パワーエロスシリーズ

夏女昂情――妖教師肉純情

なつめこうじょう

ひんみり 作
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「夏と言えばセックスだよね」

晴天。初夏の爽やかな風がビーチを撫でる。
プライベートビーチのように人気がない。まるで南の島のようだ。
揺らめく陽光が祝福している。
美貌を。美体を。
横たわるグラマラスな肢体は、爆乳爆尻の女体育教師が、乳と尻に食い込むビキニを外そうとしている。
上の覆いが剥けてゆく。陽灼けした肢体から、白い生肌が露わになる。
褐色とのコントラストが、エロチックに、露出してゆく。
護られた部分が晒される。
決まり決まったポーズで、淫らな動きで、誘うようだ。
エロスの誘蛾灯であった。
「あぅうん……」
媚獣の喘ぎが自然と洩れる。
サンオイルとクリームを塗っていた美手が目的を逸走した。
美指は女性器に触れる。
デルタ地帯を、ビキニ薄布の上から割れ目を、牝指は妖しくネットリ捏ね繰り廻す。秘裂にメリ込む。
覆いの両脇から雌の煮汁が垂れてゆく。どうしようもなく愛液が溢れているのだ。
淫肉の荘厳だ。
危険なパワーに満ち満ちている。
「あぁああ……」
ハイトーンの美声を振り撒く。
濡れた乳首を弄りながら、直に爆乳を揉み潰し、禁断の肉体美は熱い吐息を洩らして、囁いた。

「もしも女子がふつうのオトコよりも強かったらどうなるかしら?」

傍らには少年がいた。
美しい男子生徒だった。
「オンナノコが強い?」
意識せぬまま、無意識に答えている。
気づくと美教師の傍らに居た。
それが自然とばかりに、運命であったかのように、ビーチに居たのだ。わからない。召還されたようだった。

「試してみる?ボク。わたしの身体で」

問いは純粋。微笑みは純潔であった。
矛盾するようであるが、聖母のような気品と清風に満ちている。
だが肉体は娼婦のものだった。エロスしている。
皮下を巡る紅血は美肌を輝かせ、女体育教師は、生命力を誇示していた。
淫肉の波濤、牝脂の彩り、揺蕩(たゆた)う脂肪の海は、秘密を隠す。
淫蕩なる貪婪、凄まじいメスの獣欲を――

潮風と水平線がユニゾンし、波音が砕ける夏浜に、舞う磯香に美髪を揺らし、情欲に悶える性教師は、少年に指図を、注文した。

「舌で舐めて、わたくしの身体を」
「いい肉よ。ステキなお肉よ。舐めて舐めて――」


だが、先に美肉に吸い付くものがいた。
彼女の肌に小さな針を刺したもの――
蚊。
モスキート。
彼女の血を吸った。
女教師は、小さき吸血生物が、皮膚から血を吸うのを、虫の挙動を、燃えるような瞳で、見つめた。
吸血虫の腹部は彼女の血液を吸って、赤く満ちてゆく。
蚊は膨れに膨れ、恍惚したように吸血を終えると、女教師の美腕から離れた。
ミリサイズのエクスタシーは、フラフラと飛行していたが、だが、次の刹那――
異様に腹部が赤光に輝き、虫の胴も腹も数倍に膨満し、膨れあがった奇怪奇態な化学反応が、官能の雷撃に震えたかと思うと、そいつは爆発した。
「果報者」
美唇が言った。
「キミもこうなるよ」
美貌は囁く。
「わたしの血は強いのよ」
「いえ、血液だけでなく、唾液も腸液も愛液も母乳もすべて強いの」
「ああなるのよ。わたしの体液を吸った者は」
「全身薬効美少女といったところかしら」

二十代と思わしき美人教師は、そう嘯くと、水着の下の覆いも外した。
性器とアナルが完全に露出した。
美体は全裸した。
牝の咥え込む穴が、輝いている。
熟れた大陰唇が、輝く小陰唇が、泣き濡れた膣口が、色鮮やかに盛り上がった陰核が、もの欲しそうに蠢いた。健康そのものだ。
下の唇が窄まる。
アヌスが腸液を浮かべる。
上の唇も窄める。
じゅぷっ…じゅぶっ…
健康的な音を発てて、媚肉は変態の挙動そのものだった。
素地は淫蕩だ。
セックスを求めている。
この淫肉教師はセックス兵器だ。この身体は性交の為に造られたセックスマシーンだ。しかも、とんでもない薬効を秘めている。
「血がそうさせるの。本能よ。叫んでる。貫いてって」
「今日は青姦日和」
「殺すつもりで突っ込んで。わたくしの穴に。もう驚異的よ。ぜんぶ応えてあげる」

