ふたなりバイオレンスもの

激殺!ふたなりスーパーガール――(3)ふたなりハルマゲドン

げきさつ!ふたなりすーぱーがーる――(3)ふたなりはるまげどん

ひんみり 作
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「悪魔め……死神め バケモノめが!
おのれの圧倒的な力に頼り、卑怯だぞ! 我々と同じレベルに降りて戦えっ!」


ボスの腹心のボディガードの直訴だ。抗議だ。数少ない正気の残存者だ。
「わかったわ!
ほ〜ら、スモールサイズのわたしだよ。ハンデつけたげる!」

スーパーガールはミニサイズに身体縮小。
パチンコ玉大から、さらに小さくなり、スモールサイズ、BB弾ほどの小人になる。はしゃいでいる。うれしそうに盛んに手を振る。
「おお!!」
油断している。
『長靴をはいた猫』に出てくる魔王の油断に近い。
知恵者の猫に、「ネズミには変身出来ないでしょう」と挑発され、あっさりと変身してしまい、猫に食い殺されてしまったバカな魔王と、同種の驕(おご)りだ。
ボロが出た。
チャンスだ。
ドンッ!
踏み潰した。
殺した!
スーパーガールを殺った!
抹殺に成功したぞ!


足裏に、痛みがあった。靴裏から何かが飛び込んだ。足の中を痛覚が走る。肉の中を駆け上がる。
光の玉、未知の痛点が、体内に超高速の矢となって入った。
それは戦慄の機動。
体内を飛ぶ死のダンス。
魔法の弾丸と化した。
「ひい!ひい!」
猛々しいモノに、貫かれる。何度も何重にも、内臓を、骨を、切り刻まれる。穴だらけにされる。
内部からの容赦無き破壊行為に、ぶるぶると震え、爆発しそうな男の体。

腹腔内から美声がした。
「どお? 殺しそこねたみたいね!
スーパーガールの体がそう簡単に潰れる訳無いでしょ! 鋼鉄の体なんだから!
で、中で大きくなったらどうなるのかな?」

パーン!
破裂した。
ボロボロの男の体をぶち破って現れた美少女。腸をまとって、ミンチを頭からかぶった、気の狂った肉屋のような姿だ。
「なるへそ ナカから元の体に急成長しちゃうと、こうなっちゃうんだ〜」
腱やらチン○やら皮膚の残存物やらを取ると、言い放った。

「ミクロサイズになったって、負けやしないわよ! あんたたちレベルにならね!!」

ん? マフィアの生き残りたちは、あまり話を聞いていない。
狂気に呪われた者たちは、超強化ガラスをイスでガンガン叩いている。
超高層ビルから飛び降りようとする自殺行為だが、惨殺されるぐらいなら、死んだほうがましだと、盲目的行動だ。
が、割ろうとするが割れない。水族館の巨大水槽のごとき、ブ厚いガラス板なのだ。彼等の最後の希望をはばむ。自慢の防御設備が、皮肉な結果になる。
地獄の遊戯場から逃れるすべが無い。

「何やってんのよ!」
死体のふとももに指をスボ!と突っ込む。肉を破砕し、白い棒状の物を取り出す。
大腿骨を、もぎつかみ、ぶん投げた。
肉片を撒き散らしながら、マッハの飛翔、矢となって男の背に突き刺さった。
仲間の骨で死亡した。

「大人しく待ってなさい! うるさく騒いだら、即、ぶっ殺すわよ!!」

ひいひい泣き叫ぶマフィア一名、ボス直衛のボディガードだ。その足首を掴まえ、引き寄せる。股間に、金棒のような、巨根を突き付ける。
狙っている。まさか男を掘る気か?

「犯したげる!! アナル以外をね! 無理だと思うでしょ? でも掘ったりなんかしないわ! だってわたしはオスの体だって自在に造り変えて犯せちゃうんだから!! すごいでしょ!!」
超パワーで、人体改造の超能力で、股間のあたり、ややズレた位置に、穴をひとつ造る。
膣腔状の凹部を急形成する。
ずん!と突き挿した。
一気に射精に達する。
精液の怒涛。
突沸する。
もう熱波だ。
この勢いに、急ごしらえの肉腔はすぐに破れてしまった。巨大な肉根に体腔を直接擦られる。ガマン汁が体腹の中に射出される。もうそれだけで、膨れあがって、体腔中から、穴という穴から、透明な粘汁がぴゅうぴゅう噴き漏れている。
先走る汁だけで、早漏した精液だけで、この破壊力だ。
「えへへ 本気汁カモン!! いくよっ!!」
人体は怒ったフグみたいに、ブクブクに膨れあがる。
口から精液を漏らし、鼻から、耳、目が破れて、白汁を噴き上げた。
勢いは止まらない!
圧力に、男の頭が吹き飛んだ。爆発した。
首から、暴噴している。胸から、尻穴から、暴出している。
後には、白い粘液――精液にまみれた肉屑ができる。

