パワーエロスシリーズ

超常女教師 名村超子――(4)融体の章

ちょうじょうおんなきょうし なむらちょうこ――(4)ゆうたいのしょう

ひんぐるみりは 作
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世界に静寂が訪れた。そこに聞こえる音は、風の音と、そして、肉塊少女の反省のすすり泣きだけ。妖異であった。学校上空、遙かな高みに、超能力女生徒と女教師、二人はいた。

先生の唇が動いた。 美しい紅い唇から言葉が漏れる。とろけそうな美声。

「いいことしてあげる。」

そう言った途端、教師のスーツの下で何かが動いた。何かが、もそもそと、スカートの下で蠢めいていた。ちょうど性器の辺りだ。そこが盛り上がった。内側から。女教師の体の一部が、変身しようとしている。みるみるうちに変貌してゆくもの。それは女教師の下半身自身だ。変形し、ずるずると肉が動き、まるで意志を持つ粘土のごとく流動し、その形を自在に夢魔的に変えてゆく。

肉厚な部分の下に潜んでいた小指の先ほどの陰核が、驚異的なサイズにまで膨れあがるのに、ほんの数秒もかからなかった。
そして盛りあがりは勃ちあがった。もっともっとと肥大化し岐立し尽してゆく。
太くなる。長くなる。教師のそれが、肉の頂へと姿を変えてゆくプロセスは、まるで男の勃起そのものであり、それをも超えていた。

数瞬の変身ののち、女教師のスーツの下から現れたもの。剛直であった。それはまぎれもなく男性器であった。 スカートの下から岐立する凄まじい巨根。美人女教師が堂々たる男性根を生やし、超絶的な大きさにまで勃起させたのだ!

下半身を男性化させた女教師が爽やかに微笑んだ。男のものを岐立させたまま、クルリと向きを変えた。肉塊の方へ、見せつけた。巨大な逸物の、その雄々しき姿を。巨大な亀頭部がギラギラと光って、天空から降り注ぐ陽の光を弾き返している。太陽の光に照り輝くその勇姿は、胸に届かんばかりに反り返りつつ、驚異的な健康美を誇っていた。太く、ずい、とひり出た巨大性器は、凄まじい迫力に満ちた、生命力の具現であった。

巨根の表皮には、太い血管が浮き上がり、うねくり、幹を伸ばし、枝分かれし、覆っている。一目見ただけで、恐るべき肉の武器であることが解る。それはどんな人間にも瞬時に理解できる。別格だ。これは人間のものではない。こんな凄すぎる性器は人間のものでは有り得ない。



女教師は、露になった素晴らしい逸物を、上下左右にぶるんぶるんと、得意げに振りまわしながら、こう言い放った。

「これも愛を与えるための器官よ。」
「ほうら、愛情が噴き出してきたわ!!」


言葉通り先端からは汁がしたたりはじめていた。カウパー氏液の放出であった。 まるで壊れた蛇口のように濡れてゆく。したたり落ちる雫に、先端がうるみ光っている。肉の鈴口を潤す汁は、みるみるうちに滲み沁みだし、溢れ、こぼれた。

「ふわあ」

愛の雫であった。愛の雫の暴噴であった。そして──、


女教師は、おのれの性器を、肉塊の性器らしき裂部へと当てた。元生徒だった者の肉の裂け目へ突き当てた。汁まみれのそれを、興奮のまま、こすった。

あおっっ!!

反応があった。肉が肉に応じた。肉塊と化した生徒が、あてがったものに反応した。軟らかい肉が、硬い肉に、敏感に反応し、震えていた。

だが、先生の分身は、更に剛性を帯びつつあった。パワーに漲っていく巨大性器。女教師のものは更に硬く、無慈悲なまでに漲っていき、その漲りは頂点へと達しようとしていた。

ああああ!!!!

そして、雅なものは、晴れやかな空の下、怒張の奇跡と化した。
興奮の極で女教師は、

「いくわよ。」

と、艷然と宣言した。そして、貫いた。

ずぶう!!!!


めりこんだ。肉の中に。優しさというよりも、美しさというよりも、パワープレイであった。先生の力強い超絶であった。華麗なスーパーセックスであった。腰を使う。リズミカルに。女のツボを心得ている。女だから知り尽くしている。得体の知れない汁が肉塊表面から滲み出てくる。沁み出してくるもの。これは涙などではない。ぬるぬるとした汁だ。これは愛液だ。

「うれしいじゃないの。」

教師に満面の笑顔が溢れる。女教師は若き牝肉の中を抉りまくった。硬く張ったカリが少女の柔肉を抉りとる。もたらされる凄まじい刺激は肉塊少女の中枢を直撃していた。


「はあはあはあはあはあはあ!!!!」

肉塊と化した少女は、昂ぶっている。身悶えしている。よがっている。先生も興奮していた。先生の脳裏に、生徒からの声が聞こえてきた。テレパシーであった。理性を失いかかっている生徒からの最後の問いであった。



どこへ、ゆくの?
わたし、どこへ、ゆくの?


さあてね とりあえず お死に
そんでもって来世になりなさい!!



射精した。たっぷりと注いだ。濃い汁を。白くて、どろりとした汁を。牝肉の中に。

若い牝汁が充詰まった肉袋の中に、女教師は熱くたっぷりとぶち撒けたのである。爆発するかのように、それは爆ぜた。

遙かな高みで、高度10万メートルという高空で、女教師が生徒を犯した。

愛と満足とでいっぱいだった。女教師は満たされていた。肉塊化していた生徒は、物理的にも満たされていた。体内は白い液でいっぱいだった。愛液と精液とに溢れかえっていた。女教師は満足を覚え、離れた。

ズブズブズブッウッ!!!!

性器が性器から離れる際の、柔肉から極太を抜き取る音。汁が外界へ、この世界へと、大量に飛び散る。巨根にまとわりついていた大量の性汁が、愛液と精液とカウパー氏液との三種の混合液が、エロスの天然カクテルが、空気中に、地球の大気へ大量にバラ撒かれる。空に蒔かれる性汁。それは陽の光を美しくキラキラと乱反射しながら、無数の雫となって、大地へと降り注いだ。

痙攣しながら、震え、激しく息づく肉塊に、余韻がいまだ醒め止まぬ球状肉に、先生は、掌をかざし、そして、肉塊へと触れる。

優しく、ピタリと吸いつくように、やわらかい手が、肉塊少女の体に触れた。 そして、掌から光が放たれた。
激光。
両者の体は、稲妻のように光輝く。白い光に包まれる二人。

吸い取る。生命エネルギーを吸収する。少女に注いでいたエネルギーの、肉塊化するまでに少女の中に溢れかえっていたエナジーを、両掌から回収する。若き女教師は、少女に与えたていたものを再び我が身に再吸収した。
ファンタスティックな数瞬が過ぎ、光が鎮まると、肉塊は、元の少女の体へと戻っていた。己が姿へと還った少女は、ぐったりしている。凄まじく激烈な責めに、身も心も精神も肉体もどうかしていた。精神は、人格は、既に死んでいた。廃人と化していた。
「ちょっと、ハード過ぎたかな?」
女教師は、生徒を抱きかかえ、その唇に優しく口づけをした。



その数時間後、少女の脳神経系をも修復し、人格を再構成させ地上へと戻した。
賢く穏やかな性格の少女へと生まれ変わっていることに、級友たちは一様に驚くのだった――。




(つづく)


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