Q&Aのコーナー (2007/5/24)

個人サイトによくみられる自問自答コーナーを作っちゃいました。
作者・作品に関心が湧いた奇特な人向け。まー、広い心でご覧ください。
長いものは一行目が要旨です。



Q:

なぜこのようなイラストを?

A:

自家消費の必要があった為です。快楽原則が標準から大幅に外れていたからです。
AVは借りて見たことがありません。


Q:

鼻の穴が無いようですが?

A:

はい、ありません。口呼吸です。


Q:

リアリティや現実感がまるで無いのだが?

A:

はい、ありません。ウ○コもシ○コもしません。生理もありません。社会派な作品は他の作家に求めてください。



Q:

シロマサの亜流じゃないか。フォロワーじゃないか。オリジナリティはあるのか。

A:

はい、意図的にそうなりたくてそうなりました。シロマサ系デフォルメ女体に脳を呪われた者です。塗りもシロマサ系です。御大とは比べないでください。辛いです。



ただ、当方、かなりのひねくれ者故、オリジナリティはあると脳天気にも思っています。また学習能力が非常に低く、たいして先人に学べてません。イラストは泥縄的に作成することも多いです。原画を描けば、あれもできない、これもできないと、痛感させられます。

あと当方はシロマサ的フィットネス女体 or プレイメイト女体より、もう少しむっちり系、お尻は大きく、顔はちとダサめが好みですなあ。




Q:

ボディビルのことをバカにしているのではないか?

A:

憧れの対象として描いてます。美しいものとして。ビジュアルインパクトの強さ、単純に力強さ、絵としてのストレートなわかりわすさの魅力。

作画上は線の引き加減ひとつで、カンタンに筋量を増やせますが(絵としての写実的実在感、説得力の有無は別にして)、現実の筋肉は、ストイズムと計画性、頭が良くないと筋量はつけられません。

負荷で筋繊維を意図的に破壊し、それを修復させ太くする、このサイクルを繰返すことで筋肥大を達成するそうで、実にタナトスの入った競技・趣味だとおもいます。
コンテスト前の脂肪を落とす減量も(近年まで知らなかった)中世の修行僧のようです。


少女の体に凄い筋量というのは、最初から特異体質でもない限り、筋量が育たない為、ありえません。
しかしその特異体質はなんと!現実に存在しうるもの。以前に、筋肉質な牛を造ることに成功したというニュースがあり、その写真を見て衝撃を受けました。動物の筋肉増大に関する遺伝子を意図的に操作し、放っておいてもムキムキの、まさにボディビルダーのような体の異様な牛に。

畜産なので肉量増大が目的ですが、結果は実にビジュアルショック。倫理を無視してヒトにもこれを施せば、筋肉少女も技術原理的には可能? しかし豊かな乳尻と超低脂肪な筋肉ボディとの両立が困難という次なる美の壁が待ちうけています。

しかしスポーツ選手には有利そうな技術。密かに使われているのか??


現実の困難に比べれば比較的手軽に、不可能なものを視覚化できるのが絵描きの喜びです。



Q:

どうやって作画しているのか?

A:

紙の上に次に引くべき白い線が見えます。それに従ってなぞってゆけばできあがります。カンタンです。
ただ見えないとタイヘンです。故に調子に左右されます。細部積み上げ方式です。

着色作業も似たようなものです。試行錯誤の結果、泥縄式トライ&エラーの結果、できます。



Q:

マンガイラストにしては目が小さいのでは?

A:

ある程度のリアルさを残した、現実離れしすぎないものの方が好みだから。
自分ではあっさりとしたアクの少ない淡白な絵柄だと思っていて、食わず嫌いは少ないかなあと楽観してたけど、はたしてどうだろう? 流行りの萌えキャラではないと思う。外れている。大幅に。




Q:

絵が歪んでいるのではないか?

A:

実はけっこう歪みが激しい。乱視のため作画中は気がつかず、制作中は正しいように見えるので厄介。



Q:

体毛が無いのは不自然でおかしい。

A:

念入りに処理してあるか、もしくは生まれついての体質です。
当方は、無毛無臭、ツルツル、ぬるぬるテカテカ系が大好きなんで、体毛描写は他の絵師の方にお願いします。結構描かれている方も多いし。



Q:

作者は頭がおかしいのではないか?

A:

キちゃった(死語かな)ものが描きたいという青年特有のとんがった(死語かな)情熱。

キているもの(死語かな)が作りたい。
キてからイッちゃった。向かって来たけど、アッという間に通り過ぎて、今はもう後姿の……、そんなあの人になりたい。……て、何人ついてきてくれるのやら。

ほんとに狂っているんじゃないかと思われたらヤダな。……しょうがないか、内容が内容なだけに。でもほんとに狂っている人にはリアル系の絵は描けないと思うよ。



Q:

反省しろ! 自己批判しろ!

A:

キャラのポーズの演技の未熟さ。全体の演出の下手さ。
プロは上手いなあ。



Q:

公開する気になったのは?

A:

ある水準をなんとか越えたと思ったから。
あちこち不正確に思えて、なかなか完全には満足できない。完璧主義者じゃないと、こんなものを作ろうとは思わないだろう。写実系の絵は、細かいところまで気にする、ある種の神経症的性格の産物だと思う。



Q:

フェチの趣向がバラバラなのでは?

A:

一見バラバラのようですが、超人的なものが好き。というので一線揃っています。
現実を超えたもの。肉体の超常現象。



Q:

イラストにおける情熱は?

A:

(ファンタジーな牝の良い)匂いがしてきそうな、実在感のある絵が描きたい。
創造すること、全能感を部分的にせよ満たしたいという願い。



Q:

なぜこんな奇矯な絵を描くのですか。

A:

女性性への淡い復讐心。



Q:

あなたにとって絵とは何ですか。

A:

情報の遊戯。




Q:

ホームページ作成にあたり心がけていることは?

A:

当ホームページでは、若者にありがちなうっとうしい自分語り、青い自己主張、メッセージ性は、可能な限りゼロにすることを心がけています。
「自分のことを大きくみせない」が規準です。
その方針にしたがって、自分語りの要素はここのカテゴリーに集約してみました。




Q:

「ひんぐるみりは」とはどういう意味だ?

A:

その問いには答えられない。


Q:

いいから答えろ!知っていることを吐け!

A:

ヒングルとは古代アッシリア語で「神聖な」、ミリハは古代サンスクリット語でミリーハ、「光波」を意味し、全体で聖なる光の波という意味です。


Q:

ほんとうかい? デタラメを言っているんじゃないのかい? なぜ古代メソポタミアの言葉とインドの言葉とが合わせられるんだ? ヘンじゃないの?

A:

800ヨタワットとかいう設定のアニメもあることだし、別にいいじゃないの。



………… え〜〜〜〜 上記の答はオールウソ。ほんとのことをいいますと、ヨーロッパを走る新幹線「タリス(THALYS)」とまったく同じ意味です。また「コダック(Kodak)」とも同じ意味。もっと言うと世界中にいっぱいある言葉と同じ。ようするに意味がゼロなんですね。意味が無いんですわ。
「ひんぐるみりは!」「ふんぐるみりは!」っていう対のあえぎ声として思いついたんですよね。けど案外エロ小説内では使いにくい…………




以上です。 と思いましたが、付け足し。


 

Q:

作成時のサイズは?

A:

ほとんどの絵が展示サイズの縦横長さキッチリ四倍です。一部は三倍くらいだったり、五倍くらいだったりします。
B5、350dpiで印刷できるよう作成しているつもりです。印刷する機会が作れるかな? 思案検討中。




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