怪力がボディガードの死体を放り投げた。
激突。壁が崩れ落ち、秘密の隠し扉が、隠し部屋への入口が現れた。


「そう、ここに秘密のお部屋があるのよね。」

ドアを蹴り飛ばす。
中でボスが震えていた。恐怖に痙攣している。
なんとボスは女であった。恰幅(かっぷく)のいい壮女だ。
「あんたがボスで、カシラで、ヘッドで、司令官? あら意外。メスなの?
ふーん 穴つくんなくていいわね! うれしい! 即、挿れられるわ!」


机下のボタンを狂ったように押している。
「うふふ、ムダムダぁ〜 逃げるのは無理よ。後ろの緊急脱出用の秘密エレベーター、全然動かないでしょ。わたしが壊しといたの。来る途中に、電気ケーブルにおもいきり電撃して、モーターも制御盤もジュッ!と焼いちゃったわ!」
脱出不能を知らされ、絶望する女ボス。
その脳内をさっと読み取る。
「あらあら華麗な経歴ですこと。女悪党で、盗賊で、詐欺師? ホント極悪人ね。人殺しだって何だってする女狐サン? 過去は悪事でいっぱいね!
わたしは女だって悪党には容赦しないわよ! わかる? 姦り殺してあげる!!
よお〜く性器を濡らしなさい! わたしのおチン○は特別デカいんだからねッ!」

マ○コに突き挿れた。
壮大な肉の塊が、燃えるように熱い鉄柱が、入ってくる。太い。溶けそうだ。
「裁いたげる! 熱い打ち首獄門射精を 十二分に味わいなさいっ!!」

死ぬほど死ぬ。いや死ぬ、死ぬしかない。
選択肢ゼロ。
イキまくった。
快楽は宇宙だった。壮麗だった。
発狂し、失神し、覚醒し、多重に快楽は、ボディを塗り潰してゆく。未知レベルの喜び。絶対超領域での歓喜。超々激烈な神仙級の知覚の爆発――
「ひぃいいぃい!」
壮年女体は若返る!回春する! 肌が!肌が! 赤子のように、潤いまくり、美貌と見事な美体が誕生した。
スーパーチン○ガールのカウパー氏液と精液は、人知を超越した美容液だったのだ!
だが――
女肉は、超ミス・ユニバース級の健康美を、数秒しか維持できなかった。急激に膨れあがり、ボコボコと怒りの肉塊になったのだ。
「おらおらおらおらおらッ!!!」
「ぽう!ぐぽおおおおおおおおお!!!!!!はぎゃああああああAAAAAAAA!!!!!!!」
透明に見えるほど激しく高速で腰を振った。性力が突いた。
「セイヤッ!!!」
気合一喝。
淫らに膨れあがって爆発した。
射精の勢いが凄過ぎた。
量も速度も、人の耐えうる限度を軽々超えていた。女肉を吹き飛ばし、白い精液が壊れた消火栓のように噴きあげる。
肉片が飛び散り、激流は天井に激突した。
滝のように降り注ぎ、床一面がプールのようになってゆく。
狭い室内に溢れまくった。
一気呵成(いっきかせい)に暴出した精汁は、床から、一気に膝下、足上まで達した。
白濁の熱液は大洪水し、狭い出口から、大広間に向かって流出する。津波となって生者にも死者にも襲いかかる。生存者は溺れた。死体は浮き沈みして、ドッと流れてゆく。


壁をぶち破って、惨劇を引き起こした者が現れる。隆々とペニスを勃起させて、ぷるん!とさせる。
まったく萎え知らずだ。太棹はデコボコと瘤を造り、バキバキに脈走っている。これほど抜きまくっても、なおビンビンに硬隆しているのだ。
豊かな双乳が、別の生き物みたいに淫らに飛び跳ね、揺れ踊っている。いや、全身の淫肉がぶるんぶるん音を発てて、神々しく、弾みまくっていた。

「誰ひとり逃げられないわ! みんな死ぬのよ! この熱血チン○でね!!」

悲惨な状況といえた。

止メテクレ……モウ許シテクレ……

死にかけの脳から垂れ漏れるマフィアたちの残存思念。それに答えた。

「ん? だって殺戮ってイケナイことだけど、本質的に気持ちいいでしょ? あんたたちもそうだったでしょ?」
正直過ぎるほどに、超人娘は、ずばり言った。

さらに、やや楽しそうに、語りかける。瀕死の男どもに。

「あんたたちって人殺してナンボの商売でしょ。法を破って好き勝手に殺る以上は、自分たちも好きに殺られても文句無しよ!
同じように殺られっこされても、それが暴力に生きる無法者のルールよ!
なのに、わたしに順法しなさいって?! いまさら法に守られたいなんて、なんておめでたいのかしら!!
たとえどんなに超越的な存在が現れたとしても、人として誇らしく最後まで戦いなさい!!