悪戯っぽく無垢な童女のように微笑みは煌(きらめ)いた。
妖教師の美指が、蚊に吸われた部位に、紅班に軽く触れると、もう皮膚が妖しく蠢き、美肌は、張りと艶を取り戻す。
媚肉の措置だった。

「先生はマトモではありませんね」

人間離れした妖美女に少年は挑もうとしている。
爆乳爆尻の女体育教師に、キスをした。交戦と初陣は、初々しき交接は、舌が絡まった。
いきなりディープキス。美人教師に大量の唾液を流し込まれた。
「唾液よ」
「強壮作用があるわ。昂進するわよ」

「はうっ……!!!!」
真実だった。肉が燃えてゆく。肉が骨が内臓が変成してゆく。ギンギンに成ってゆくのが解った。ギシギシと音を発て、筋繊維が膨れに膨れ、少年は膨張する。肉体改造の魔法は、全身の筋肉に及んだ。
速筋も平滑筋も何もかも太くなってゆく。
変態美に心筋までが強まる。
熱い興奮に心臓が爆発しそうだ。
「アナルを舐めて」
「清潔よ。特別製のボディなの」

腸液を舐め弄った。舌で唇が埋めてゆく。
女教師のお尻は、神肉だった。
強化昂進中の少年は、女尻に夢中に顔面を埋めた。雌肉を舐める。
「肛門もいいけど乳首もね」
快楽の美挙は裸体を舐め昇った。
「母乳もね。強化薬よ」
巨大な乳首と乳輪が同時にぶくん!と勃ち尖る。女体育教師の立派過ぎる爆乳脂肪に、男子の指はズブリと沈み、美しき雌愛のファットを、媚熱のラードを、凄まじく捏ね繰り廻し玩具する。
「すごい、センセイはオトナのオモチャだ」
ぐちゅ…ぐちゅ…
「そうよ、舐め取って、昂奮するわ」
「ああ、吸うの、吸い取るの、大洪水よ」

びちゅ…ぐびゅ…ぶちゅ…
「センセイはすごい天然媚薬で催淫薬で強壮剤でボクの筋肉増強剤でウルトラハイパーナチュラルドラッグで……」
「ええ、そうよそうよ」
脂を浮かせた陰核は刺激されヨガり狂っている。女体は痴態痴情に染まってゆく。淫脂の孔が蕩ける。雌脂の塔が溶ける。愛され尽くす牝肉の溶解を、雄渾は窄まる痴感を往還した。

「そこで何をしている?」
人影が現れた。
男の声、ネオポリス警官だ。
未来都市の治安維持隊員に、女教師は厳に答えた。
「愛しあってます」
「教育です」

法と秩序は詰問する。
「全裸でか。裸ん坊でか。真っ昼間から公共のビーチで、乳繰り合っていると」
「ええ、太陽の下で、最高の性教育です。愛しい教え子にクンニられてます」
ぴちゃぴちゃ…くちゅくちゅ…
美女の下半身は活発な猥褻音を奏でる。熱く濡れた三角地帯は、肥沃な交接ボイスを噴出する。
「交尾だな」
「この国の法律の何に抵触?猥褻罪?軽犯罪?」
「全身猥褻罪だ」
「フレッシュな肉体を使った生活指導ですわ。いい訓練になります。たいへん重要な体育実習ですわ」
「汁まみれの、いやらしい運動だな」
「いいお尻でしょ。おっぱいがすてきよ。オトコたちに愛されるための器官よ」
啜る音が湧昇。
ちゅぱちゅぱ…じゅるじゅる…
「すげえ体だ。乳も尻もでけえ」
「ええ、天が造ったものよ。ステキな自然物。あなたも欲しくなりますわ。この素晴らしい体をね」
ぷるんっ…ぶるんっ…
ダイナミックな肉音を軋ませ、セクシーな乳尻が隆起する。毛穴ごと盛り上がる。
「うまそうだ、ああ、やりたくなってきた」
「お待ちなさい。ロハで見学できるだなんて、あなた果報者」
女教師の美手は、男子の頭髪を優しく弄い、プレイを再開した。
見せつける。輝きは魅せた。
ぬるり…ぐちゅにちゅ…ぬちゃり…
変態の躍動美を伴って、ナチュラルローションを随伴させ、肉体美が肉体美を貫き弄う愛の現場。

