぶく不吉な悲鳴をあげて歪んだ。
人の力では絶対に開かないようにする。
その部屋唯一の外部との連絡路を断つ。
中のマフィアどもは、これでもう脱出不能だ。
なぜなら彼等がいるフロアは、戦車の複合装甲並みの防弾壁で、グルリと囲まれていたからだ。
最新鋭の無人警備システムを過信しているのか、警備の者は非常に少ない。
もうひとつ大きな木製の扉。
その扉と間仕切り壁の向こうでは騒々しくパーティーをやっている。表玄関の破壊音にも気づかなかったようだ。
透視し、中の標的数、存在する武器等を確認する。
壁の前で仁王立つ。
じゃ、社会のゴミを大掃除するね!! ショーの開始だよっ!!
軽い興奮。鈴口にカウパー氏液がにじむ。
ぬう…
チン○を、より大きく硬く、勃起させた。銃器のように。
腰に手を当て、狙いを定め、射撃してゆく。
美とパワーと自信の塊のような体から、精液弾だ。
超音速で噴射。
精液の塊が、ライフル弾と同等か、それ以上の破壊力を発揮した。
壁を貫き、無数の破孔が生じる。
ファミリーたちが、敵対マフィアの大殺戮一周年を記念して、爛(ただ)れた退廃的パーティーに、うかれていたところへ、猛速の殺戮弾は着弾、確実にヒットした。
腕が砕かれた。足を潰された。
室内警備担当の、若いリーダー格の、凶暴な顔面にいたっては、吹っ飛ぶ。白い衝撃が鼻先から飛び込んだ瞬間、爆発し、スイカみたいに弾けた。
恐るべき顔射であった。それも遠距離からなのに、威力が違う。スーパーガールの射精力は。
正確無比な射撃は、数秒で制圧する。超人の命中精度。
狙いすました射精のスナイパー。戦闘力の無効化であった。
マフィアに無傷の者は誰もいない。なにかしら負傷していた。
ドドドド……
バリバリ……
向こう側から反撃の発砲音。
傷だらけになりながら、撃っている。
壁が紙みたいに砕け、蜂の巣になる。埃が舞い、暗い室内に、破口から光が洩れる。
多少は反撃の銃弾の嵐というか、そよ風が来た。
だが拳銃の弾などスーパーチン○ガールにとってゴミだ。蚊が刺すよりも痛みがない。
スーパーチン○ガール肌に、何の痛痒(つうよう)も与えられない。
涼しい顔の少女。
不敵な笑みで、凄絶に、純粋に笑った。
多少の反撃は出来るように手加減してあげた。半殺しにした。
だって、そっちのほうがおもしろいから…… すぐに潰してしまっては、もったいない。つまらない。
全員殺してしまっては、即死させたら、わたしが愉しめない。
マフィアには、おなじみのサブマシンガン。
超少女の肌に、その弾がバチバチ当たった。
「あらあら、超ヒロインを、蜂の巣にしたいって? マッサージにもならないわよ!! ああん! うるさいわね! その程度の攻撃じゃ、ムダなことぐらいすぐにわかんないの!! おバカさんたち! もっと強力な武器を使いなさいよっ!! ロケットランチャーとか、重機関銃とか、ミサイルとか、トマホークとか、核爆弾とかね!!」
壁をぶち破り、侵攻した。噴煙と共に、美少女が出現。
超高速移動。
一閃。
マシンガン男の股ぐらに、巨根の先端を、手を入れるみたいに、潜り込ませると、ペニスで放り投げた。
凄まじいバネがしなる。
ギュン!!
ぶん!!
