パワーエロスシリーズ

超常女教師 名村超子――(2)授体の章

ちょうじょうおんなきょうし なむらちょうこ――(2)じゅたいのしょう

ひんぐるみりは 作
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休み時間となった。廊下へと出る。感じた。簡単には「力」が効かない生徒がいる。エスパーのようだ。そこで出会ったエスパー少女は、強烈なまでに殺気の強い不良少女であった。廊下で超能力少女と対峙する。

「力を使ってごらんなさい。」

思念で軽くそう意志を伝えた。
少女のつり上がった眼が、教師の胸の膨らみを睨んだ。教師の乳房に、少女の力が集中する。人の体に1000度近い熱が生じた。内から高熱を発する。乳汁が肉の中で沸騰してしまう。肉が一瞬にして沸き立ち煮え狂う。爆発的に気化した体成分が、高圧が人体の内側からかかる。強力な内圧に、凄まじい膨力に、おっぱいが弾けそうになる。女教師の顔に苦悶の表情が浮かんだ。

耐えた。

くう。

なかなかやるわね。

攻撃方法が陰湿で残忍だと思った。

「超能力を、サディスティックな暴力に使おうとするなんて、いけない子ね。」

むん!!

教師は中心体からバリアを張った。肉体の芯から侵入者の力を除いた。一瞬にして少女の力を跳ね返す。
先生には、力が効かない。超能力が通用しない。この程度の力では無理だ。持てるパワーが違った。超能力の質も量もパワーもまるで段違いだ。
うろたえるエスパー少女。自らの過信が崩れる。
そこへ、先生の優しい声。

「とってもトゲトゲとした病的な自我の持ち主ね。」
「病んだ心だわ。」
「そうなったのはね。あなたの身に積もり積もった不幸が原因なの。」
「来なさい。先生が癒してあげる。」
「あなたの魂を癒してあげる。」
「愛情をいっぱい、供給して、そして、」
「愛を・・・、いっぱい、注いで・・・、あげる・・・・・・、」


女教師の声には興奮があった。 その証拠に声が上わずっている。 すう、と、自らの上着に手がかかり、スーツの両襟が、ぐい、と開かれた。先生は下着を着けていない。ノーブラであった。
巨乳がこぼれ落ちた。 巨乳自らの肉の圧力に、ぷるん、と、盛りあがるようしにして、乳肉がせりあがってきた。スーツの下から巨乳が剥き出しになった。

「これはね、愛を与えるための器官なの。」 「母乳と共に愛情をも与えるのよ。」 「先生のね、この美しい双乳は、その為にあるの。」

二つの豐かな麗しき肉は、その頂点で、いきり勃った乳首を、ツンと上に向けていた。艶やかで、健康的で、うまそうな、肉の盛り上がりは、地球の引力と拮抗して、信じがたい官能のラインを、理想のカーブを描いていた。
その造形は奇跡だった。
その魅力に引きつけられるように、少女の唇は、すうと魅惑の先端をくわえた。
桃色に濡れ光る特大の肉のゼリービーンズ。吸った。すると肉の先端からミルクが出た。迸るようにして。先生の母乳であった。生暖かい生命の、栄養分がいっぱいの、飲み物であった。愛がいっぱいに詰まった飲み物であった。

ああ癒されてゆく。満たされてゆく。愛に、先生の愛に、体が、心が、溶かされてゆく。少女は、突如訪れた夢幻の境地に全てを預け、泥のように蕩ろけた。




(つづく)


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