「エッチだ…やらしいぞ…すげえ…たまんねえ……」
未知の官能刺激は、未来警官の脳を白泥に変え、狂わすに足りた。

「待って。次はあなたの番――お待ちなさい」
生唾塗れの警官に、若い燕の歩みを停止させる女声の命令、女が男の脳にフリーズを命じた。
――エロスが溢れはじめた。
男と女のセックスの濡れ場は、肉体の嬌態は、愛欲が発展した。狂乱の美痴態は、狂育は凄まじくなる。
少年の赤銅色に筋肉膨れしたボディから、ミートボールと化した体躯に美巨根が撥ね挙がる。
ズンッ!!!
突き挙がった男性器は20センチに迫ろうとしている。幼児の腕ほどもあるサイズが、腹の付け根からスパルタンに勃起している。これがオスの魅力だとばかりに妖しく凄まじく男性美している。
ぬるぅ……どぷどぷっ!!
少年の巨大亀頭はカウパー氏液を、男の愛液を宙空に多量に噴湯した。
強靭なる巨大男性根がずぶり!と濡れ狂った牝孔を正直に貫く。
いやらしくピストンする。凄まじく男の尻が正常位で征服運動する。埋めた巨大男性器官が、のの字に使っている。雌肉の海を雄肉の櫂が漕ぐ。
女教師が、くの字にひん曲がり、快楽に泣き喚く。エクスタシーが強過ぎる。
少年が蕩ける牝壺を掻き廻す。天然淫具が駆使される。天然潤滑液が大量にブチ撒けられる。
淫指が両乳を揉み潰す。牝肉に愛撫が炎のように突っ走る。
牝をヨガらす動態だった。生命熱の運動が、二つの命が、生命が燃えヨガる。と、

「ああ…アアツッ…ああああッ――…ーーああっーー……」
ドドドバァアアアアアアッッ!!!!
大量の精を吐いた。
少年の男性器官は、彼にとって前代未聞の、異常なまでの精が出た。
精液の垂れる現場から、精量を吸い取る女膣の拘引は、中出しの意味を超えている。
子宮口がグン!と降下し、膣袋に接吻し熱いザーメンに口付けすると、精汁を恭しく舐め吸い、子宮粘膜が精液を嬉しく吸いまくっている。
彼女の秘密だ。
美貌は、女体美の微笑みは、女神の歓喜を露呈した。
筋肉美少年と化した男体から多量の精液を吸い取る。変態そのものであった。吸精の魔女妖女は――

どろぐばぁっ!!!ぐちゅびちゅぬるぬるっ…!!!
男子は吐精を終えて、太棹を抜き、美人の傍らに倒れる。
「オトコってイチコロよ。いっぱい出すとこーなるんだよね。うふふ」
少年は悶絶失神している。快楽失神だ。あまりにも大量の精を一度に出し過ぎたためだ。
精魂を抜かれ斃れた性戦士の休息。つかの間の――
美女は冷を復活し、美言を発した。