「ほれ!」
巨大チン○の、恐るべき弾性力だ。
男の体が、超的な一撃を受け、天井に突き刺さった。まるで釘(くぎ)打ち機から激しく射出された釘。
頭が天板を貫き、コンクリート壁に激突した。
血しぶきがスプリンクラーのようにぶち撒けられる。脳漿(のうしょう)と共にマシンガンが床に転がり落ちる。
恐怖だった。
ようやく事態を理解した。壮絶な怒りの鉄槌を振るう、地獄の天使が来たことを。
知っていた。そのスーパーヒロインの噂を。
悪党悪人を、容赦無く叩き潰し、性的にも弄(もてあそ)び、虫ケラのように惨殺する、恐るべき正義のヒロインがいると。
悪人をゴミとして扱う究極の処刑人が、眼前に現れたのだ。
アイドルのように愛くるしい無邪気な笑顔も、輝く肉体美も、たくましい陽物も、ひとつの超フタナリ少女の体に溶けあった時、それが凄まじい絶対の恐怖になることを、彼等は知った。
だが、足を砕かれ、歩くことが、逃げれない。
腕の骨が潰れ、まともに銃を持てない。
移動することができない。身体の自由を奪われた。
マフィアたちは、イモ虫のように、のたうった。
ひい!
恐怖の運命に、あらがうことができないと悟った時、マフィア数名は、失禁した。ちびったのだ。
ズボンに染みが広がる。
「うんっ? なにお漏らししてんのよ!! 情けないわね!!
シャキッとさせてあげるわ! わたしの目を見なさい!」
声はもう催眠術、いや、それをも超えた圧倒的なスーパーパワーが、自由意思すら奪った。
場を凍てつかせた。
凄まじい恐怖が四方八方に染みた。
床から天井、壁という壁を、空気の全てを、戦慄と恐怖が、濃雲のように満ちた。
畏敬にも近い恐怖が空間を塗り潰した。
筋肉が痙攣し、引き締まる。
一時的に失禁が止まった。
恐怖のレベルが高過ぎたためだ。
スーパーチン○女が言う。中間幹部の男に。
「あんたたちが死ぬか死なないかは、わたしの気分ひとつよ!! これからあなたがたの行いで判断します! わたしを愉しませてくれたら、この場から、殺さないで逃がしてあげてもいいわよ! 無罪放免にしてあげる! そうよ! 感謝なさい! 処刑する気を変えるわ! 死刑執行を思いとどまるわ! だから、サービスしてごらんなさい! まずは―― そうね、このチン○よ!」
「含(ふく)みなさい! 舐(な)めなさい!
上手くできたら許してあげるわ! 仏心(ほとけごころ)みせてあげる!」
男に口淫をやらせようとは、容赦無かった。
だが、彼等も、生きのびる為に必死だ。
問答無用で処刑されてはたまらない。
見栄も体裁も無かった。
ぶるん!と、突きつけられた巨大な男根を、必死で咥(くわ)えた。燃えるように熱い。
限界近く開けて、顔が変わるほど、鉄柱をちゅぱった。
ちゅぽちゅぽ……
じゅぽじゅぽ……
倒錯と恥辱の、ちゅぱ音が響く……
だが開始わずか数十秒後には――
「へたくそ!」
黄色い罵声(ばせい)が飛んだ。怒りと失望のクレームが浴びせられた。
――コイツ、情婦にフェラチオばっかやらせていた割には、ド下手だ。
全然きもちよくない。
オスならチン○のツボを知ってるんじゃないかと期待したのに、とんだ思い違い、見込み違いだわ――
超少女の一種の透視能力である。読心術と言うべきか、男の脳を読みとって、記憶をサッと見たのだ。
豊富なエロプレイの経験有りと当たりをつけたから、だから指名したのに……
「もう!なによ! あんまりきもちよくないし、おもしろくもないから、もう終わりよ! 今すぐフィニッシュしたげるわ! ほおれ!」
熱い亀頭が、びくん!と膨れあがると、口に衝動が走った襲った瞬間、白い弾丸が、ライナーとなって走り、もの凄い圧力が口中にあふれ、男の後頭部が吹き飛んだ。
射精が撃ち抜いた。
爆散。
男の生命の飛散した。
脳と、砕けた頭蓋骨、血漿(けっしょう)を、噴水のように吹きあげて。
爆速射精。噴火するみたいに。
男は白眼を剥いて倒れ、唇からどくどく白濁液を垂らして、死んでいた。即死だった。
マッハ射精の威力だ。
超音速の精液噴射に、頭部を撃ち抜かれて死体と化した。
スーパーガールは、崩れかけた男を、片手でポイ捨てた。
冷たく見下ろす。
チン○先から残り汁をドロドロ吹き漏らしながら、美貌は言った。
「ほかにしゃぶりたい人〜 手を挙げて!」
冗談じゃない! 咥えたら死ぬ!