セックスと殺しの権化となった超神のフタナリ裸女が、雷のような大声で、ハードボイルドな哲学を宣言する。その神意にも近い命令が、彼等の痴脳にしみたのか……

突っ込んできた。ぼろぼろの体で、マシンガン、ライフルを乱射しながら。
「うれしい…… じゃ、わたしも本気出すね!!」


強化ガラスを突き破って外へ―― あれほどマフィアたちの脱出を拒み続けていた分厚いガラス壁を、あっさりとぶち破り――
慈悲と慈愛に満ちた殺戮美体は――
大きなる。
小さくなる。
膨体 縮体 を繰り返し、
膨縮自在の超ボディは、飛びながら、攻撃ヘリみたいだ。
でっかいのか、ちいさいのか、よくわからない。揺れている。
熱い流れ。圧倒的な衝動と欲望。制御不能の性欲、破壊欲――
これも自然なのだ。
自然と本能の発露だ。
覆い隠していた黒くて淫らな、たまらない塊が、たくましい欲情が、油に濡れたようなエロスの魂が、水中に一度沈んだ浮きのように、ボコン!と、勢いよく飛び出てくる。

理性を消失させて、あとは本能のままに、極限的に射精した。
最高の美裸体から生えた、バルカン砲のような超巨根で、殺戮の本能、攻撃本能を全開にさせて、大量の精液を、そこに叩き込んだ。
肉がミンチになってゆく音。
骨ごと砕かれ、擦り潰されてゆく音。爆音。

出る出る。
いっぱい出る。


潰れる!潰れる!潰してゆく!
暴力が暴力を呼び、破壊が次の破壊を起こす。
肉も構造物も、ぐちゃぐちゃになり、鉄とコンクリートの肉片とが、祭で炸裂する大量の爆竹のように、粉砕、破砕されて、飛び散って、灼熱官能のミキサーは、言語を絶した壮絶な地獄のアトラクションとなって、その破壊の光景は娘を奮わせた――

超々上級の、最高級のエクスタシーが、熱く激しく肉体に満ち満ちる。

神レベルのスーパー大量射精。
官能の塊と化したスーパーチン○ガールの、スーパーファイナルな超射精。
ビルの最上階を吹き飛ばした。
威力と圧倒。
湯のように熱い精液の大洪水は、摩天楼に炸裂したミニレベルのハルマゲドンであった。
滝のようなザーメンの熱粘液流が、床が抜ける限界ギリギリ大量の、雪崩れみたいに、四方八方へ、濃いナイアガラ瀑布か、精液のビクトリア大滝となって、凄まじい匂いを街中に撒き散らしながら、性にして聖なるパワーが、怒涛のごとく都市にあふれた。それは人界の罪と汚れを洗い流す、洗礼であった。

ああん!!きもちいい〜〜

たゆたっていた――
超無倫理な絶倫モードから、意識と理性が戻ってくる……
うんん……
甦った。多少の自制心と常識が。


この勢いのまま射精しまくり、ビル一棟を丸ごと破壊し、街をワンブロックほど破壊したかったが、一般の人々も居住しているので、それはガマンした。
それにこれ以上やったら、どっちが悪だか、わかんなくなってしまう。

いや、すでに、あとでお掃除するのが大変なくらい、街中にザーメンを溢れさせちゃったケド……
でもきっと、きもちのいいことが好きなのだ。

「だいぶスッキリしたよ……
んでも、わたしのタマタマは、まだまだセーエキ出せるんだけどなあ〜」

自手で、ぐにゅぐにゅ揉む。反発する感触!
「ひゃうんッ!!」
軽く欲情してしまう。
出したばっかりだというのに……
ほんとゴリッとしている。
もう溜まっているみたいだ。

「わたしの射精の限度ってどこにあるんだろ? きっと無限に出ちゃうんだろうナ〜〜」

ビルの下では、深夜に突然起こったビル頂部の大破壊と、路上に謎の白濁粘液が大洪水している不可思議な異常現象に、市民たちがわらわらと集まってきた。
あらあら、わたしが大量放出したスペルマに足をとられて、溺れている住人がいるわ。そっちのほうの救出は……メンドウ…… ゴメンね 警察消防の人たちに任せようっと……

「ふう〜 今日はここまで! わたしのお掃除は完了よ!! あとはヨロシクね〜」

精液の匂いをプンプンさせて、はた迷惑な、正義の実力行使、エロスの武力行使、超ド級の仕置きを、神話レベルの凄絶なお仕置きを終えると、空のかなたへと飛び去った。





end



08/4/23 UP

あとがき

feti index

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