「来なさい」
女唇から放たれた美言が、未知のパワーを伴って警官男に激突し、フリーズ停止解除を命じると、バカアアァッ!!!ネオポリス男性警官は制服が下着ごと吹き飛び、破片は四方に粉雪のごとく舞い散った。
全裸と化した精悍ボディは超常の中を歩む。
女神に命じられるままに隷従し、青春が怒張し、精春がビルドアップし、肉根がスタンドアップし、マッスルがパンプアップする。
燃え盛る地獄の炎が天空に直噴し、天を焦がし、天上の歓びを地上に発散させる。
性義のヒーローは、美女の股を暴力的に割り、悩ましく濡れた牝秘裂に、屈強ポリスマンは雄々しき肉分身を、豪肉の性拳突きを、股間に挿入した。直截なストロークが檄する。だが、迎撃が襲った。押し寄せる牝肉襞の意志に、わずか数秒で、射精した。
「うふぅん」
どばばばびゅっ!!
精液が大量に出る。
「あはぁん」
ドンドン出た。
むぐぐぐぅぅ…
女尻が唸る。牝脂が奇怪なサウンドを発した。
どぴゅどぴゅどびゅどびゅッ!!!
次々発射する。連続射度は五度に達した。男は抜かされた。
「いやん」
美女教師の官能パワーが、男達の脳を完全支配した。
少年が再び目覚めた。エロスの戦線に復帰し、女教師の淫意志のままに、ぬるぬるの牝肛門を貫く。
ブスウウゥッッッ!!!!
媚汁塗れの二本挿し。昂ぶりのアナルが愛された。
どくんッ!!ぬちゅうッ!!

「いやっ! やめてっ! これ以上わたしをきもちよくしないで!」

美女は嘯いた。無論100%嘘であった。媚唇は満腔の快楽を望み、熱淫汁を噴き狂っている。
ビーチで絡み合う公開ベッドシーンが異常加熱する。二人の男が女唇が襲った。接吻。応じる雌唇から唾汁が供され、口汁は胸に腹に背に弾き零れる。
それが更に男性陣の肉体を異常強化してゆく。張り詰めてゆく。
男唇が豊乳を移動し、美巨乳が嬲り吸われ、愛される。炙られる。
柔らかな背脂が撓み、前方に膨れ狂った媚肉球が母乳を迫撃した。その乳汁噴射も男達を滋養強壮させる。
「いいわ!!イクっ!イっちゃう!」
ぶるんッ!!ぶるんッ!!
巨大乳首の躍動は満ち満ちてゆく。精を吸って吸い尽くし、女体美は更に満ちてゆく。満月のように膨満する。
「くる! くるわ!! レッツ・ファックよ!!!」
荘厳なる母乳を垂れ流し、愛液と腸液を噴き荒び、男と女の汁気が騒乱し、唾液が特濃媚汁となって舞い垂れる。
びちゅぅう!!ぶちゅぅう!!ぐちゅうっうぉっ!!
凄まじい肉体美の最終形態を、レッドゾーンに達した女尊は逞しい正義を奮わせ、ポリスマンが六発目を、スチューデントが二発目を、前と後で同時に大量射精した。
「あ゛ああ゛ああああッッ!!!!あ゛ふ!!あふっ!!ああぁうんぅあぁ!!」
ドバァアアアアアアッ!!!!どろぐばぁああああああっ!!!!!!
「いぃんあぅふわぁあふぅあう…いぃいい…おぉふあっ…あぁ…ぁ…ぅ…」
肉体性交は続いた。さらに女体美がくねると、七発目、三発目が放たれた。両雄の肉峰に媚獣教師のフェラチオが恍惚と吸着し、神のごとく拘引する。女尻が異能を魅せつけ、女乳が異妖に光り輝き、太腿も美肩も美背もスーパーセックスに燃えてゆく。貌に乳に尻に腹に白濁は次々飛んだ。幾重もの粘りを美肌に載せ、美手が悩ましい粘液を伸ばし弄い、凄絶なる濃艶は、双方に十六発の射精を命じた。
「はぁ…はあ…はあっ…はあぁ…はぁ…はぁ…あぁ…ああ…ぁ…」
自らが引き起こした肉の罪科に、牝獣は淫罰された。
じゅぶぢゅぶづぶじゅぶっ……
――だが、フィニッシュは続いた。インサートが連続し、フィニッシュにフィニッシュが激突し、肢体は激悦に咆哮した。エロスの立体運動を、グラマラスな立体駆動を繰り拡げ、淫肉の新体操は無辜のアクロバットに濡れ輝き、超健康エキスの生命汁を噴き狂い、濃密なる色香を湛えた媚ボディが、悩殺のポテンシャルを増してゆく。女神の情熱を浴びて、男体はムキムキに怒張し、益荒男する無敵の性神が露出した。
ぢゅぶぢゅぶぢゅぶうううううううう!!!!
超常の時間は官能した。地上に舞い降りた愛欲の美神は、悶える愛染明王の超顕現であった。



to be continued


14/8/30 UP 14/9/7 微修正

あとがき

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