チン○まで兵器だ。コイツは人のかたちをした兵器だ。
全身のどこを触れても危険だ。
そんなものをしゃぶるだなんてごめんだ。
嬲り殺すのは、もてあそぶのは他の奴にしてくれ。そいつらに出しまくって、早くすっきりしてくれ。精液を全部出してくれ。
女魔人が性欲を無くしたら、獣(けもの)のような肉欲を満たしたら、この地獄から逃れられるかもしれんぞ。オレだけは助かるかもしれない。
エゴが渦巻いていた。
が、そんなことは、先刻承知だった。
「誰もいないの……予想通りね……」
口調が急に変わる。ためらうような、恥らうような声になる。
「べ、別に、あんたたちに、期待してないわよ!
あんたたちの性的奉仕はちっともダメなようだから、吸ったげるわよ!! じゃあわたしがフェラチオしてあげる! ほら! サービスしてあげるわ! 濃厚にね!」
ツンデレっぽいが、何かがおかしい。
「ほおら! チン○出しなさい!」
マフィア男を一人捕まえて、ズボンを剥ぎ取る。
「あら、かわいい〜 わたしのよりも何倍も小さい〜」
その感想は屈辱である。オスのプライドを言葉で破壊した。
咥えた。熱いぬるみが亀頭を襲う。
さっそく吸引した。
ためらいも無く一気に。
とんでもない舐めと、とんでもないデレが来た。
真空ポンプ数台分に匹敵する驚愕のスーパーバキュームに、男の体躯はパックジュースがカラになるように、絞りつくされる。
同時に片手で玉をやんわりやわやわ揉み揉みする。超人の愛撫だ。その性感マッサージは何か人とは根本的に質が違うのか、睾丸は精子を異常なほど大量に生みだした。精嚢も異常活性化し、膨張肥大し、血液とリンパがどんどん精汁になる。男の体液が精液へと急激に変換されてゆく。
「愛しいよう ううん ごっくん!! 美味しい〜 もっと吸わせて〜〜」
しゃぶりながら、声が伝わってきた。マフィアたちの脳に直に。テレパシーだ。いや、彼等にとっては一方的な毒電波である。
じゅぼ……
「もっともっと吸わせて〜」
どぼ!!
舌は舞った。
容赦無く唇は蠢(うごめ)いた。
吸った。吸った。もの凄いスピードで。
「もっともっともっともっともっともっともっともっと……」
口淫ではない。溶ける。熱地獄だ。
ずるずるずるう!!!!!
じゅぼおおおおお!!!!!
「おあああ!!!!無くなるぅ!!カラッポなるぅ!!おれの精液が勝手に出る!!死ぬぅ!!おわ!!うわ!!あぎゃ!!うわあぁああ!!!!…………」
金玉が凹んだ。精管が、精嚢(せいのう)が、底無しの欲望に吸い取られた。急激にミイラ化する。
もはや射精なのか何なのか、わからなかった。
あっという間に干からびる。
もはや体は煮干しだ。
ストローとして使用された男根は、乾物と化した男の体で、唯一隆々と充している部位だ。そこから精汁も体液も何もかも吸い取られ、完全にミイラになった。
ころん……
生命が吸い尽くされた。
「ごっくん!!」
残り汁を嚥下(えんか)する。
口まわりを精液まみれにさせ、熱いチン○を生やした殺戮天使が、カワイイ笑顔を溌剌(はつらつ)とさせて、明るく元気に、のたまった――
「わかったでしょ! 悪い人たち! あんたたち 全員 死刑!!」
(つづく)